犬とウンコとマッチョ

2018年08月28日 09時09分18秒 | コメディのかけら

旅先で見かけた光景。

アメリカ西海岸のさほど大きくない街で見かけた出来事だ。

店が並ぶその街のメインストリートで、
犬を散歩させている家族がいた。

すると犬が舗道でウンコをした。
しかし片付けることもなく進んでいく。

それを目撃したのは片腕に幼児を抱いたマッチョな父親だ。

「Hey!」

去っていく家族に声をかけるが、
聞こえないのか無視しているのか、
犬を連れた家族はどんどん去っていく。

いくら声をかけても気づかない家族に業を煮やしたマッチョが、
早足で彼らを追いかける。

その途中の行動に目を惹かれた。
舗道に面したカフェのテラス席にあった紙ナプキンを
スッと手に取った。
そして家族に追いつくと、何やら注意した後、その紙ナプキンを
差し出したのだ。

ようやく自分たちのあやまちを認めた家族は、
紙ナプキンを受け取ると、犬のウンコを片付けに行った。

ああいう時、注意すること自体ためらわれるが、
あそこでスッと紙ナプキンを取るっていうのは、
普通じゃ出来ないよなあ。

いいものを見ました。

LAの電動キックボード

2018年08月26日 11時46分02秒 | 旅のかけら

ロサンゼルスでよく見かけた電動キックボード。

街角に駐車してあるのをよく見かけたので、
シェアサイクルみたいなものか…と思っていたのだが、
ようやくその正体がわかった。

サンフランシスコのベンチャー企業が始めた電動キックボードのシェアサービス「バード」だった。
(確かに「BIRD」ってステッカーが貼ってあった)

アプリがキー代わり。
最初の30分は1ドル。
運転免許が必要。

なるほど。

それにしても、乗り捨てOKとはいえ、さすがにこれは雑すぎないか。
でも、何度も見かけたなあ、こんな光景。








ドアノブのサイン

2018年08月25日 08時08分35秒 | 旅のかけら

夏休みに泊まったあるホテルにあったドアサイン。

「Do not distube」の代わり。

なんともステキな感じだ。




残り物を持ち帰る

2018年08月21日 09時07分31秒 | アイデアのかけら

今回、初めてアメリカに行ったのだが、
食事に行って驚いたのは、
たいていの店で料理が残ってしまった場合、
それを持ち帰ることができることだった。

持ち帰り専用の容器があり、頼めばすぐに出てくる。
持ち帰りをしている地元の人たちを何人も見かけた。
僕たちも実際にやってみた。
そして翌日の朝食にした。

思えば、昔は日本にも残った料理を持ち帰る習慣があった。
親が持って帰ってくる宴会の残り物の折り詰めは、
子どもたちにとって普段食べる機会のない料理が詰まった、
ちょっとした宝箱だった。

しかしいつの間か、残り物を持ち帰らしてくれる店はなくなった。
持ち帰った料理で食中毒でも起こされたら…という判断からだろう。


本当は、持ち帰った料理で食中毒になったら、
それこそ「自己責任」ではないのか。店に責任はないはずだ。

だけどトラブルが起きるのが嫌だから、先に回避しておく。
なんとも日本らしい考え方だ。

ノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイが感動したという日本語
「もったいない」。

でも実は、日本の外食産業は、もったいないことを平気でしているんだよなあ。

こんなところにネジが!

2018年08月19日 10時44分00秒 | 旅のかけら

夏の旅の途中、
アリゾナのアンテロープキャニオンに寄った。

よくぞ見つけたと驚く、
大地の亀裂のような狭い峡谷だ。

中に入ると、
自然が作った摩訶不思議な造形に感嘆する。

と、その途中で不思議なものを見つけた。

赤い岩壁にささる金属の太いネジ。


一度、気づくと、いろいろなところにあるのがわかる。

おそらく壁が脆い部分を補強しているのだと思うが、
一瞬、この峡谷が、
実は人工のもの、もしくは人類以外の知的生命体の手によるものではないのか?
という妄想が頭をよぎったのだった。


アメリカの風邪薬

2018年08月18日 18時15分47秒 | 旅のかけら

ロサンゼルスの空港で買った風邪薬。

Cold&Flu



風邪だけではなくインフルエンザにも効くのか⁉︎

効果のほどが怖くて、
おいそれとは服用できないなあ。

現実か?SNSか?

