Nov.26(Tue.)
■今日という日
11時、オンライン会議。
ある番組で生じた問題が、広く影響を及ぼすことがある。
村上春樹の小説じゃないけれど、「やれやれ」と言いたくなる。
深まりゆく秋を味わうために出かける。
喜多見駅で下車。
まずはネットで探して気になった『ぴより』で昼食。
鶏が主体で無化調のスープ。
麺は太く平たく縮れている。長さもバラバラ。店主が自分で打ったのだろうか。
僕の胃袋にも負担なく収まる。美味しい。
野川沿いを歩き、次大夫堀公園民家園へ。
風景を切り取って見れば、世田谷区とは思えない風情。
建物の一部が劣化して、内部への立ち入りが禁止となっている古民家があった。
当時の建材と工法を使うので修復までには時間がかかるようだ。
成城学園前駅経由で帰還。
夕食までの時間、明日の宿題の仕込み。
毎週、どうやって考えていたんだろう?と考えるところから始まる。
今夜も自宅でひとり飯。
豚肉と白菜の中華炒め、台湾風オムレツなど。
『モンスター』第7話を観る。
どんどん物語の質が下がっていく。
今どきの事象、今回でいえば「聖地巡礼」、それを入れようとするがあまり、
弁護士モノ本来の面白さがおろそかになっているのではないか。
趣里演じるキャラが魅力的なだけにもったいない。
Nov.25(Mon.)
■今日という日。
朝、家人(小)から連絡が来る。トラブル発生。
まったく予期していなかったわけではないが、実際に起きるとなるとかなり面倒な内容。
解決策を思いつかない。そもそも解決策などないのかもしれない。
書き物や考え事が立て込んでいるが、家人(小)の件が気になり、集中できない。
家の中で場所を変えて仕事をしてみるが、それでもダメ。
外でやることにして家を出る。
駅前の安カフェでもと思っていたが、途中でこんな時こそ東京農大だということを思い出す。
農大内の『ササコーヒー』で仕事。ここはいつも空いている。学生がいても静かだ。
窓の外の木々を眺めながら、書き物をする。捗る。
再度、家人(小)と電話で話す。
解決に向けての策をいくつか提案するけど、
僕自身、それで問題がすんなり解決できるとは思っていない。
帰還して、書き物仕事。
ここに至るまで、増築を繰り返す違法建築のように進めてきたので、
随所に無理が出ている。
すべてがもう一週間早く出来ていれば、こんなことにはならなかったのだが。
最後に残ったのが明日の宿題の仕込み。
気分転換に外で食事をするかと思ったが、それも面倒になり代わりに湯船に浸かる。
夕食は、昨夜以上にありあわせ。幸いそれでもなんとかなった。
今日観たもの。
『ダンダダン』第8話。
『甘神さまの縁結び』第八話。
Nov.24(Sun.)
■今日という日。
昼前から駅前の『まだん陶房』へ。年に一度開催される会員展。
李さんが主だった頃、一度だけ1日体験コースに参加したことがある。
もう何回か作陶することが可能だったのだが、忙しさにかまけて、その機会を逃してしまった。
使い勝手のよさそうな皿を2枚購入する。
昼食を食べて帰還。20分仮眠。
15時半、オンラインで打ち合わせ。30分で終わる。
今夜は自宅でひとり飯。ありあわせで済ませる。
今日観たもの。
『ダンダダン』第3~7話。
第7話は、ネット界隈では神回と呼ばれていると聞いたが、僕にはそう思えなかった。
怨霊になった背景の物語、他の部分のイメージの豊かさに比べて、あまりに類型的ではないか。
『鬼滅の刃』でもしばしば感じたことだけど。原作が少年誌掲載だからか。
Nov.23(Sat.)
■今日という日。
起床直後にメールを確認するも、届いているはずの構成表が未着。
時間がないので焦る。
1時間ほどして、ようやく届くが、そもそもこの流れでいいのかが気になる。
本来は会議で検討すべきことだが、その時間がない。
仕方なく別紙で別案を作成し、合わせて送ることにした。
13時から事務所で新社長と面談だったが、15分ほど遅刻。
今後の展望について、説明を受ける。なるほど。
15時、信濃町のスタジオへ。
『古舘伊知郎トーキングブルース2024』立ち稽古。
僕以外のブレーンは、今回がほぼ初見。
昨夜カットした箇所もちゃんと反映され、理想的な上演時間となっていた。
皆さんから感想や意見をもらう。
ただ、この段階まで来ると、大幅な変更をするのは難しい。
なぜその構成なのか?と問われても、
「こちらの方が面白いから」としか言いようのない点もある。
その一方で、意見を求められたら、何か言わねばならぬ立場の気持ちもよくわかる。
この3年間やってきた『トーキングブルース』の作り方は、
そろそろ変える必要が出てきているのかもしれない。
夕食を用意して頂いていたが、失礼して先に稽古場を出る。
経堂に戻って、『凧はなれ』で夕餉。
スケジュールが錯綜している。
明日明後日の予定を頭の中で組み替える。
月曜日が多忙になるが、明日は少しゆっくりできそうだ。
Nov.22(Fri.)
