日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

ゴール

2007-10-19 | 自己啓発
ゴールを見極めずに走り出す人がいます。
自分の目指すのが
42.195キロメートル先のゴールなのか
100メートル先のゴールなのか
同じ陸上競技でありながら使う筋力も違えば
駆け引きや訓練なども全く異なります。

また、ゴールに到着するまでの道程の見極めも必要になります。
トラックなのか平坦地なのか、ハードルや池などあるのか
ライバルは一人なのか集団なのか
その道程によっては心構えも準備も全く異なってきます。

42.195キロメートル走るのに
最初の100メートルを全速力を走ってしまうと
どんなに優秀なアスリートであろうとも息が続きません
これはどんなに長距離マラソンを経験しようと同じです。

自分のゴールを見極めるからこそ
ゴールしたときの達成感も感じることが出来るのです。

是非ともゴールを設定したいものです。
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トカゲの尻尾

2007-10-18 | 危機管理
憔悴の大毅、一言も話せず=亀田父子らが公の場で初めて謝罪-ボクシング (時事通信) - goo ニュース

亀田親子の謝罪会見がありました。
とても器用とはいえない亀田親子とマネジメント力途上の金平会長
そして日本相撲協会と五十歩百歩の日本ボクシング協会・・・。

スポーツの世界の危機対応能力の無さ
自浄能力の欠如には今回も驚かされました。
ある意味、スポーツの専門家はたくさんいるけれども
マネジメントの専門家は少ないといえるのかもしれません。
選手達は小さな頃からその道一本できていることが多く
世の中というものを知らずに来ています。
そういう意味では、周囲の大人たちが人格形成面でのサポートをしてやらないと
朝青龍や前時津風親方、そして今回の亀田一家のようになってしまいます。

相撲協会のドタバタ劇
ボクシング界のドタバタ劇
いずれもファンを獲得したいとして安易な手段に手を染め
結果として一般大衆からは呆れられてしまう。

常に現場は一生懸命であるということをトップが理解していないと
このところのスポーツ界の不祥事的事件は無くならない様に思います。
いつまでも優秀な選手をトカゲの尻尾的扱いをしていると
スポーツ全体が魅力ある輝きを失ってしまいそうに思います。
自らの自浄能力に期待したいものです。
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No1を持つ

2007-10-17 | 自己啓発
全てを平均してトップクラスにするという経営戦略が使えない企業があります。
いや殆どの企業はヒト・モノ・カネ・情報が揃わない為
このような戦略は取れないものです。

この戦略が得意なのは松下幸之助氏が率いていた頃マネシタ電器といわれた
松下電器産業だったかもしれません。

ウチはちっぽけな会社だからNo1なんて取れないよ。
そんな声も聞こえてきそうですが、No1であることは何でも良いのです。
例えば、町内No1
スピードNo1
高い材料No1
アフターサービスNo1
何でも良いのです。
ただ、できるだけ数字の裏付けのあるものが良いでしょう。
数字の裏付けが無く、企業側が主観的な見方で発言していると
いい加減なことを言っていると言われ逆効果になってしまいます。

No1を持つということは会社に活気とやる気を漲(みなぎ)らせます。
是非とも一丸となって達成したいものです。

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虚勢

2007-10-17 | 他人のフリ見て我が身を正す
虚勢を張る
実力が無いのに実力があるように見せる事を言います。
から威張りとも言うようです。

実力が無いが故に周囲からいじられたり突っ込まれたりすると
異常なほどに反応をしたりします。

ここの所、ボクシングの話題でテレビや新聞は持ちきりのようです。
平和な日本がここでも全開になっているようです。
たかだか18歳の世間知らずの少年とその家族が
自分達が追い込まれた時に自分を見失っただけにお話です。
パフォーマンスで生きている世界の人たちにとって
生きる新たな試練であったとしても、致命傷になって息絶え絶えになる中身では有りません。

