平成24年8月
和歌山市の紀ノ川から「約1300年前(古墳時代前後)」に生育していたクスノキが発見されました。
その昔、災害か何かわかりませんが、何かしらの原因で、川の底に埋もれ続け、今の現代に引き上げられた。ということです。
このような木を”埋もれ木”とか、”神代木”と呼びます。
埋もれ木や神代木は、長く水中や土中に埋もれた木が、完全に炭化せずに木質を残しており、黒褐色または緑褐色で木目が美しく、材質も堅いため細工物の材料として、非常に高価な木材です。
よくある話で、発見されると、何百万円という単位で引き取られたりします。
イチイガシとか見つかったら、それこそとんでもない価値がつくんじゃないかと・・・。
神代木で作られた家具や生活品は、重宝され、今もそうですね。
ただし、色あせたりすることもあるので、保存には十分な管理が必要な場合もあるようです。
長年、空気に触れていなかったからね・・・。
僕もハルニレの神代木を少し持ってます。
半分使って、半分使わず保存してます。
このクスノキも「紀伊風土記の丘」で、保存展示されるそうです。
今なら、六十谷橋交差点近くの川沿いにあります。
道の上から見れますよ。
僕も近所なので、見てきました。
看板には、「近づくな!!」と書かれていました・・。
実物を見て、一番に思ったこと。
「これでチェーンソーカービングしたら、どんな感じやろ。 彫ってみたい」