断りの電話

2018年01月28日 14時30分02秒 | アイデアのかけら

知り合いの娘さんが、
初めてバイトの面接を受けに行った。
名前は伏せるが、パスタの某チェーン店である。

面接の時間が閉店後の夜10時というのも、
ちょっとどうかと思ったが、
さらにひどいと思ったのは採用不採用に関する連絡だ。

今週中に連絡がなかったら不採用。

なんだよ、それ。

プレゼントでよく、
当選者は賞品の発送を持って返させて頂きます、
というのはあるが、
バイトの採用不採用で、そんなのありか。

面倒というよりも、
おそらく、
不採用という良くない知らせの電話をかけるのが、
嫌なのだろう。

この話を聞いていたら、
とてもムカついてきて、
面接をした店長を釜茹でにしたくなりました。

フーゾクと寿司

2018年01月27日 00時15分18秒 | コメディのかけら

酒場の後ろの席で、
男性客が熱弁を奮っていた。

曰く、

「若い頃は頻繁にフーゾクに行っていたが、
 今はいかない」

「代わりに美味しいものを食べに行っている。
 寿司とか」

「年齢で価値観が変わった」

「二十代の後半で損益分岐点が変わった」

性欲の代わりに食欲を満たすようになったのはわかったが、
最後の「損益分岐点」だけ意味不明。

続・2つのラフロイグ

2018年01月25日 14時08分52秒 | その他のかけら

ラフロイグの同じオフィシャルの10年でも、
日本で販売されているものと現地で販売されているものでは、
微妙に味が違う、という話をちょっと前に書いた。

これに関して、新たな情報が入ってきた。

サントリーの方から聞いたという伝聞。
裏をちゃんと取った話ではないので、
あくまで参考程度に記しておく。

味の違いは「味を調整しているから」だという。

現地では主にストレートで飲む。
しかしながら日本では水割りやソーダ割が主流。
それだと現地の味のままではラフロイグの特長が減じてしまうので、
少しだけ風味を強くしているのだという。

といっても何か混ぜものをしているとかそういうわけではない。
麦芽を乾燥させる時につく「ピート香」をちょっと強めにしている、
ということらしい。

そんな話を聞いていたら、
また飲み比べてみたくなってきた。

餃子とシャツ

2018年01月23日 22時34分25秒 | コメディのかけら


近所の荒くれた酒場のカウンター席にいたら、
隣に座っていた三十代女性たちの会話が聞こえてきた。

一方の女性に最近いい感じになりかけている男性がいるようだ。
しかし・・・

年末、その男性と家の近くで飲むことになったらしい。

どんな店かはわからないが、
「餃子が280円」の店ということだけはわかった。

話の流れで、彼が
「最近ようやく自分に似合うシャツが見つかった」
ということを言い出したようだ。

そこで彼女が、「いくらしたの?」と尋ねた。
「え、値段を言うの?」と彼が嫌がったので、
その素振りから「これはユニクロあたりに違いない」と思い、
繰り返し、「ねえ、いくらだったの?」と尋ねた。

すると、

「…5万円」

え?

それを聞いて彼女は、
「この人、5万円のシャツを買うような人なのに、
 私につきあって280円の餃子を食べてくれるんだ」
と思ったそうだ。

そして、「残念だけどこの人とは距離をおこう」と決めたらしい。

そんなふうに考えるんだ。

本当に距離をおいたのかどうかは、
そこで僕が先に店を出てしまったので不明。

お茶、あるいは舌の領域

2018年01月20日 23時58分28秒 | その他のかけら

酒場で、
常連さんが持ってきた高級なお茶をご相伴に預かる。

水出しの玉露。
ワインボトルサイズで8000円(!)