■今日という日。
午前中から二子玉川の映画館へ。
『室井慎次 生き続ける者[後編]』(18)鑑賞。
[前篇]で感じた「なぜこの映画を作ったのか?」の思いはさらに強くなる。
正確に言えば。「なぜ『踊る大捜査線』というブランドのもと、この物語を作ったのか」
物語の良し悪し以前に、そこに引っかかってしまう。
一緒に観に行った友人と映画館のダイナーで昼食。
時間がなく慌てて入ったので、入ってから店の選択が誤っていたことに気づく。
僕の胃袋に合うメニューがなかった。
軽めな感じのこちちを選ぶが、それでもポテトはいらないなあ。
アウトドア用品店を巡り、ウェア類を購入。散財する。
天気がいいので、自宅~用賀駅は徒歩で往復した。
早めの夜、渋谷で『トーキングブルース2024』初稽古。
台本を離して、とりあえず通してみる。理想的な上演時間よりもかなり長い。
たどたどしい箇所があるから長引いていることもあるが、
もっと間をとってほしい箇所もあるので、足し引きゼロという感じだ。
場所を移して、冒頭から内容を整理していく。
カットする部分、組み替える部分いろいろ。
夜更けに、とりあえずの目鼻がつく。
丑三つ時に帰還。最近にしては珍しい。
Nov.21(Thu.)
■今日という日。
9時半、神山町で会議。
経堂に戻ると、ちょうど昼食時。
やけに腹が減っていたので『焼肉the大苑』へ。
牛すじ煮込み定食を頼んだら、副菜に冷しゃぶが付いてくる。
これで900円って!心配になるお値段だ。
ありがたいけど、僕には少々量が多い。
残すのもわるいので、すべて食べたけど、今日は終日、肉が腹に居座りそうだ。
帰還して宿題や仮眠。
18時、乃木坂で会議。
京都在住のディレクターに京都の現状を聞く。
街は外国人旅行者であふれ大変だそうだ。
彼らは平日でも大量にやってくる。トップシーズン以外にもやってくる。
表通りの飲食店は、外国人旅行者仕様に次々と様変わり。
しまった、新型コロナ禍の時期に行っておくべきだった。
『㐂八』で夕餉。串5本で満足。
『ダンダダン』第1~2話を観る。
今期の話題作だが、今まで触手が伸びなかった。
今日の会議で名前があがり、観てみることにした。
最初、絵柄で気になったが、10分もすると気にならず。
初回の展開の速さが心地よい。観ず嫌いはよくないですね。
Nov.20(Wed.)
■今日という日。
朝から冷たい雨が降る。
11時半、汐留で会議。
経堂に戻って、『さばのゆ』でお粥の昼食。
水曜日だけランチ営業を始めたのだ。
客の入りが心配で来てみたが、けっこう入っていて安心した。
寒いこれからの時期、温かいお粥はいい。
帰還して、送られてきているVTRをチェック。
17時、オンラインで打ち合わせ。
各自がチェックした内容を持ち寄って、検討していく。
それぞれの立場や好みで気になる箇所が異なる。だからこそ、この工程は大事。
夜、渋谷ユーロライブで『寸劇の庭』(32)観劇。
ナンセンスという言葉はコメディの枕詞になりがちだけど、
必ずしもそうとは限らないと思い知らされました。
それにしても、コメディならば笑いが頼りになるけど、
今回のような作品は、何を頼りに作っていくのだろう。怖くないのか。
開演前、ロビーでKERAさんと遭遇。
先日のNHK-BSの筒井康隆さんの番組のことを少し話す。
経堂に戻って、『中山商店』で夕餉。
『負けヒロインが多すぎる!2/雨森たきび』読了。
Nov.19(Tue.)
