僕が住んでいるのは、
急行が停まるのは日中のみ、
という小田急線の中では中規模の駅である。
この街に暮らして10年以上になるが、
その前から住んでいる人たちが時おり語る「伝説」がある。
それは…
この街にマイケル・ジャクソンが来た。
何の変哲もない住宅街にマイケルがお忍びで来たというのだ。
なぜ?
禁断のネバーランドでもあったのか。
そうではない。
当時、この街に音楽関係の有力プロモーターが経営するクラブがあり、
マイケルはそこを訪ねて来たのだという。
え、この街にクラブ?
場所も聞いたが、今は建て替えられマンションになっている。
僕もまだ100%信じているわけではない。
しかし複数の人から聞いた話なので、信憑性は現在50%程度。
まあ、夢のある話ではあるけれど。