2018年08月16日 22時39分41秒 | コメディのかけら

旅先で目撃した光景。

観光地の人気のレストラン。

カップルが店員にカメラを託し、
二人の写真を撮ってもらっていた。
幸せ感あふれる光景だ。

しかしその直後、
二人はそれぞれのスマホを出し、
一心不乱に操作を始めた。
まるで目の前にいる人のことを
忘れたかのように。

わずか数分の二人の姿のギャップに、
唖然とした。

ここからは想像だが、
二人は先ほどの写真を
自身のSNSにアップしていたのではないか。

なんとも喜劇的な光景だった。



寝転ぶスヌーピー

2018年08月15日 16時04分02秒 | 旅のかけら


この岩、スヌーピーロックという名前なんですが、、そう、見えますか?

素直な人にしかも見えないのかも。

スカンクの名残り

2018年08月14日 18時59分27秒 | 旅のかけら

夏休みでコロラドに来ている。

地元のローカルツアーに参加、
車が森の中を走っているとガイドが、

「スカンクですねー」

確かに車内に異臭。
最初は他の客がエスニックのデリでも食べているのかと思ったが、
(そんな匂いだったのだ)

「あ、またスカンクですねー」

二回目の時は明らかに刺激臭だった。

なんでもスカンクは、
路上で車にはねられた時、
最後に一発かましてから死ぬと言う。
その臭いがしばらく、
そこに残っているそうだ。

虎は死して皮を残し、
スカンクは死して屁を残す。

不思議なモヒート

2018年08月13日 09時35分32秒 | 旅のかけら
カリフォルニアのサンタバーバラに来ている。

ビーチ沿いのシーフードレストランで、
モヒートを頼んだら、キュウリが入っていた。

眞露にキュウリを入れて飲む人は見たことあるけど、モヒートにキュウリというのは初めて。

メロンから甘みを抜いた香りが微かに漂う感じで、意外と悪くなかったです。

エスカレーターを降りた場所に

2018年08月11日 00時09分18秒 | アイデアのかけら

銀座のGAPに初めて行った。

メンズのフロアは3階。
2階はレディーズ。

買い物を終え、
エスカレーターで降りてきて驚いた。

降りた場所の目の前が下着売り場なのだ。
もちろん、女性の。

1階に降りるエスカレーターは離れた場所にあり、
最短距離で行くには下着売り場の真ん中を突っ切らねばならない。

別に目のやり場に困る歳ではないが、
通るこちらもなんとなく気まずく、
買い物をする女性の方もあまりいい感じはしないのではないか。

エスカレーターとエスカレーターをつなぐ導線じゃない場所に、
下着売り場を置くこともできたはずなのになあ。

なんであそこにしたんだろうか?

アメリカ人、東京五輪にショックを受ける

2018年08月03日 22時18分56秒 | コメディのかけら

アメリカ人から、

「どうしてこんな暑い時期に東京オリンピックを開催するのか?」

と尋ねられた。

「前回の東京オリンピックは10月にやった」

と答えると、

「なんで今回も10月にやらないのか」

そこで、

「それは君の国のせいだよ!」

と説明すると、
大きくショックを受けていた。

彼が知らなかっただけなのか。
それとも、アメリカの皆さんも意外と知らないのか。

三枚の名刺

2018年08月02日 23時32分45秒 | コメディのかけら

某地方都市のある酒場に行くと、
初めての客は「名刺をもらえないか」と言われる。
しかも一枚ではなく必ず三枚。

すると店主から季節の便りが届く。

ハガキの宛名部分には、
渡した名刺が貼り付けられている。

そう、宛名を書く手間を省くために名刺をもらうのだ。

季節の便りは名刺の枚数と同じ三通まで来るそうだ。

僕もぜひ一度、行ってみたいものである。

トイレのトラップ

2018年08月01日 08時35分27秒 | コメディのかけら

ある広告代理店で打合せをしていた時、
トイレに行きたくなった。

その旨を伝えると、
女性スタッフが会議室から廊下まで一緒に来てくれ、
「あちらです」とトイレの場所を教えてくれた。

トイレは廊下のかなり向こうにあった。

そこから1人でトイレに向かい、
いざ入ろうとした瞬間、
中から女性が出てきた。

そこは女性トイレだったのだ。

男性トイレはというと、廊下の逆サイドにあった。
そういう構造のビルだったのだ。

(そして男女の表示のついている場所が非常にわかりにくい)

おそらく案内してくれた彼女は、
いつも女性トイレしか使わないから、
自動的に「あちらです」と言ってしまったのだろう。

まさかそんな本人は意図せぬトラップがあったとはなあ。

それにしても、
入る前に中から女性が出てきてよかった。