小さな花咲く・・・アオツヅラフジ

アオツヅラフジ[青葛藤]（ツヅラフジ科）
道端のフェンスに絡みついていた蔓に、こんな小さな花が咲いていました。
以前うまく撮ることのできなかったアオツヅラフジの花です。これは雄花のようですね。
この葉は３裂していますが、全縁の葉をつけることもあります。全縁の葉を見慣れていると、同じ植物とはすぐに分からないかもしれませんね。
今度は雌花も探してみます・・・・・

アオツヅラフジの実

６月中旬　横浜市内にて　

秋とつくのに・・・アキノタムラソウ

アキノタムラソウ[秋の田村草]（シソ科）
いつもは７月になってから花を見ていたような気がするアキノタムラソウ･･･林の中でもう咲き始めていました。今回は葉の様子も入れようと思って撮ったのですが、上のほうが切れてしまいました。
花期が長く、秋にも花は見られますが、梅雨の最中で「アキ・・・」と言われても、なんかピンときませんね。
でも、この花は好きな花のひとつなので、早く見られてうれしいです・・・・・

2007年の花

６月中旬　横浜市内にて　

覗いてみれば・・・ヤマホタルブクロ

ヤマホタルブクロ[山蛍袋]（キキョウ科）
今年もどうにかこの花を撮ることができました。
蕚片の間には付属体はなく、突起状に膨らんでいるので、この花はヤマホタルブクロですね。
ホタルブクロとヤマホタルブクロ。どちらの方が多いのか、林際のあちこちに咲いていたので観察してみたのですが、どちらの花も同じように咲いていました。
この花も梅雨を感じる花のひとつです・・・・・

ホタルブクロとヤマホタルブクロ

６月中旬　横浜市内にて　

道端で咲いた・・・ハエドクソウ

ハエドクソウ[蠅毒草]（ハエドクソウ科）
ハエドクソウの花が咲いていました。
いつもは林の中で見るのですが、この花は図書館近くの道端で咲いていました。
花を咲かせながら上に伸びていくのですが、下のほうにはもう果実もついていますね。
先のほうにはまだ蕾も残っているので、さらに草丈を伸ばすのでしょう。
この小さな花を撮ろうと思うと全体が入りきりません。いつもどう撮ろうか迷ってしまいます。
茎に沿うように下向きにつく果実が写っているから良しとしますか・・・・・

2008年の花

６月中旬　横浜市内にて　

これも花盛り・・・ムラサキシキブ

ムラサキシキブ[紫式部]（クマツヅラ科）
林際では、薄紫色の花をつけたムラサキシキブが所々に生えていました。
梅雨時に咲くので、明るい陽射しの中で見たという印象があまりありません。
雨に濡れた花という印象が強いです。
市内には蛍を見ることのできるところが幾つかありますが、何年か前に見に行った時、夕暮れに林際でこの花が咲いているのを見ました。
梅雨に蛍とムラサキシキブ。アジサイの花と共に、この季節を感じてください・・・・・

ムラサキシキブの実
６月中旬　横浜市内にて