■今日という日。
11時、オンライン会議。
昼食を食べに出る元気がなく、スーパーで買ってきた弁当で済ませる。
気温が下がってきた。薄手のダウンを着る。
15時半、汐留で会議。
すぐさま帰還。明日の宿題を仕込む。
今夜もひとり飯。
豚肉と白菜の蒸し煮、サーモンのソテー、サラダ。
ビールの後は、芋焼酎のお湯割りにする。
今日観たもの。
『モンスター』第6話。
注目の親子対決。
あんな証拠があるならば、最初に出せば終わりなのに、というモヤモヤが残る。
裁判モノのひっくり返しの醍醐味は、コレじゃないなあ。
あと原告の娘の感情の動きも物語の都合に合わせ過ぎている。
『tiny desk concerts JAPAN』小沢健二の回。
初めて観たけど、これがフォーマット販売できる企画に育ったことがスゴい。
日本ではこんな企画は通らないだろうし。
オリジナルも、あれぐらい背景を飾ってしまっているのかなあ。
あまりオフィスの感じがなかったが。
※対称的な色とメッセージの配置が気になる撮った一枚。
Nov.18(Mon.)
■今日という日。
朝、ハウジングメーカーの担当者来訪。
メンテナンス工事完了の書類にサイン。(正確にはタブレット画面上でサイン)
所要時間5分。
わざわざ来なくても、メールもしくは郵送でもいいのではないかと思うが、
そうはいかない事情があるのだろう。
手土産を頂く。「泉屋東京店」のクッキーだ。ひさしぶりに食べた。
耐震補強の助成金の件で役所に電話。
交付金の申請手続き自体、今年度はすでに終わっているという。
交付対象になるかどうかの確認だけ受けて、申請そのものは4月にと言われる。
となると、最速でも工事ができるのは来年6月頃。
だいたい検査を受けてから、診断結果が来るまでに2ケ月かかっているわけで、
8月中に検査を受けないと今年度は間に合わなかったってことか。
ということも、事前に教えてほしいよ。
昼食は家人(大)の作るパスタ。
朝からルーティンと異なることが続いたので、落ち着かない。
夕方、整体へ行く。尻が凝っていると言われる。
『松ちゃん』で独酌。
帰還して、ニナと二次会。
今日観たもの。
『嘘解きレトリック』第7話。オンタイムで観る。
ミステリーとしては、さすがに無理のある展開。
『甘神さんちの縁結び』第七話。
Nov.17(Sun.)
■今日という日。
博品館劇場で『裸足で散歩』(31)観劇。
3幕物で、各幕終わりで休憩が入る。
1幕40分、15分休憩、2幕45分、10分休憩、3幕40分。
なんとも観客にやさしい芝居である。
今から約60年前に書かれた戯曲だが、今でも上演されるのは、そこに普遍的な面白さがあるから。
しかしながら、登場人物に「当時」を感じるというのは、一緒に観劇した松永さんの指摘。
新婚のコリーは専業主婦という設定だが、
この戯曲が書かれた頃のアメリカでは、それがスタンダードだったはずだ。
今ならば、なんらかの仕事をしている設定にするだろう。
観劇後、すぐさま経堂まで戻ってきて、駅前でお茶。お互いの近況報告。
夜、『二子鮨』へ。弟と会い、実家の件を話す。
耐震補強工事をするにしても、まずは助成金の申請から始めなければならない。
今から申請しても、交付決定は来年になるだろう。
とりあえずここまでは進めることにする。
実際の工事にいくらかかるかは、精密診断と耐震計画が必要。
これにもそれなりの費用がかかる。
その結果、莫大な金額になったら、工事はしないという判断もあるが、
その判断をするために金がかかるというのだから厄介だ。
『グループサウンズ/近田春夫』(49)読了。
Nov.16(Sat.)
■今日という日。
午前中、蓬髪を切りに行く。
45日に一度来るとちょうどいいと言われているのだが、
今回もまた90日も間が空いてしまった。
『まことや』で塩ラーメンの昼食。
今日は先々の仕事のための勉強日。
取り寄せた本をメモを取りながら読む。
一冊は、キンドルアンリミテッドなら無料で読むことができたので、
家人(大)のタブレットで読む。
夕食は家人(大)の作る海老と帆立のガーリック炒め、豚肉と蓮根の蒸し焼き、サラダ。
今日観たもの。
『君は冥土様。』第5・6話。今シーズンはハマるアニメがない。
※忘れかぼちゃ、もしくは、はぐれお化け