体長2cmに満たない日本最小のカマキリ「ヒナカマキリ」。
出会うと、テンションが上がり、ついニンマリしてしまう可愛いカマキリです (^_^) 。
ヒナカマキリは、体長1.2〜1.8mmと日本最小のカマキリで、本州(東北以南)、四国、九州、沖縄に分布します。
常緑広葉樹林に棲息する森林性のカマキリで、主に林床や落ち葉の下など地面を徘徊しますが、サイズが小さいので、なかなか出会えない(見つけられない?)カマキリです。
オオカマキリやコカマキリなど他のカマキリと違って、成虫になっても、跳ぶことが出来ないため、地面を徘徊しながら、トビムシなどの土壌生物を捕食します。
たまに、ショウジョウバエなどを捕食する姿も。
ヒナカマキリが最大サイズになる10〜11月くらいに、常緑広葉樹林の林床や落ち葉の下を観察すると、出会えるかなと思います。
11月頃に2cm未満の小さいカマキリに出会ったら、きっとヒナカマキリだと思います!