先週の日曜日、熊野古道に行ってきました。
田辺市本宮町の発心門~本宮大社まで歩きました
その道中、発心門-伏拝間にて、特別天然記念物のカモシカに遭遇。
慌てて撮ったので、あまりきれいに写っていませんが・・・。
カモシカは偶蹄目ウシ科の哺乳類で、名前に「シカ」とありますが、シカではなく、ウシやヤギの仲間で、シカのように団体で行動することはほとんどなく、単独で生活し、縄張りを持っています。
なので、オスAの縄張りに、オスBが侵入すると、バトルが始まりますが、基本的にメスの侵入はOKです。
シカは草原を好むのに対し、カモシカは崖地を好みます。
崖地を好むところは、ヤギだな~と感じますね。
でも、最近は道沿いにも出没しますし、平坦な山でも見かけます。
時々、道路ののり面工事したところでウロウロしていることも・・・。
龍神村でも車で走っていると、ちょくちょく見かけますね。
なので、もう少し、国の特別天然記念物という自覚を持っていただかないと、道路で見かけたら感動しませんよ、カモシカ様!!
シカは、歩きながら糞をするので、バラバラに散っていますが、カモシカは、立ち止まって糞をするので、一か所に固まっています。
だもんで、バラバラの糞はシカ、一か所に固まっていたり、ため糞になってたらカモシカです。
シカは食べながら、歩きながら、糞をするので、少しお行儀が悪いですね。
ちなみに、カモシカはシカよりもおいしいそうです。
師匠の話によると・・・
「カモシカはウシの仲間やから、シカよりおいしいんや」と、言ってました。