知人の娘さん（高校生）に教えてもらったのだが、
今、彼女たちの間で証明写真が流行っているという。

履歴書などに貼る、あの証明写真だ。

証明写真を撮ると、必ず複数枚余ってしまう。
それを友達の間であげたり貰ったりするそうだ。

貰った友達の証明写真は、
透明のスマホケースの中に入れる。

証明写真なんて無味乾燥で、
きれいに写る方が少ないような代物だが、
逆にそこがいいらしい。

プリクラやスマホのアプリで、
加工した写真が一般的だった彼女たちにとっては、
証明写真の無味乾燥さが新鮮だという。

それに、

「証明写真で可愛かったら、ホントに可愛い」

確かに。

僕にはない視点だったなあ。

面白い。

モネちゃんと会うのは8年ぶり。前回会った時は大阪の元気な女の子だったけど、今回はクールビューティーな女子高生になっていた。

来春から某美大に進学することがすでに決まっているモネちゃん。推薦枠でも、実技の試験があるそう。そりゃそうか。しかも合格通知とともに、入学までにしておくべき課題が送られてきたという。書類のQRコードを読みこむと課題がギッシリ。話には聞いていたけど、大変だなあ、美大は。

帰還後、24時までしばし気絶する。

というのも、24時から発売される某同人誌を購入するため。『メロンブックス』の通販サイト、初めて利用したけど…混み合って繋がらない。そういうものなのか。ナメていた。繰り返しアクセス。ようやく繋がったと思って、買い物を始めると、途中で切れてしまうことも数回。これもチケット争奪戦の時と同じ事態。30分以上かけて、ようやくお目当ての本を買うことができたが、届くまでは安心できない。

ある高校は校則で、
ポニーテールが禁止されているという。

その理由は…

「電車のドアに挟まれる危険があるから」

僕は通勤通学ラッシュ時の電車に乗ったことが、
ほとんどないのでよくわからないのだが…

そんなに挟まれるか？

帰還後、『SASUKE』を録画視聴。これは番組制作者にとっては最高の展開だなあ。もっているなあ、乾さん。

夜は、経堂某所で、年末恒例の秘密集会。詳細を書くと、この街には住めなくなるので、これ以上は書けない。

家人（大）と『松ちゃん』でもつ焼きおさめ。

心地よく飲んで店を出ようとすると、作家仲間の中野さんからLINE。飲んでいるけど来ない？とのお誘い。こんなことは珍しい。さすが年末。すぐさま向かう。興津くんと一緒に食事をして、二軒目ということだそうだ。興津くんと話すのは何年ぶりだろう。１０年ぶりぐらいではないか。楽しく語らう。いい年末の夜になった。

今週分の『舞いあがれ！』を観る。なんというか展開が粗い。幼少期の内容が評価されたのは、描く期間が短かった分、濃密に描くことができたからではないか。その後の人力飛行機や航空学校は本来長い期間なのに、それを少ない回数で描くから、どうしても展開が粗くなってくる。せめて週に1～2回、心動かされるセリフやシーンがあったらいいのだが。残念ながらパターンの範囲に終始している。朝ドラはこれいいのかなあ。

夕食は家人（大）の作る担々鍋とサラダ。

先週、勃発したある件に関して弁護士事務所に電話する。資料は送付済で、すぐ折り返しくると思っていたのだが、いつになっても来ないので、しびれを切らして。詳細は伏せるが、問題ない場合は特に折り返しの連絡はしないという。なんだそりゃ。

昼食は千歳船橋の『ぎょうざの満洲』。

『ぼっち・ざ・ろっく』の最終回を観る。クライマックスのライブ中にトラブルが起きる。定番の展開ながら、その乗り切り方は見事。実はひとつ前の回からちゃんと伏線が張られているしね。クライマックスの後、まだけっこう長く続く（15分ぐらい）っていうのは、最近のアニメの傾向なのか。この作品はシーズン２も容易にできそうだ。

15時、オンライン会議。

夜、白金へ。古舘さんと今年の『トーキングブルース』の反省会と来年に向けての作戦会議。

食事の後、場所を移して軽く飲んで、帰還。

いつもは終電近くまで飲むが、今日は早めに解散。

飯田橋駅から中央線～小田急線と乗り継いで帰還。飲んだ時は安全のためタクシーで帰ろうと思っているのだが、駅まで見送られてしまったので、電車で帰ってしまった。

午後は犬の散歩。犬の風呂。犬三昧。

のろのろと大掃除。ダンボールの中身を２つほど整理。

家人（小）が家で夕食を食べるというので夕食登板。鶏肩肉と白菜の炒め煮、豆腐サラダ、出来合いのメンチカツ。

食事をしながら、家人（小）の友人たちのややこしい恋愛関係について話す。途中でメモしないとわからなくなってくる。横溝正史の世界である。

すぐさま帰還。

夕食は家人（大）が作る煮込みハンバーグ、マッシュポテト、サラダ。クリスマスイブになぜ煮込みハンバーグなのか？と思ったが、家人（小）が食べたかったに違いない。

食後、クリスマスっぽい映画を観ようということになり、「クリスマス」で検索して出てきた最近のコメディを観始めるが、冒頭で選択ミスに気づく。家人（大）が「34のなんとか」と言い出したので、『三十四丁目の奇蹟』を観ることにした。僕は1947年版が好きなので、そちらを観たが、家人たちにはリメイク版の方がよかったかもしれない。

