はぐくみ幸房@山いこら♪

「森を育み、人を育み、幸せ育む」がコンセプト。株式会社はぐくみ幸房のブログです。色々な森の楽しさ共有してます♪

古墳時代のクスノキ

2013年03月20日 | 森林・樹木の基礎知識のお話

 平成24年8月

 和歌山市の紀ノ川から「約1300年前(古墳時代前後)」に生育していたクスノキが発見されました。
 その昔、災害か何かわかりませんが、何かしらの原因で、川の底に埋もれ続け、今の現代に引き上げられた。ということです。


Zindai_keyaki01 Zindai_keyaki02


 

 このような木を”埋もれ木”とか、”神代木”と呼びます。
 

 埋もれ木や神代木は、長く水中や土中に埋もれた木が、完全に炭化せずに木質を残しており、黒褐色または緑褐色で木目が美しく、材質も堅いため細工物の材料として、非常に高価な木材です。

 よくある話で、発見されると、何百万円という単位で引き取られたりします。
 イチイガシとか見つかったら、それこそとんでもない価値がつくんじゃないかと・・・

   神代木で作られた家具や生活品は、重宝され、今もそうですね。
 ただし、色あせたりすることもあるので、保存には十分な管理が必要な場合もあるようです
 

 長年、空気に触れていなかったからね・・・ 

 僕もハルニレの神代木を少し持ってます。

 半分使って、半分使わず保存してます。

 このクスノキも「紀伊風土記の丘」で、保存展示されるそうです。
 今なら、六十谷橋交差点近くの川沿いにあります。
 道の上から見れますよ

 

 僕も近所なので、見てきました。

 看板には、「近づくな!!」と書かれていました・・
 

 実物を見て、一番に思ったこと。

 「これでチェーンソーカービングしたら、どんな感じやろ。 彫ってみたい

コメント
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