久しぶりに渋谷公会堂の近くに行った。
渋谷公会堂も渋谷区役所もそこにはなかった。
取り壊されるという話は聞いていたが、
もうここまで進んでいたのか。
友人の設計士がこの地の再開発に携わっている。
彼曰く、
新しい渋谷区役所と公会堂と、そしてタワーマンションができるそうだ。
区の土地の一部を民間の業者に期間限定で貸与し、
税金は使わずその貸賃で区の新しい建物を建てる。
都内のどこかの区が始めた形式に渋谷区も倣ったという。
渋谷は今、100年に一度の大再開発中だ。
駅周辺はもちろんだが、
上記の渋谷区役所界隈、
PARCO跡、
井の頭通り東急ハンズの先、
かつて渋谷ビデオスタジオがあったあたりも更地になっている。
渋谷に人を集中させるのはいいが、
交通機関はそれに対応できているのだろうか。
現在、渋谷に来ている鉄道は、
山手線、田園都市線+半蔵門線、東横線+副都心線、銀座線、井の頭線。
どの路線も朝のラッシュアワーの乗車率は殺人的。
だが、これ以上、本数を増やすのも、編成を伸ばすのも難しいのではないか。
どうするつもりなんだろ。
この手の大規模再開発を行う際に、
交通面はどう考慮されているのか。
都市開発の専門家にお聞きしたものである。