自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

大きくても・・・オオイヌタデ

2007-09-25 21:10:00 | お散歩
オオイヌタデ[大犬蓼](タデ科)
道端や荒地に生える1年草。茎は高さ80~200cm、6~11月、枝先に長さ3~7cmの穂状花序を出し、淡紫紅色~白色の花を多数密につけます。
葉は披針形で、先は長くとがります。葉の側脈が20~30対と多いのが特徴だそうです。
イヌタデに似て大型であることからこの名がついたそうですが、やはり役に立たないタデなのでしょうか。
先日載せた、メリケンガヤツリと同じ土手に咲いていました。オオイヌタデの方が花が白いので、目立っていたようです。。。。。

9月中旬 大和市内にて 
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コブシも実る・・・

2007-09-24 18:24:00 | お散歩
コブシ[辛夷](モクレン科)
山野に生える落葉高木。葉は互生し、広倒卵形で全縁。花の下に若葉が1個つきます。
春に白い花を咲かせますが、果実は秋に熟して、裂けて朱色の種子をぶら下げます。今は、裂けはじめて種子がのぞきはじめたところです。
庭木や街路樹としてよく目にしますが、これも公園に植えられていたものです。

近所の雑木林に大きなコブシの木がありますが、宅地開発などで周りの雑木林が失われる中、いつまで春の訪れを告げる花を咲かせてくれるでしょうか。

9月中旬 大和市内にて 
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ボロが咲く・・・ダンドボロギク

2007-09-22 15:36:00 | お散歩
ダンドボロギク[段戸襤褸菊](キク科)

北アメリカ原産の1年草で、空き地や荒れ地、山林などに生えます。
茎は高さ30~100cm、茎上部に円錐花序を出し、筒状花からなる頭花を多数上向きにつけます。愛知県の段戸山で発見されたことからこの名がつけられたそうです。段戸山が何処にあるのかわかりませんが、今では各地に帰化しているようです。
以前載せたノボロギク同様に、白い冠毛をボロ(古い布)に例えたのでしょう。
ボロギク(サワギク)といい、ノボロギクといい、花はぜんぜん違うのに、名前は似ていますね。

9月中旬 横浜市内にて 
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水辺に帰化して・・・メリケンガヤツリ

2007-09-21 17:50:00 | お散歩
メリケンガヤツリ(カヤツリグサ科)

熱帯アメリカ原産の多年草で、高さは30~100cm。日当たりが良く、土壌の湿った所を好み、畑や川原、湿地などに生えます。
繁殖力が強く水辺を中心に分布を拡大しているため、在来の湿性植物との競合・駆逐のおそれが大きいということで、「要注意外来生物リスト」に載っています。神奈川県では、1980年代に定着が確認されたそうです。
この場所は、コンクリートの護岸をやめて、わざわざ昔の風景に復元した所なのですが、水辺に生える植物までは、復元できなかったようです・・・・・

9月中旬 大和市内にて 
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ひっつき虫・・・コセンダングサ

2007-09-20 22:02:00 | お散歩
コセンダングサ[小栴檀草](キク科)

荒れ地や河原などに生える1年草で、高さ50~100㎝。上部の枝先に頭花をつけます。
コセンダングサは、ふつう黄色い筒状花をつけ、舌状花はないとされています。去年載せた、コセンダングサの変種といわれるコシロノセンダングサには、白い舌状花がつきます。

花が終わったところですね。
これを採って自分の服につけたり、友達に投げてくっつけたりして遊んだ記憶があります。

厄介者のひっつき虫です。
写真を撮るのに夢中になって、うっかり近づくとひどい目に遭います。
これから、いろいろなひっつき虫が登場する季節です。
どんな仕組みでひっつくのか、比べてみるのも面白いですね。
9月中旬 大和市内にて 
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