アメリカオニアザミ[亜米利加鬼薊](キク科)
道端の草地で、冬の日をたくさん浴びようと葉を伸ばしているロゼットを見つけました。
近寄って見ると葉の先が尖って、鋭い刺のようになっています。
どうやらアメリカオニアザミのロゼットのようです。
昨年の秋に、このあたりを歩いた時、近くの駐車場脇の植え込みにたくさんのアメリカオニアザミがありました。やや大きめの綿毛が風にのって飛んでいたので、その一つが芽吹いたのでしょうか。
こんなに小さい時から、刺がしっかりあるのですね・・・・・
アメリカオニアザミの花
1月中旬 横浜市内にて
セグロセキレイ[背黒鶺鴒](セキレイ科)
以前にも載せましたが、日本固有種で私が子どもの頃から知っているセキレイです。
あとから侵入してきたハクセキレイに、近年その生息域を奪われているそうで、この辺りではなかなか見かけないと思っていました。
この日、天気がいいので久しぶりに近所の川沿いを歩いてみました。この川は、コンクリートの護岸に覆われていますが、水辺に集まる鳥の姿をよく目にすることができます。
水面には、常連のカルガモやこの季節にやってくるオナガガモ、コガモなどがいました。川岸ではハクセキレイがちょこまかと動いています。そんな中、ハクセキレイとは違う鳴き声のセキレイがいました。セグロセキレイです。
初め見た時は、珍しくて何枚も撮ってしまいましたが、1時間ほど歩くうちに何羽もセグロセキレイに出会いました。私が思っていたより、この川にはいるようです。やはり観察力が足りなかったんですね。
先日載せたハクセキレイは、白い顔に黒い線が入っている感じですが。こちらは黒い顔に白い線が入っている感じです。鳴き声もハクセキレイよりきれいに鳴くように思います。
これからもその声を楽しむことができると思うとうれしいです。
ハクセキレイ
1月中旬 横浜市内にて