モンティ・パイソンのグレアム・チャップマンの自伝。
「自伝」とあるが、
あくまでタイトル上のことかと思っていたが、そうではなかった。
映画の中のグレアム・チャップマンのモノローグは、
彼が生前に録音してあったものだそうだ。
アフタートークに登場した監督の話によると、
当初グレアム・チャップマンのドキュメンタリーを計画。
そのため、彼のパートナーだった男性に、
なにかプライベートな映像が残っていないかと問い合わせたところ、
「映像はないが・・・」
と言って出てきたのが自伝の音声だったという。
しかし「自伝」とは言え、
その内容のぶっ飛びようはすごい。
正直、1回見ただけではついていくのに精一杯。
ネタばれになってしまうが、
有名なジョン・クリーズの弔辞の映像が使われている。
しかし、オチとも言えるあのセリフは出てこない。
なぜ、あそこまで使わなかったんだろう?
これもアフタートークで、
「ファンをやきもきさせるために、
有名なスケッチを出してもあえて途中までしか使わなかった」
というようなことを監督が言っていたが、
似たような狙いなのだろうか。
いずれにしても早くDVD化してほしいものだ。