大貫妙子さんの朗読

2009年06月29日 23時38分14秒 | エンタメのかけら

恵比寿某所で、
大貫妙子さんの朗読を聞いた。

なんと心地よい声なのか。

あまりに心地よい声で、
美しい文章を読んでいるにも関わらず、
言葉は意味をなさず、
その響きだけが耳に染み込んでくる。

彼女が読めば、
どんな文章でも心地よく聴けるに違いない。
新聞の投書欄でも。
取り扱い説明書でも。

だが、逆に学校の先生には向かない声だろう。
生徒たちはその声の心地よさに聴き入ってしまい、
授業内容がまったく頭に入らないからだ。

「接遇」の隣

2009年06月28日 23時53分21秒 | コメディのかけら

『エチカの鏡』をオンタイムで見ていて、
”接遇”という言葉を初めて知った。

あまり聞き慣れぬ言葉なので、
番組中に説明として、
「広辞苑」の該当部分が出てきた。

それはいい。

だが、思わず目がいってしまったのは、
”接遇”の隣の言葉だ。

「セックス」

おそらくスタジオの出演者たちも気になったに違いない。

辞書は面白い。

ラテ欄を読む

2009年06月28日 09時31分28秒 | 業界のかけら

新聞のラテ欄をよく見ると、
時どき、奇妙な事態に出合う。

今日の某番組のラテ欄。

「がんと闘う依頼人・・・親
 友へ30年間の思いを▽
 食通中尾彬が絶賛の秘
 タンカレー」


感動と食欲のがっぷりよつ。

「ラテ欄」ウォッチング、
そんな連載がしてみたいものだ。


花の力

2009年06月27日 07時02分23秒 | その他のかけら

玄関先の鉢植えには、
なんの花かわからないが、
黄色い花が咲いている。

大きな鉢植えの真ん中にヒョロリと1本。
茎の長さは30センチほどか。

ある時、
その茎が萎れて下がり、
花が鉢の外に地面につくほど垂れてしまった。

キリンは首を自力で立てることができなくなると、
もう死期が近いと聞いたことがあるが、
この花も枯れる日が近いのでは、
そう思っていた。

今朝、花を見た。

花は復活していた。

再び茎が垂直に伸び、
黄色い花も鮮やかなままそこについていた。

花の力。

復活した花を見たとき、
そんな言葉が頭をよぎったのだった。







レストランの話し声

2009年06月26日 11時58分58秒 | コメディのかけら

東京タワーの麓のレストランに行った。

隠れ家的な店にもかかわらず超満員。
店内はにぎやかで、
かなり大きな声で話さないと聞こえない。

なので、その音量で話し続けていたら、
ふと気がつくと、客は我々だけ。

みなさん、意外と早くお帰りらしい。

それはいいのだが、
今まで大きな声で話していたから、
そのクセがついてしまい、
急に静かになったからといって、
なかなか音量調節ができない。

だから、店の雰囲気にあわない大きな声で話す、
やけに場違いな客になってしまったのだ。

バンジージャンプ参加条件

2009年06月25日 07時55分00秒 | コメディのかけら

あるバンジージャンプ施設の参加条件という資料を読んだ。

年齢や体重の制限の他に、
「健康状態の確認」という項目があるのだが、
これがなかなか妙なことになっている。

下記の事項に当てはまる方は最終的にジャンプマスターの判断で
参加できないこともあるそうなのだが、
その項目の筆頭が、

・心臓病

以下、
「高血圧」「精神障害」「義足など」「角膜など目の手術をされた方」「骨粗しょう症」
などが並ぶが、そもそもこれらの項目に当てはまる人が
バンジージャンプをやろうとは思わないはずだ。

さらに、参加日の3日前までに申し出て下さい、とあるにもかかわらず、
この項目はどうだ。

・二日酔い

三日前に当日が二日酔いであるかどうかわからないし、
わかるもわからないも、前日に飲まなければよいだけだ。
まあ、今日から酒を抜いても、
三日後もまだ酒が残っているような状態を除けば。