自分達がTB○とい放送局と協○ジムとの間で
泳がされ続けた中で頭を水中に押し込められた感じだと思います。

私は亀田一家には羨望こそあれ蔑む気持ちはまったく有りません。
どちらかというと応援したいと思っています。
なにも今回のような結果を求めて今までの稽古を積んで来た訳では有りません。
求めるものは世界一そして自分達の思いの達成だと思います。

非常に才能と努力を兼ね備えた一家なので
是非とも早くカムバックしてきて欲しいものです。



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縁を繋ぐひと言

2007-10-16 | 経営改善
某百貨店の部長のお話です。
その部長は普段から口やかましく販売スタッフの行動や成績には
担当者一同が辟易する位口を挟んでくる方でした。

そんな百貨店で入社3年目の販売担当女性が家庭の事情で
お店をを辞めなければならなくなりました。
時は繁忙期、猫の手も借りたいほどの忙しい時期
辞める女性は部長に叱られるだろうと思っていました。
案の定、辞めるその日になって部長の部屋に呼ばれました。

あっ!!遂に来た!叱られる・・・・。
そう思いながら辞める女性は部長のもとへ行ったのですが
そこにはいつもの厳しい顔をした部長はいませんでした。
なんと、いつもとは全く違う優しい顔をした部長がそこにいたのです。

○○さん、短い間だったけれど本当に有難う。
これは、今までの感謝の気持ちです。
そう言って加賀人形を贈ってくれたというのです。

在職期間のたくさんのミスを叱られるとばかり思っていた女性は思わず
「叱らないんですか?」と聞きました。
すると部長は
「○○さんは、今日を最後にこのお店を退職されます。明日からは、私どもの大切なお客さんになられる方です。今日まではお客様のために色々言わせてもらっただけです。明日からは大切なお客様としてご来店されることをお持ちしています。」
そう言ってニッコリされたそうです。

その退職した女性は、繁忙期にもかかわらず記念品までもらって辞めさせて貰える事に感謝をしたということです。
勿論彼女はその百貨店のお客様として翌日から足繁く通っているそうです。

時折会社を辞めていく人に向かって罵倒する上司を見かけます。
また、言葉を吐き捨てるようにして辞めて行く従業員さんを見ます。
辞めた瞬間からお互いに新たなお客様になる可能性がある間柄です。

是非とも、縁を繋ぐ対応を取りたいものです。
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崩された偶像

2007-10-15 | つれづれ
亀田父子に厳罰処分、「世界戦を冒涜」JBCに危機感(読売新聞) - goo ニュース

先ず反省しないといけないのは、周囲の大人たちでしょう。
本人たちはどこかで道を誤ってしまいました。
原因は某テレビ局の視聴率一辺倒の番組編成という事になるでしょうか・・・。

マスコミが事件を作る時代になってしまいました。
私が大学の頃読み耽った小説に筒井康隆の本があります。
その中に隣の家に自動車が突っ込むニュースを
自分達が家族団らんの時に見ているという
笑えるような笑えないような小説がありました。

いつの間にかマスコミが自分たちで面白おかしく事件や事故
スポーツまでを作ってしまう時代となってしまいました。

小さなときから親子で一生懸命に練習をしてきたであろう世間に疎い親子が
その罠に上手く乗せられてしまった感が有ります。
ある意味、亀田家族自体がマスコミの被害者と言えるでしょう。

もっとも、だからと言ってアレほどの反則のオンパレードをやる事は
亀田親子の未熟さを露呈しているとしかいえませんが・・・・。

本来であれば放送局の姿勢を責められなければいけない事態と考えます。
しかし、責められるのは亀田親子ばかり・・・。
真に責められるべき放送関係者の反省を促したいものです。
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無責任な報・連・相

2007-10-15 | 経営改善
報・連・相は大切です。
報・連・相を出来るようにしましょう。
報・連・相は強い会社を作ります。

こんなことを言うものですから『無責任な報・連・相』が横行しています。
報・連・相は目的では有りません。
従って、すれば良いというものではありません。
大切なのは中身です。

