自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

畑にて・・・クルマバザクロソウ

2008-08-26 19:01:00 | お散歩
クルマバザクロソウ[車葉柘榴草]
(ザクロソウ科)

市街地や畑に生える、熱帯アメリカ原産の1年草。茎には節があり横に広がり、節ごとに4~7個の葉が偽輪生します。7~9月、葉のわきから花序を出します。白く花弁状に見えるのは蕚片で、3本の脈があります。
よく似たザクロソウは、蕚片の脈が1本で、花柄を長く伸ばし、集散花序をつけるそうです。
このクルマバザクロソウは、畑の1角で勢いよく生えていました。近所の公園でも見かけますが、そこではこじんまりと生えています。やはり、畑の土はいいのでしょうね。

8月中旬 横浜市内にて 
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絡まりあって・・・

2008-08-25 23:56:00 | お散歩
今年も境川の土手のフェンスに絡まるヤブガラシが、こんな果実を実らせました。この辺りは、両岸ともヤブガラシが実ります。でも、全ての株が実るわけではないようで、所々実らない株も見られます。
このヤブガラシには、ヘクソカズラが絡まって生えていて、花を咲かせていました。どちらもこの川沿いで、今よく見かける植物です。
8月中旬 大和市内にて 
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オレンジ色のにくい奴・・・キツネノカミソリ

2008-08-24 18:11:00 | お散歩
キツネノカミソリ[狐の剃刀]
(ユリ科)

山野に生える多年草。葉は長さ30~40cmの広披針形で、花期には枯れてありません。8~9月、高さ30~50cmの花茎を出し、先に6個の花被片からなる黄赤色のこんな花を咲かせます。雄蕊は花被片の長さとほぼ同じで、花被から突き出ません。
近所の神社の境内で、毎年8月になると咲き始めます。花が盛りになると境内の一角がオレンジ色に染まり、とても見事な風景です。
この場所ならば、この先もずっと咲き続けてくれることでしょう・・・・・

8月中旬 大和市内にて 
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ここにもイヌが・・・イヌゴマ

2008-08-23 19:58:00 | お散歩
イヌゴマ[犬胡麻](シソ科)
山野の湿地などに生える多年草。
茎は方形で下向きに刺が生えます。葉は鋸歯のある披針形で、表面にはしわがあり、裏面はざらつきます。
7~8月、茎先端に花穂を出し、下唇が3裂する淡紅色の唇形花を数段輪生させます。蕚は緑色~赤褐色で5裂します。
このイヌゴマは、田んぼの畦に生えていました。高さ40~70cmになるそうですが、この株も70cm近くあったでしょうか。
シソ科の草を見つけると、つい葉を揉んで匂いを確認してしまいますが、イヌゴマは匂いを感じませんでした。
果実がゴマに似ているが、役に立たないことからこの名がついたそうですが、ゴマとは分類学的に関係はありません。チョロギダマシという別名もあるそうです。
8月上旬 横浜市内にて 
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刈られずに咲け・・・ウマノスズクサ

2008-08-22 18:32:00 | お散歩
ウマノスズクサ[馬の鈴草]
(ウマノスズクサ科)

去年、境川のフェンスに絡み付いて咲く、ウマノスズクサに出会いました。
果実が生っているか確認するため、再度訪れてみると草刈にあってしまったようで、その姿を見ることができませんでした。今年は別の場所で、道路わきの草むらに咲くウマノスズクサに出会いました。

長く筒状に伸びる花、ウマノスズクサには花弁はなく、これは蕚です。
この奥にある雄しべと雌しべは、外からは覗くことはできないようです。
ウマノスズクサは、ジャコウアゲハの幼虫の食草です。葉の裏なども確認してみましたが、ここにはいないようでした。
今年は、花の後も確認できるかな。
8月上旬 横浜市内にて 
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