なお、確実に参加できないと書いてあるのは、

・妊娠されている方。

だから、妊娠されている方はバンジージャンプなんてやらないって。
と思うが、
わざわざ書いてあるということは、
過去にやろうとした妊婦がいたに違いない。

どんな胎教だ、それは。

肘の瘤の正体

2009年06月24日 08時28分09秒 | ホラーのかけら

不思議なもので、
これまでまったく気にならなかったのに、
そこにあるとわかった途端、
気になって仕方ない肘の瘤。

悪いものではないと思うが、
とりあえず近所の整形外科へ。

正体がわかった。

いわゆる「水」が溜まっているらしい。

なので、穿刺して、中の水を抜く。

中から出てきたのは、黄色い液体。
血漿だそうだ。

でも、なぜ肘にそんなものが。

僕は肘をつく癖がある。
そのため知らず知らずのうちに、
肘の中で出血。
時間が経つうちに血球はろ過され、
血漿だけがそこに残った・・・ということらしい。

骨には異常がないし、
特に痛みもないので不具合はないのだが、
特別な解決策もない。

「なるべく肘をつかないように」

それしかないらしい。

二子玉川のツバメ

2009年06月22日 22時27分03秒 | その他のかけら

二子玉川駅の改札付近に、
ツバメの巣が2つある。

1つは改札を出た所の太い柱の上。

1つは改札手前のカフェの壁。

柱の巣の下には、
柱と同じ銀色のひさしのようなものが。
下に糞が落ちるのを防ぐためだろうか。

カフェの巣にも、
壁と同じ赤い色のひさしが。

なんというか、
人にもツバメにもやさしい心づかいだった。

肘の瘤

2009年06月21日 21時52分10秒 | ホラーのかけら

家人(小)に指摘されたのだが、
肘に妙な瘤がある。

いつの間、出来たのか。

触ると柔らかい。
脂肪か。
それとも別の体液か。

痛みはない。

左右の肘を比べると、
明らかに右の肘の形はおかしい。

肘に皺のない金玉袋がついたような感じだ。

不思議なもので、
気づくと右肘が重いような感じがする。

こいつはなんなんだ?

時間を見つけて病院に行こうと思うが、
何科に行っていいのかがわからない。

観劇:『空耳タワー』

2009年06月21日 12時41分18秒 | エンタメのかけら

赤坂RED/THEATERでクロムモリブデン公演『空耳タワー』を観る。

友人が出ているので、
ここ数回続けて見ているが、
今回は表現方法がかなり変わった。

すでに一定の評価を受けている劇作家や、
人気劇団であれば、
今までとまったく違う表現にトライするのは、
いい刺激になるのかもしれないが、
今まさに動員数が増えつつある劇団の場合、
その段階で新しいことにトライするのは、
とても勇気が必要なことだと思う。

今回の反応を見て、
次はどちらへ向かうのか。

それはそれで楽しみだ。

『ディレクターになりたい!』

2009年06月20日 07時53分50秒 | コメディのかけら

先日のイベントで聞いた、
TBSの平田さんの駆け出しディレクター時代のエピソードは、
かなりおもしろかった。

たとえば、

初めて某バラエティ番組の会議に参加した時、
先輩スタッフや作家陣がバカ話をして爆笑しているにもかかわらず、
自分だけ笑っていなかったので、
それはまずいと思い、
自宅のお風呂の中で笑う練習をした・・・