報・連・相することによって自分の責任回避ばかり考えているようでは
本当の意味での報・連・相では有りません。

報告は、客観的でなければいけません。個人的意見は報告内容を誤って伝えてしまいます。
連絡は、事項の網羅性が大切です。一つでも抜けてしまうと内容が上手く伝わりません。
相談には自分の意見が必要です。「どうしましょうか?」では相談になりません。

最近はノウハウ本などが氾濫してしまい
基本を無視してテクニックだけ習得しようとする人が増えてしまいました。
結果として、社会生活で欠かせない報連相までが形骸化してしまっています。
大切なのは形ではありません、伝えようとする気持ちです。
真に相手を思いやる心です。
基本に立ち返って報連相を実行したいものです。
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シーンを想像する

2007-10-15 | 自己啓発
商品を販売する時にその商品をお客様が使っているシーン(情景)を想像してお勧めしているでしょうか?
商品を販売するときにその商品がお客様の生活の中で
どのように使われるかを想像しながらお勧めするとすると
お客様により具体的にその商品を使っている自分を想像してもらえます。
これによりお客様はその商品が自分にとってどれほど役に立ったり
癒しを与えてくれたり、楽しかったりすることを身近に感じてくれるようになります。

時々、販売員自身が自分の扱っている商品のことが嫌いなケースを見かけます。
嫌いな商品は見るのも触るのも嫌だったりします。
結果、その商品は売れずにずっと店内に残ってしまったりします。

必要なのは自分が扱っている商品を好きになることです。
そして、その商品をお客様がどのように使ってくれるかを想像することです。
是非とも心がけていただきたいものです。
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国益とは横暴とは違う

2007-10-15 | つれづれ
自民・中谷氏、給油反対「テロリストだけ」=鳩山民主幹事長は反発 (時事通信) - goo ニュース

私はニュートラルな人間です。
この一言を言っておかないと
お前は自民党支持だろう
お前は民主党支持だろう
お前は・・・・
と言われてしまいそうなので
敢えて言います私は国益にならない政策を採ろうとする政党は嫌い
ただ反対ばかり言っている政党も嫌いと言っておきましょう。

確かに民主党は参議院で過半数を取りました。
しかし、政権を取った訳では有りません。
なのにこの世の春とばかりに次から次へと無責任な政策を口にしています。

必要なのは
日本の世界に対する気持ちです。
世界に対する気持ちの強さが心を動かします。

是非とも次回は自分達の思いが大きくなるようにと思いをはせています。
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私ってカモかも・・・・

2007-10-14 | 経営改善
お客様に次々に商品の提案をしていませんか?
次の三人の中で一番商品が売れたのは誰でしょうか?

あるブティックでの話です。
今月のキャンペーンは上下セットの販売を強化するという方針が発表されています。
こんな中、三人の店員はそれぞれ次のような販売手法を取りました。
Aさん・・・
Bさん・・・
Cさん・・・

この三人の中で一番販売高が多かったのはCさんです。
次いでBさん。
一番売れなかったのはAさんです。
意外に思われるかもしれませんが、お客さんの視点で三人の行動を見れば
結果は一目瞭然です。
Aさんは、お客様にとっては不快な存在でしかないのです。
従って、Aさんからは買わないのです。
Aさんにしてみれば私は一生懸命にやっているのにと思うのでしょうが
お客様からすれば「私はカモなのかしらん?」と思ってしまい距離を置いてしまうのです。

お客様に疑問や不安を与えては売れるものも売れないというわけです。
お客様には変な不安を与えてはいけませんね。
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全員同時には動かない

2007-10-14 | 経営改善
忙しいからといって全員で動くお店を時々見かけます。
お店側からすると猫の手も借りたい位ですから、全員で動くことは当然なのかもしれません。
しかし、全員で動くからこそ従業員の動きにムダやムラが出来てしまうのです。

