提出した側のねらいと、
受け手の感じ方が食い違うのは、
よくあることだし、
それはとても健全なことだ。
と常々思っているが、
当事者となると、
ちょっと不思議な気分となる。
少し前にFacebookに、
「朝、ゴミ捨てに行った時、
玄関先の茉莉花が強く香った。
花は朝の方が香りを放つのかと思ったが、
後でマスクをつけていなかったから、
ということに思い至った」
ということを書いた。
僕はマスクをしていることで失われている、
哀しみについて記したつもりだった。
だが、知人のリアクションは違った。
「うけるね」が押されていた。
そんなふうに受け取る人もいるのか。
今回の件は微妙な話だが、
悲劇のフリをした喜劇も作れそうだ、
と改めて思いました。