そんな「深イイ話」が次から次へと出てくる。

かつて、TBSのドラマプロデューサーの磯山晶さんが描いた、
『プロデューサーになりたい』というマンガがあり、
たしかドラマ化もされた。

ぜひとも、平田さんの体験に基づく原作で、
『ディレクターになりたい!』
というドラマを作ってほしいものだ。

いい感じのコメディなることは間違いない。

その時、彼女の役は誰が演じるのがいいのだろうか。

残念なポテトサラダ

2009年06月18日 22時40分54秒 | コメディのかけら

ある番組で、
ある若手俳優が、
恵比寿のある定食屋のポテトサラダが、
「日本一おいしいポテトサラダだ」
と言っていたそうだ。

その定食屋は僕も知っている。
なかなか味のある定食屋だ。

だが、ここで残念なお知らせがある。

その定食屋のポテトサラダは自家製ではない。
実は他所から仕入れた業務用なのだ。

つまり、彼のいう「日本一おいしいポテトサラダ」は、
その定食屋以外でも食べられるということになる。

いいことじゃないか。

空気の読めない政党

2009年06月17日 08時48分03秒 | コメディのかけら

昨日の朝の経堂駅は、
小田急線が遅れたせいで、
通勤・通学客があふれ、
ちょっとしたパニックになっていた。

そんな駅前広場で、
初めて見るような政党が、
街頭演説を行っていた。

どうやら自民党批判を行っていたようだが・・・。

今の駅の状況を考えれば、
演説の耳を傾ける者がいないことなど、
すぐわかるはずだ。

むしろ、
こっちは大変なのに、
なに悠長に演説なんかしていやがるんだ、
という気にすらなる。

まさに「空気が読めていない」。

そんなことで支持者が集められるのだろうか。

6月16日(朝)の小田急線の遅れ

2009年06月16日 13時12分43秒 | アイデアのかけら

急いでいる時ほど小田急線は遅れる。

今朝、病院に行こうとしたら、
人身事故で電車が遅れているという表示。

改札付近には振替輸送の手続きを待つ人々の群れ。
そんなに遅れているのか。

約束の時間が決まっているので、
遅れるわけにはいかない。
最悪、近くの通りまで出てタクシーを拾うという手もある。

そこで駅員に聞いてみた。

「下りは今、どんな状況ですか」
「順次動き出しています」

なるほど。
それならばと思い、ホームにあがった。

向かいの上りホームは、人が溢れんばかりだ。

すると、アナウンスが流れた。

「下り普通電車、今、新宿駅を出ました」

え?
今、出たのか。
それが来るのを待つのか。
20分近くかかるではないか。

それならばタクシーにしていた。

そもそも「順次動いています」と答えた駅員が悪い。
たしかに動いているかもしれないが、
もう少し正確に状況を伝えるべきではないか。

正しい情報なくして、
正しい対応はできない。

改札口付近に戻ってあらためて見ると、
小田急の職員の対応はかなりお粗末だ。

職員の大半は、
案内所の中にこもり、
振替輸送の対応に追われている。

改札口付近に職員の姿はなく、
現状をちゃんと伝えるものは誰もいない。

みんな、掲示板の表示だけ見て、
ホームがどんな事態になっているかもわからず上がり、
諦めて戻ってくる。
おかげで余計に振替輸送を求める客の数が増える。
悪循環だ。

職員たちは振替輸送の応に精一杯で、
「今、どうなっているのか」を尋ねたくても、
尋ねようもない。
振替輸送を求める客の列に並ぶしかない。

もう少しうまく人員配置できないのか。
もう少しうまくトラブルに対応できないのか。

少なくとも東急沿線に暮していた頃は、
こんなお粗末な事態には遭遇しなかった。

小田急は遅延が多いのだから、
そのあたりの対応ももう少し考えてほしいよ、まったく。

ちなみに今日の遅れは人身事故だそうだ。
あの世に行くのは勝手だが、
この世の邪魔はしないでくれ。

プロポーズにダメ出し

2009年06月16日 07時19分52秒 | コメディのかけら

某代理店に勤めるAさんは、
自分の部屋にいる時に、
彼女のプロポーズをしたら、
「こんなんじゃダメ!やり直して」
とダメ出しされたそうだ。

そんなAさんが、
再び彼女にプロポーズしたのは、1年後。

ダメ出しされてすぐにプロポーズするのもどうかと思い、
それだけ時間をあけたそうだ。

その間に破局にならなくて、
本当によかった。