クズに集まるとっても小さいタマムシ。
クズノチビタマムシ。
名前の由来は分かるけど・・・
名前の中に「クズ」や「チビ」という単語が含まれるって、なんだか、気の毒だな。と個人的に思ってしまう昆虫です (^_^;) 。
クズノチビタマムシは、成虫・幼虫共にクズの葉を食べます。
幼虫はクズの葉の中に潜り込んで葉をモグモグと食べ、成虫はクズの葉の上で葉をモグモグと食べます。
なので、クズの葉が虫に食べられたような痕があると、クズノチビタマムシが潜んでいるかもしれません。
しかし、体長3~4mmと非常に小さいので、見慣れていないと、意外と気づかないかも・・・。
不用意に近づくと、葉からポロッと落ちて、そのままどこかへ飛んで行くこともあります。
非常に小さい昆虫なので、見つけにくい(見落としやすい)ですが、実は、本州、四国、九州、屋久島、種子島と幅広く分布しています。
穴がたくさん開いているクズの葉を見つけたら、クズノチビタマムシがいるかもしれません。
一度、探してみて下さい!