自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

赤い実りを・・・

2015-12-14 21:33:00 | お散歩
イイギリ[飯桐](イイギリ科)
梅雨の最中の7月にはまだ緑色をしていたイイギリの実も、こんなに赤く色付きました。
よく晴れた日の暖かな陽射しを受けて、輝くように見えますね。

この株の全体の様子です。
大きな葉を付けるイイギリですが、それより大きく見える実りの房を垂らして、喜んでいるようにも見えますね。
このあと葉が落ちても暫くの間は実が残ります。その頃になるとヒヨドリなどが寄ってきて、この実を啄んでいる姿を見かけることもあるかもしれません。
もう少しの間、楽しませてくれることでしょう。

7月の様子

12月上旬 大和市内にて

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花期が続いて・・・

2015-12-13 18:50:00 | お散歩
ハキダメギク[掃溜菊](キク科)
道端ではハキダメギクが花を咲かせていました。
小さい花ですが、花の少ないこの季節には目に留まりやすくなるでしょうか。
熱帯アメリカ原産の帰化植物ですが、今では町中でも普通に見ることができます。
よく似たものに、同じ熱帯アメリカ原産のコゴメギクがあります。外見はよく似ていて、区別するのは難しいそうですが、ハキダメギクの舌状花には冠毛が付いているそうです。
今までコゴメギクを見たことはないと思うのですが、舌状花の冠毛を毎回確認していないので、もしかしたら知らないうちに出会っているのかもしれません。
小さな花なので、冠毛を確認するのは難しいかもしれませんが、コゴメギクを撮ってみたいです。

2009年の花

12月上旬 大和市内にて

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終りと始まり・・・

2015-12-12 21:23:00 | お散歩
カツラ[桂](カツラ科)
4月に花を観察したカツラの木、今はこんな姿を見せています。
あの時は、この隣にある株で雄花を観察しました。花を確認できなかったこの株はやはり雌株だったのです。
カツラは袋果で、種子には翼があるそうです。手の届く所には果実が付いていなかったので、詳しい様子を見ることはできませんでした。確認できた果実はすでに空になっていたようです。
画面右下から伸びてきている枝には、冬芽が並んでついている様子がわかります。
来年、この株で雌花を観察してみたいですね。

4月の様子

12月上旬 大和市内にて

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海辺のホームで・・・

2015-12-11 17:43:00 | お散歩
ツルナ[蔓菜](ツルナ科)
ホームで電車を待つ間、ベンチ脇に草が蔓延っているのに気付きました。
近づいて見るとそれはツルナでした。こんな果実が付いています。ツルナは堅果で、4~5個の刺状の突起があります。黒く熟すと軽くなって風に舞い、海に落ちて海流に乗り種子が散布されるそうです。
食用としても知られていますが、全草を「蕃杏(バンキョウ)」と言って、胃潰瘍や胃酸過多、胃炎などに用いる薬草でもあります。
ひとつだけ、小さな花が咲いていましたが、電車の到着で撮ることができませんでした。
今朝の強風で、江ノ電も運休していましたが、ツルナの実もどこかへ飛んでいったでしょうかね。

2011年の花

11月下旬 鎌倉市内にて

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海辺に生きる・・・

2015-12-10 20:24:00 | お散歩
江ノ島周辺の湘南と言われる海辺では、トビの姿が珍しくありません。
風に乗って優雅に飛んでいるように見えますが、観光客を空から襲うこともある迷惑者になってしまうトビもいます。

腰越海岸から東へ向かって海沿いの国道を歩くと、程なくして江ノ電の線路が国道沿いに現れてきます。
単線を行く江ノ電はのんびりした雰囲気がありますが、観光シーズンには日中でも、通勤電車並みの混雑になることも珍しくありません。
このまま海岸沿いに歩いて、鎌倉高校前から江ノ電に乗り鎌倉へ向かいました。

11月下旬 鎌倉市内にて

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