白川郷への旅支度

2011年05月30日 09時45分20秒 | 旅のかけら

母親の希望で、
白川郷に連れて行くことになったのだ。

どうせならば合掌造りの宿に泊まりたいというので、
ネットで調べると、
白川郷観光協会が一括して宿の予約受付をしていた。

予約フォームに料金などの条件を入れて申し込むと、
条件に合った宿を探して予約してくれる。

「ここに泊まりたい」というお目当てがあれば別だが、
今回の「合掌造りの宿であればどこでも」という程度の条件ならば、
これはかなり便利だ。

しかも後日、
観光協会から各種パンフレットがごっそり届いた。

梅雨時の旅になってしまうが、
旅支度の段階からなかなか楽しみになってきた。

楽屋を漁るAD

2011年05月29日 07時04分34秒 | 業界のかけら

もうかなり前の話になるそうだが、
ある番組の収録後、
出演者が帰った楽屋から、
新人ADがなにやら袋を持って出てきた。

その動きがなんとなく怪しかったので、
袋の中身を強制的に見ると、
入っていたのは楽屋のゴミ箱のゴミ。

次に使う人のために掃除していた、
というわけではないようだ。
なぜならその楽屋を使っていたのは、
当時人気絶頂の女性タレントだったのだから。

当然のごとく厳しく叱られた彼は、
しばらくしてADを辞めたそうだ。

悲劇の行列

2011年05月25日 23時33分02秒 | 業界のかけら

地元のラーメン屋がテレビで取り上げられ行列ができた。

しかしその店は、地元では評価の低い店だった。

なぜテレビが取り上げたのかわからない。

だがそのおかげで行列ができた。

とはいえ、客の舌は正直だ。
数日で行列は消えた。

本当の悲劇はここから始まる。

一度持ち上げられた店は、
客の期待値が上がる。
勝手に期待され、
勝手に裏切られたと不平不満を言われる。

テレビに取り上げさえしなければ、
街のラーメン屋として細く長くやっていけただろうに。

果たしてこの悲劇を乗り越えられるのか。

テレビを作る側の僕としては、
この悲劇に対しなんとも複雑な思いだ。

グラドルの副業

2011年05月14日 21時41分24秒 | 業界のかけら

グラビアの仕事をしている女性が、
全員その仕事だけで食えるわけではない。

中には劇団員のようにバイトをしながら、
晴れ舞台に立つ日を夢見てがんばっている人もいる。

だが、先日話す機会のあった女性がやっているバイトは、
おおよそグラビアとは程遠いものだった。

「治験」である。

要は人体実験だ。

割のいいバイトなので、
演劇関係者でやっている人間は何人も知っているが、
まさかグラビアの世界にもいたとは。

早く「薬」から足を洗える日をお祈りしています。

修学旅行と原発

2011年05月12日 22時29分46秒 | コメディのかけら

世田谷区の小学校の修学旅行は日光が一般的だ。

ところが最近、匿名の父兄から、
「どうして日光なんですか!原発の近くじゃないですか!」
というような主旨のクレームがあったそうだ。

しかも一人ではなく、何人も。

この話を聞いた時、
なんとも虚ろな気分になった。

ちなみに震災直後、日光の観光客の数はかなり落ち込んだそうだが、
ゴールデンウィークには回復しそうだ。

上記のクレームがいかにナンセンスなことか。

可哀想なのは当の子どもだ。
放射能より親の無知が害である。

7分14秒の『ブラックスワン』

2011年05月11日 22時52分16秒 | 業界のかけら

今朝のことだが、
ある番組で今日から公開の『ブラックスワン』の冒頭部分を
7分14秒、ノーカットで放送していた。

驚いた。
こんな宣伝方法があるとは。

確かにそれだけの長さを見させられたら、
続きが見たくなるだろう。
予告編よりも宣伝効果はあるはずだ。

しかし同時に、
映画館に行った時の、
上映開始直後のあの高揚感は失われてしまう。

まあ、冒頭の高揚感が失われても、
最後まで観てもらえればそれ以上の満足を与える、
という自信があってこその冒頭公開だとは思うが。

できることなら、
あまり多用はしてほしくない宣伝方法だと思ったのだ。

ユッケやレバ刺し

2011年05月10日 09時08分22秒 | ギモンのかけら

今なおユッケやレバ刺しを出している店はあるのだろうか。

「牛・豚・鶏・レバーなどの内臓の”生食用”の出荷実績はない」
と明言されてしまった以上、
これまで適切な処理をして生の肉を提供していた店も、
いやそういう良心的な店ほど、
今は生の肉を出すことができないのではないかと思う。

秋には罰則規定ができるというけど、
その前に”生食用”の肉が出荷されるようになるのだろうか。

そうじゃなければ、
もう二度とユッケもレバ刺しも、
食べることができなくなってしまう。

どうなんだろう。

手術中のおやつ

2011年05月09日 08時35分43秒 | ドラマのかけら

長時間におよぶ手術の場合、
途中で執刀医がチョコレートを食べることがあるという。

疲労による集中力低下を防ぐのに糖分摂取は確かに有効だ。

外回り看護師が執刀医にチョコを食べさせるそうだ。

そんなシーン、
今まで医者モノのドラマでは一度も観たことなかったが、
もしかすると海外ドラマにはあるかもしれない。

瓶の中の飯

2011年05月07日 22時41分33秒 | コメディのかけら

知人の中学生時代の話。

瓶詰めのなめ茸を食べ終わると、
その瓶の中にご飯をぎゅ~と詰め込む。
すると瓶の壁面に残ったなめ茸の汁がご飯に染みこんでくる。
半日ほどそのままにしておいた後、
スプーンで中のご飯を食べたそうだ。

「今なら食べるラー油でやってもいいかもしれませんね」

なるほど。

音を活字にする困難

2011年05月01日 01時28分59秒 | エンタメのかけら

もう数時間前になるが、
「TVブロス」のUstに出て、
『スネークマンショー』に関するよもやま話をしたのだった。

その中で、
あの名作「シンナーに気をつけてカベ塗んな!」を
もし作家が台本として書いてきたら絶対にやらなかっただろう、
という話になったのだ。

たしかにそうだ。

文字で書かれたギャグを読んで、
それが耳で聴いておもしろいかどうかを判断するには、
かなりの想像力が必要とされる。

ということは逆に、
音声のおもしろさを文字として表現するのもとても難しいだろうし、
実際難しい。

そういう意味では、
数年前に新潮社から出た『これ、なんですか?スネークマンショー』は、
なんとも野心的な本だ。
スネークマンショーのあのギャグを、
なんとか活字にしようとしたのだから。

まだ入手可能なのだろうか。

興味ある方はぜひお手にとってみてください。