
林縁にある公園を歩いていると、ヤマモモがあることに気付きました。近づいてみると花が咲いています。
これは雄花ですね。

こちらは花が咲いていないように見えましたが、枝先に怪しいものを見つけました。

近所でヤマモモの実を何度か見ていますが、花の季節に行くことができませんでした。ここには雄花も雌花も揃っているので、梅雨の頃には赤く熟した実を見ることができるでしょう。
久しぶりに味見をしてみたいです。
2009年の実

これは近くの林で見つけたユズリハの花です。これは雄花でしょうか。樹高が少し高かったので、近くで見ることができませんでした。
雌花の様子は、この次の課題です。
2012年の実
4月上旬 横浜市内にて

林縁の小道を歩いていると、道端の茂みにサルトリイバラがありました。
花が咲いていないかと覗き込んだところ、いくつも咲いていました。
丸い子房が顔を覗かせています。これは雌花ですね。

秋には赤い実を見ることができるでしょうか。
昨年、赤い実をたくさん付けたサルトリイバラを見つけましたが、その後下草刈りにあって、その姿を見ることができません。
この場所で期待したいと思います。

この花は雄花ですね。雌花との違いがわかるでしょうか。
雄花がなければ、赤い実はできません。
さあ、この秋赤い実に出会えるでしょうか。今から楽しみです。
2012年の実
4月上旬 横浜市内にて

本州~九州の田んぼの畔など湿った所に生える多年草。全体に伏毛があり、茎は地を這い、斜上してのびます。
葉は長い柄のある5小葉で、茎葉は3小葉となります。小葉の縁には粗い鋸歯があり楕円形です。
ちょっとわかりにくいですが、花の右側にある縁に鋸歯のある大き目の葉が、オヘビイチゴの葉になります。

「イチゴ」と付きますが、昨日載せたミツバツチグリと同属で、果実はイチゴ状ではなく、褐色のそう果にになります。
林縁を流れる小川の脇の草地で咲いていたものです。カラスノエンドウやヒメオドリコソウ、カキドオシなどに紛れて生えていました。
大き目の黄色い花は、その存在を十分に主張していました。
4月上旬 横浜市内にて

日当たりのよい山野に生える多年草。根生葉は長い柄があり3出複葉です。小葉は楕円形で鈍い鋸歯があり、両面とも無毛です。4~5月、茎先に集散状に黄色の5弁花を咲かせます。
林縁に広がる草原で、ミツバツチグリが一面に黄色い花を咲かせていました。
この日は天気が良く、陽に照らされた花を見ると眩しくて、目が眩むようでした。

この場所は、ドクダミもたくさんの若葉を見せ始めています。以前、八重のドクダミを見つけた所です。それ以来八重の花を見ていませんが、今年はもう一度探してみようと思っています。
いろいろな花の咲く草原、楽しみにしている場所なのです。
4月上旬 横浜市内にて