ショット

見えないものを見る 感じたことを写真と文章でつづる暮らしと自然のフォト日記

梅は咲く

2007-01-16 00:00:00 | 百花繚乱

Fエダ市の園芸店で見た
鉢植えの梅が650円 
悩んだが 買う気になった
 
良く見ると6500円だった 
迷わずやめた
650円で迷った自分が愚かだった 
値段を知らないとは恐ろしい

帰り道 露地の紅梅が咲いていた


あゆちゃんの成人式

2007-01-15 00:00:00 | フォト日記

家の娘と同い年で 近所にあゆちゃんというくりくりした大き目の可愛い子がいた 保育園 小学校 中学校 高校もずっと同じで 仲良くしてもらっていた そのあゆちゃんが去年交通事故で突然帰らぬ人となった 成人式に着る予定の着物も予約した後だった 
成人の日 娘は式に参加する前に あゆちゃんのところへお線香をあげに行きたいといった 晴れ着でその家に行くのは あゆちゃんのご両親を悲しませることにならないかと 返事を拒んでいた  悩んでいるうちに式の時間となり そのまま式に臨んだ 式場に誰が持ち込んだか あゆちゃんの写真があった それを囲み仲間が記念撮影をする姿が見られた 式中 あゆちゃんのご両親からの祝電が披露された 「仲間でいてくれてありがとう」と 
式も終わり仲間とも別れ 挨拶回りも済ませて 家に帰る寸前娘はやっぱりあゆちゃんのところへ行くといった 私たちも一緒についていき 気にしながら その家に入った 「あゆに会いに来てくれて嬉しい」と喜んでくれたので救われたが 親は複雑な気持ちだっただろうと察する 聞くと生徒会長だったゆうご君が 式の前に あゆちゃんの写真を持ちに来たという 友達もおおぜい来てくれたらしい すばらしい仲間に恵まれている あゆちゃんは星になってしまったがいつまでも仲間として みんなを見届けてくれることだろう そして優しい心を持った仲間たちは必ず立派な社会人に成長していくことだろう  きょう購入した坂村真民の本に「こちらから」と言う詩があった紹介しよう

「こちらから」  坂村真民

こちらからあたまをさげる
こちらからあいさつする
こちらから手を合わせる
こちらから詫びる
こちらから声をかける
すべてこちらからすれば
争いもなくなごやかにいく
こちらからおーいと呼べば
あちらからもおーいと応え
赤ん坊が泣けばお母さんが飛んでくる
すべて自然も人間も
そうできているのだ
仏さまへも
こちらから近づいてゆこう
どんなにか喜ばれることだろう


合併

2007-01-14 00:00:00 | コラム

私の住む小さな町も大きな町に吸収されて合併する そのことによって二つ有るものを一つにするから金銭に無駄がなくなるらしい しかし一つなくなるということは道理的に小さな町のものがなくなることだ それでも合併しなければ町が存続できなくなるらしい 我慢して 成り行きに任せるしかないとあきらめモードのなか 形式だろうが住民座談会なるものが開かれている 私もスポーツ文化部門に呼ばれて出席した 各種団体等が交付金の行く末などを心配していたが 私はそんなことはどうでも良かった それよりも町にお金がない 国に金がないといって民間に移行する幼稚園や保育園問題に不信を抱いている  民間と公立両方があってバランスが取れていると感じている すべての園が民間になれば 子どもの取り合いになり過剰サービスもおこりかねない かってピアノ販売で年齢を3歳まで下げたように加熱していく それに対応出来ない園は倒産していくのだ 金持ちの子供はいい園 貧しい子供はそれなりの園と差がついてしまう 子供を商品にしてもらいたくないと思っている ここの小さな町の中でもすでに学校統合とか 保育園統合とかが進んでいる それが子供のために良いか悪いかはわからないが なくなった地域は確実に寂れていく しかしそんなことは私の遠吠えにしかならない むしろこれからは町民から 市民と呼ばれることを喜んで過ごすのだ そして大きな町がいくらがんばっても持っていけない自然がまだ残っている 将来自然を求め人の流れは逆上しそこに住む人はうらやましがられるのだ


ヤーコン

2007-01-13 00:10:00 | 自然

これはサツマイモではない ヤーコンと言う
これだけで150円 ネットで調べて見た
デンプンはない
キク科の植物でダリアと同じ仲間
ちなみにサツマイモは ヒルガオ科
生でも食べれるが 炒めたり 煮たりする
収穫後2ヶ月ぐらい保存すれば甘味が生ずる
食材そのものとしてよりも 
豊富に含まれるフラクトオリゴ糖の整腸作用や
血糖値抑制効果などの健康に効果があるらしい
油で炒めて食した 大根のような蓮根のような食感
少し甘みがある 梨の味・・・? ほんのり


田打ち講

2007-01-12 00:00:00 | 民俗

正月11日の朝 確か今ごろだったと思い 
田んぼの方を気にしながら走った 
がなかなか見つからなかった 
回り道などしてやっとで見つけた 
櫓田(ひつじだ)を木のクワでおこし 
御幣をつけたススキの穂を3本立てる 
そこに干支の方角に向けて正月の餅を供え 
田んぼに感謝する 田打ち講 
ここではおばあさんが朝2時に祭ったそうだ 
写真を撮らせてもらったら 「こういう行事が最近なくなっていく 見に来てくれて嬉しい」と感謝され恐縮した 
このあたりも田んぼが少なくなったが こうして伝統を守る人がまだいるうちに 記録だけでも残しておきたい・・・ブログで