どうして人は、◯という形に対して、特別な感情を抱くのだろうか。
◯は、自然界では、珍しい形ではない。
そんな◯に、人はしばしば特別な感情を抱く。
ある方は、人間が目撃した最初のもっとも大きな◯が、
太陽や月であり、それが特別な感情を引き起こすのだろう、
と推測した。
なるほど。
一理ある。
思えば、僕の知る範囲では惑星も衛星も◯だ。
太陽のような恒星も◯。
いやそれどころか、太陽系の属する銀河系だって、
真上からみたら、限りなく◯だ。
どうして◯になるのかは、
回転ということと関係してくると思うのだが、
なぜ、銀河から衛星まで、回転しているのだろう。
このあたりは、宇宙物理の専門家に聞けば、わかるかもしれない。
一方、僕たちも最初は◯だった。
受精前から、受精後、細胞分裂が進むまでのしばらくの間は◯だ。
宇宙という大きな◯。
卵という小さな◯。
もっと小さなもの、原子やその他の素粒子はどうなのだろうか。
模式図では◯だが、実際のところはどうなのだろう。
明確な形を示せるものではないのか。
ただ、素粒子もスピンしているらしいから、◯なのかもしれない。
どうして人は、◯に惹かれるのだろうか。
色々な視点から◯について考察する、
そんな番組を作ってみたいものだが、
NHKでも難しいかなあ。
と、妄想。