朝の情報番組で、
「Go To キャンペーン」関連の街の声を紹介していた。
「この夏、旅行に行きたいか」という質問に、
「行きたい」という声がある一方で、
「感染のことが心配なので、まだ行きたくはない」という声も多かった。
この「感染のこと」とは、
「感染する」「感染させる」、
どっちのことなのだろうかと気になった。
このところの都内の感染者数の増加を見ると、
夜の繁華街に行かない身であっても、
東京在住者は、
「感染させるかもしれない」という意識を、
もうしばらくの間、持っていた方がいいのではないか。
実際、テレビの制作現場では、
県をまたいでの移動がOKになったこの先でも、
「東京からのロケはちょっと」と断れるケースが、
多発している。
「こういう形でロケをするのでけっして密にはなりません」
と説明しても、断られる。
東京の感染者が40人前後。
感染経路は把握されている、集団検診の結果である、
病院も受け入れる余裕が出来てきた…
と、都民に向けての安心材料は、
いろいろと伝えられてはいるが、
東京以外の場所から見れば、
まだまだ「東京」は危険な場所なのだろう。
そのことを自覚していないとなあ。