客席20席程度のとても小さな映画館。しかし椅子の座り心地はよく、音響もよく、とても快適に映画を観ることができた。大満足。今度は早い時間に来て、田端の街を探索したい。

ちなみに『アイの歌声を聴かせて』を観るのは2回目。この作品のSF面が好きなのだ。

経堂まで戻って、『中山商店』で夕餉。今日も半分程度の入りと思っていたら、次第に混み合ってきた。混んだら混んだで落ち着かない。腹三分目で退散する。
勝手なものである。

経堂に戻って、年内早仕舞いと聞いたので、『㐂八』で少し独酌。

帰還後、風呂に浸かってから、本格的に夕食。

Dec,21（Wed.）

■今日という日。

朝、『ダウンタウンDX』新春SPのデータが送られてくる。自室でチェック。『DX』は形が出来ているので、気になる箇所が少ない。しかしあまりにも気になる部分が少ないとまるで手抜きをしたかのようなので、細心の注意を払って気になる箇所を探す。

午前中、リタを獣医につれていく。甲状腺の検査だったが、薬を飲ませてから来ないといけないことが判明。今日は薬だけをもらって検査は後日に。かかりつけ獣医の院長先生は、犬の名前も「さん付け」で呼ぶ。そこがなんかいい。

自宅に戻って、VTRチェックの続き。

昼過ぎに家を出て、まずは新宿へ。「思い出横丁」の『かめや』で天玉そば。噂には聞いていたが、このクオリティで460円。行列ができるわけだ。

市ヶ谷の銀行へ。方針転換する。

帰還後、16時半からオンライン打ち合わせ。スムーズに進み1時間ちょっとで終わる。

夕食は家人（大）の作る鶏肉のチーズ巻き、かぼちゃの煮物、サラダ。

食後は仕事部屋で映画『ゆるキャン△』を観る。テレビ版では高校生だった登場人物たちが社会人となっている姿に、親のような気分になる。

Dec.20（Tue.）

■今日という日。

11時、オンライン会議。提出したネタ、自分でもいまひとつだと思っていたけど、反応もいまひとつ。自業自得。

雑用各種で経堂内をぐるぐる歩く。

15時半、オンライン会議。段積みの分科会、今週も大幅に時間が巻いたが、乗り遅れることなく参加できた。学習した。

夜、渋谷のはずれでささやかな忘年会。お会計をしようとすると「機械の調子が悪くてカードが使えません。現金でお願いできますか」。え。そんなことってあるのか。まあ、機械ならあるか。とはいえ、なかなかの致命的な故障だぞ。幸い、我々は現金の持ち合わせがあったからよかったが、他の客の中には、そんなに現金を持っていない者もいるに違いない。どうするんだろ？コンビニまで走らせるのか。

帰還して、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の最新話を観る。確かTBSの編成上の理由で、ここからしばらく飛び飛びになる。熱心なファンはいらついているだろうなあ。

今日、驚いたニュースといえば、デジタル庁のPRに『SPY×FAMILY』が使われたことだ。人気アニメを使えばマイナンバーカードの申請が増えると思っているとは、なんと浅はかな。官僚から出てきたアイデアとも思えないから、また広告代理店の口車に乗せられたか。まあ、安易に貸し出す集英社も集英社だが。僕の中で、このアニメのブームはすでに終わっているので、どうでもいいといえばどうでもいいのだが。

Dec.19（Mon.）

■今日という日。

朝イチで台本を1本書く。『BIBLIOTHECA』。これで年内の台本仕事は終わり。

昼過ぎから新宿へ。「ルミネ２」内の店で恒例のクリスマスミッション。友人の娘さんへのプレゼント。子どもの頃は何を贈るか考えるのは簡単だったが、もう高校生なので難しい。幸い今年は家人（小）も一緒に考えてくれたので、そんなに悩まずとも決まった。店員さんもとても親切だったし。気持ちよく買い物をすることができた。

家人（大）が選んだタイ料理店で昼食。失敗した。量が多い。僕はガッパオと日替わり麺のセットを頼んだのだが、どちらも（小）と書いてあったのに。どちらか一方でいいぐらいの量だ。しかも今日の麺はパッタイ。食べ残すのは嫌なのだが、さすがに今日はふたりとも残した。まわりの客はみんな、ちゃんと平らげているようだったが。我々の食が細いのか。

『世界堂』へ。また別の友人の合格祝いを購入。こちらの店員さんもとても人当たりがよく、またしても気持ちよく買い物をすることができた。

帰還後、宿題をしようと思うが、腹に昼飯がいるので、どうにも集中力が出ない。

途中まで観ていた『M-1』、twitterでKERAさんが「審査員の発言が勉強になる」と言っていたので、あらためて1組目から審査員部分も含めて見直す。たしかに「なるほど」と思うことは多い。ウエストランド、毒舌漫才と称されていたので、どの程度の毒かと思って観たが、思っていたよりはマイルドだった。まあ、『M-1』という場でありテレビという場であることを考えて、あの程度にしたのだろうと思いたい。

夕食は家人（大）の作る野菜の肉巻きとサラダ。家族3人の食卓。