バーテンダー氏が先に飲んで、
「!!!!」
というリアクション。

期待してひと口飲むが…「ん?」
あまり味がしない。

実は飲み方が間違っていたようだ。

今度は口に含み、しばらくそのままにする。

すると…

あ、舌の両サイドに独特の味覚を感じる。

これは旨味だ。
昆布を水出しした時のような味だ。
お茶なのに。

それもさることながら、
驚いたのは味を感じたのが舌の両サイドであることが、
明確にわかったことだ。

舌の領域によって感じる味が異なる、
という従来の説が実が間違いだというのが、
最近の説であるが、
今日のお茶の旨味は明らかに舌の両サイドで感じた。

あれはなんだったんだろうか。

ちゃんと解明してみたいものである。

2つのラフロイグ

2018年01月18日 09時30分07秒 | その他のかけら

シングルモルトの「ラフロイグ」の飲み比べをさせてもらった。

どちらもオフィシャルの10年。

1本は日本でサントリーが扱っているもの。
1本は蒸留所のあるアイラ島で売られているもの。

確かに味が微妙に違う。
刺激というかクセがちょっと強い。

「どちらが飲みなれている感じですか?」

そう尋ねられて選んだ方が、
サントリーで扱っているものだった。

なぜ味が異なるのか?

バーテンダー氏の説は2つ

①日本に輸出するものは製造段階に異なる点がある。
②日本までは船便で運ぶ。その際、赤道を二度通過する。
 つまり温度による変化。

どっちなんだろうか。

片肺飛行

2018年01月13日 23時25分29秒 | コメディのかけら

飛行機で北海道ロケへと向かった某ディレクター。

上昇するにつれ、
突然、呼吸が苦しくなってきた。

シートベルト着用のサインが消える頃には、
息も絶え絶え。
シャツのボタンを外し、ズボンのベルトを緩める。
しかし息苦しさは増すばかり。

近くに来たCAに思わず、
「飛行機、おろしてもらえませんか」
と口走ってしまうものの、到底無理。

飛行機はそのまま千歳空港へと向かった。

後に判明するのだが、
この時、彼の肺の片方に穴が空いていたのだ。
地上ではそれでも呼吸に支障はほとんど無い。
だから自覚していなかった。
ところが高度が上がると気圧の関係で、
片肺では呼吸ができなくなるらしい。

このまま死ぬのかもしれない…。
そう思った時、ようやく飛行機が着陸態勢に入った。

高度が下がっていく。
すると…

「ん?」

気圧が戻っていくにつれ、息苦しさも消えていく。
着陸する頃には、すっかり普通に呼吸できるようになったいた。
しかし…


「さすがに治りましたとは言えなくて、
 ずっと苦しがっている演技をしていました」

お骨を忘れる

2018年01月13日 11時52分33秒 | コメディのかけら

電車内の変わった落とし物として、
しばしば挙げられるのは「骨壷」だ。

うっかり骨壷を置き忘れることなんてないだろう。
あれはわざと置き忘れていっているに違いない。
ずっとそう思っていた。

その思いは今も変わらないが、
これまではお骨を納める場所がないので
困って車内に置いていった、
そう思っていた。

しかし新たな可能性を妄想した。

実は故人が熱烈な鉄道ファンだったのではないか。

電車が好きだった人のための「乗り骨」である。

先に席を確保する

2018年01月12日 08時38分16秒 | アイデアのかけら

「スタバ」などのセルフ式のカフェで、
荷物などを置いて先に席を確保するというのが、
どうも抵抗感がある。

昨日も汐留のカフェで、
カウンターに並んでいたら、
後から来たビジネスマンが次々と空いて席にカバンを置き、
落ち着けそうな席を取られてしまったので、
列を離れて他の店に行った。

あの人たちは自分の荷物を盗られるないかと
心配にならないのか。

僕が心配性なのか、彼らが鈍感なのか。

場所は失念してしまったが、
あるセルフ式のカフェには席取り用の札があった。
あれはいいやり方だ。

外国人旅行者は僕たちより、
荷物を置き去りにしてカウンターに並ぶことに抵抗感があるはずだ。
もし「事前に席を確保する」を基本にするなら、
あの席取り用の札をもっと導入してくれぬものか。

