ロケを断られる理由

2014年03月30日 08時17分20秒 | 業界のかけら

ロケを申し込んで断られる理由はいろいろだが、
一番がっくり来るのは、
以前、他番組のロケで懲りたから、と言われることだ。

昨日の打ち合わせでも、
ある職人から、嫌な思いをさせられた番組名を具体的に挙げられ、断られてしまったという話を聞いた。
タイトル名は秘すが、いかにもそういう事態がおこりそうな番組だった。

とても興味深い職人だったので、
ぜひとも番組で紹介したかったのだが、
そのような事情で断念、残念無念。

伊豆の駅で聞いた会話

2014年03月29日 08時37分29秒 | ドラマのかけら

伊豆稲取駅の待合室にいると、
地元の、中学生もしくは高校生男女の会話が聞こえてきた。

 女 「東京って電車賃、安っ!」
 男 「東京行ったことねえから、わかんね」

ここだけ聞こえたので、
どういう文脈の会話だったのかは不明だが、
いずれにしろ、こういうセリフって、頭で考えていてはけっして出てこない。

だからとても魅力的なのだ。

安倍なつみさんの歌

2014年03月23日 10時04分47秒 | 業界のかけら

先日、オンエアの終わった『押忍!ふんどし部②~南海怒涛編』の中で、
安倍なつみさんが歌うシーンがあった。

『悲しい熱帯人魚』という歌である。

当初、彼女に歌ってもらう予定はなかった。
というか、歌ってもらうなんて・・・と思っていたのだ。

しかし、本読みの日に、ご本人から「私も歌いたかったなあ」と言われ、
その場で監督が「作ります!」と即答。

急いで歌詞を作り、
曲を作ってもらって、
撮影に間に合わせた。

という裏話をその回のオンエア直後に書くつもりだったのだが、
すっかり忘れていた。

制服のボタン

2014年03月23日 09時56分13秒 | コメディのかけら

斉藤由貴の『卒業』にも出てくるが、
かつて、卒業式で好きな男子の制服のボタンをもらうという習わしがあった。
胸の第二ボタンだ。

本当にそんなことが行われていたのかは知らぬが、
少なくとも歌やマンガでは見かけた光景だ。

しかしながら、あらためて考えると、
あれは学ランの金ボタンでないと成立しない。

ブレザーの第二ボタンでは絵にならない。
しかも胸のボタンではなく、腹のボタンだ。

♪制服の腹のボタンを 下級生にねだられ


松本隆もそんな歌詞は書くまい。

学ランよりブレザーが主流の今、
もうあの習わしも完全に過去にものとなってしまったのだろうか。

墓の音

2014年03月21日 18時57分04秒 | ホラーのかけら

お彼岸なので墓参りに行った。

風が強かった。

帰りがけ、墓地の方からカタカタという音が聞こえてきた。

風で卒塔婆が揺れ、ぶつかる音だった。

青空の下だからよかったが、
真夜中にあれをやられたら、
さぞや肝を冷やしたに違いない。

顔のどこを隠すか

2014年03月16日 09時29分14秒 | コメディのかけら

性風俗店の広告を見ると、
目元を隠している女性と口元を隠している女性がいる。

あれは、どういうことなのだろうか。

たとえば、口元を隠している女性の場合、
口元を隠した方が顔バレがしないためか。
それとも、目元を見せた方が魅力的ということか。

そんなことをtwitterでつぶやいたら、
「目尻のシワとほうれい線のどちらを隠すか」
ということではないか、という見解があった。

なるほどなあ。

それにしてもあれって、
どちらを隠すのか、
店が指示するのか、それとも女性が自分で選ぶのか。

ご存知の方がいたら、教えてください。

中高生のマスク

2014年03月15日 15時27分04秒 | 業界のかけら

最近の中高生は、
風邪でもないのに、
花粉症でもないのに、
よくマスクをしている。

防寒のためにマスクをしているという話も聞くが、
本当にそうなのか。

知り合いのディレクターが、
高校生を対象に街録のロケをした際、
顔がわからないのでマスクを外してほしいと頼むと、
「マスクを取るのは恥ずかしい」と断られたそうだ。

女子だけでなく男子にも。

成人女性ならメイクの手抜きをマスクで隠しているケースもあるだろうが、
相手は制服姿の高校生、メイクはしていない。

なにが恥ずかしいのだろうか。

そのあたりの美意識が僕にはよくわからない。

昔の女子プロレス

2014年03月12日 23時35分21秒 | 業界のかけら

昔の女子プロレスは、
観客の大半が、
ストリップを見に来ているような心持ちだった。

だから、下品な野次が飛び交い、
テレビで放送する時は、
その野次をカットするのにかなり苦労したそうだ。

カップルって不思議

2014年03月09日 09時14分31秒 | ドラマのかけら

「カップルって不思議だよねー」

電車の中で、ふと、女の子の声が聞こえてきた。

声がした方を見ると、
一組のヘッドフォンを二人で左右ひとつずつ使っているカップルが、
お互いの腰に手を回しながらドアのところに立っていた。

音楽を聴いているせいで、彼女の声は大きくなっている。
それに気づいていない。

「昨日まではあんなに仲がよかったのに、
 今日になったら、もう一生会わないとか言って、
 すごくない?」

その不思議なカップルは、
数カ月後の彼女自身かもしれない。

またしても小田急線に人生を教えられる

2014年03月04日 08時40分22秒 | コメディのかけら

小田急線が遅れていたために、
時間どおりであれば間に合わなかった電車に、
経堂駅で乗ることができた。

ラッキー。

しかし遅れているせいで、
代々木上原駅で乗り換え接続しているはずの電車が、
目の前で発車していってしまった。
結局、次の小田急線に乗っても同じだった。

アンラッキー。

またしても小田急線に人生を教えられた。