釈然としない行列

2018年01月11日 09時57分05秒 | コメディのかけら


西麻布にある隠れ家的なラーメン店に行った。

14時過ぎだったが、
8人しか入らない店内は満席。
他に待っている人もいないので、
すぐに席が空くだろうと外で待っていた。

しかし5分待っても空かない。
すると僕の後ろに次の客が来た。
数分して1人、また1人。
15分ほど待った頃には僕の後ろには3人が並んでいた。

ようやく入口が開き、客が出てきた。
1人…2人…3人…4人!?
4人組の客だったのだ。

ということで僕に続いて、
後から並んだ3人も同時に席に着いたのだった。

別にいいけど、なんか釈然としない。

やっかいな救世主

2018年01月09日 10時19分54秒 | コメディのかけら

知り合いに
往来や駅構内で、
危機的状況、たとえば気分が悪くなっている人、などに
遭遇することがとても多い女性がいる。

確かに以前、一緒に近所を歩いていた時も、
路上で座り込んでいるお年寄りに遭遇し、
家まで送って行ったことがあった。

「助けてあげなさい!って言われてる、
 私、そういう人なんだと思う」

そう語っていたが、
それを聞いて思ったのは、

「実は彼らが危機的状況の陥るところから君のせいではないか」

ということだった。

もちろん、口には出さなかったけれど。

しかしながら、
これはこれで面白いなあ。
マッチポンプな救世主。

映画鑑賞(DVD):『東京物語』

2018年01月08日 10時33分43秒 | エンタメのかけら

小津安二郎の『東京物語』
正月休みに初めてちゃんと通して観た。

もし20代30代で観ていたら
杉村春子演じる長女の「無自覚な悪意」にばかり
魅了されていたと思う。

(もちろん今回もそこも大好きなんだけど)

しかしながら、
今の年齢、今の立場になって観ると、
笠智衆・東山千栄子が演じる夫婦の気持ちも染み入ってきて、
このタイミングで観るのも悪くなかったなあ、
そんなふうに思った。

車海老の食べ方

2018年01月07日 22時22分54秒 | コメディのかけら


殻付きの車海老の焼き物は、
確かに食べるのに苦戦する。



ある店で食事をした時、
殻付きの車海老が入っていて、
どう殻をとっていいのか苦戦していたら
家人女性曰く、



「天皇はどうしてるんだろ?」



え、まず思い浮かんだのが、それか!



食卓に殻付きの車海老が出た時、
皇族の皆様はどうやって食すのかと思ったが、
よくよく考えたら、
そんな食べにくいものは出ないか。



どうなんだろ?


首相と新聞

2018年01月06日 07時43分39秒 | コメディのかけら

『すべての新聞は「偏って」いる/荻上チキ』(扶桑社)は、
興味深いデータが並ぶ本だけど、
その中に、「安倍首相とメディア接触回数」というデータがある。

それによると、2012年12月26日から2017年8月31日の間に、
安倍首相がインタビュー・取材を受けた新聞ベスト3は、

①:夕刊フジ 12回
②:産経新聞 9回
③:毎日新聞 6回

「読売新聞」が一番なら、
発行部数が一番多いからと納得もできなくもないが、
「夕刊フジ」と「産経」がワン・ツーって。

ちなみに「夕刊フジ」の発行部数は155.9万部。
「産経新聞」の発行部数は朝刊のみで155.5万部。
(そもそも夕刊ないし)
両方合わせても、311.4万部。

毎日新聞が朝刊だけで、301.6万部。
ちなみに夕刊は84.7万部。朝夕合わせると386.3万部。

こうして数字で見ると、
自分の声を少しでも多くの人に届ける気が薄いことが見てとれる。

そしてそれは、
多くの人の声に耳を傾ける気が薄いこととほぼ同義である。

洋式トイレ問題

2018年01月05日 08時18分15秒 | アイデアのかけら

最近、しばしばこの手の注意マークを、
店のトイレで見かけることがある。

家庭でのトイレでは、
男性が小便をする時も、
座ってすることが一般的になっている今、
店のトイレでもそうなるのは、
当然の流れだろう。

(確かに周囲に飛び散るのは事実。
 以前、番組で実験したことがある。
 さすがに人間でやるわけにはいかず、
 小便小僧から小便を出した。
 そこまではよかったが、
 飛び散った様子がわかりやすいよう、
 小便の色を赤にしたら、
 かなり叱られた。
 血尿小僧に見えてしまったからだろう)


しかしながら、
座って小便をしながらいつも不思議に思うのは、

「欧米ではどうなんだ?」

ということだ。

洋式便器の本場、
アメリカやヨーロッパの男性は、
どうやって小便しているのだろうか。
やはり座ってしているのだろうか。