完全予約制にしていれば別なのでしょうが、飲食店は通常日と時間によって
その忙しさは格段の差があります。
当然お店側もそれを見越して人の手配をしているのですが、その人員では人手が足りなくなってしまうことがあります。

そんな時に、全員が全員ただひたすらに自分の仕事をしようとすると
笑顔が無くなり、視野が狭くなるためお客さんを待たせてしまうことになります。

忙しい時こそお店の中で一人だけ店内全体を見渡し、
スタッフの動きを制御できる人を置きたいものです。
勿体無いと思われるかもしれませんが非常に大切なことです。
統制が取れないと皆で自分の仕事をしようとするがために
一度で済むことを何人もの人手をかけてしまうことになりかねません。

もしも、そのようなスタッフを置く事ができないなら
是非ともやっていただきたいのが
スタッフ一人ひとりが決まった時間(通常一時間毎)に決まった場所に戻り
店内を見渡すということを徹底するのです。
決まった時間に決まった場所に戻ることによって深呼吸が出来るため
一人ひとりが落ち着いて店内を見渡すことができるということになります。

ほんのちょっとした事を実行してみるだけでお客様を待たせない
どんなに忙しくても笑顔いっぱいのお店が作り上げることが出来ます。

一度試してみてはいかがでしょうか?
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商人のこころ

2007-10-13 | 他人のフリ見て我が身を正す
弊社で来る11月7日(水)に異業種交流会を兼ねたセミナーを開催します。
今回は、参加者を集めるということに注力し
今までやらなかった集客行動を試行しています。

先ずはDM作戦です。
金融機関を事務局としたSNS参加者にDMを出してみました。勿論、このSNSは希望者が自社情報を登録しているものです。
そして商工会議所の定期刊行物に記載されている新入会員へのDMです。
両者合わせて約250社の通常お付き合いのない企業様へセミナー案内を出させて頂きました。
勿論、DMは送りっ放しではいけませんので、後追いの電話をさせて頂いています。

やはり勉強されていない企業がまだまだ多いと感じるのは
電話案内をした瞬間、「個人情報をどこで手に入れた!」と叱られるケース
あからさまに嫌な声を出されるケース
用件を禄に聞きもしないで受け流すケースなど色々あるということです。

商人のこころというものが有ります。
その中には「仕入先を大切にするこころ」
「まだお客様ではない人を大切にするこころ」があります。
残念ながら、仕入先は叩くもの、今お金を払わない人は客じゃないという考えの方がまだまだ多いようです。
250社の内何社が素晴らしい対応を取り、何社が劣悪な対応を取り
その企業がどのような状況であるかを確認して後日ご報告できればと考えています。

商人のこころは大切にしたいものです。
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急がば回れ

2007-10-13 | 経営改善
社員教育のツボをお知らせします。

新入社員を一日も早く一人前にしようとムキになって
挨拶すら出来ない新入社員に腹を立てることは無いでしょうか?

新入社員は、社会の事を知らずに社会に出てきています。
勿論、全員の事を言っている訳ではありません。
一部の人は家庭内で顔を合わせても喋りもしないということがあるのです。

したがって「はい」という返事すら出来ない
「おはようございます」
「ありがとうございます」すら言えない子達が本当に存在するのです。
それが普通なんだというくらいの気持ちを持っていないと
「この子達は俺の事を馬鹿にしているのか?」と疑心暗鬼にならなければなりません。
しかし、本人達は大真面目にそのような言葉を発することが出来なかったりするのです。

そんな中、社員教育をしなければなりません。
あなたの周囲の新人さんは
気をつけが出来ていますか?
人の話を聞くときにちゃんと聞く姿勢をとっていますか?
ちゃんと返事が出来ますか?
遅刻をしていませんか?
笑顔がチャーミングですか?
まずはこんなところから徹底的に出来るようにしなければいけません。
寸分でもできなかったら次へ進ませてはいけません。
社会人としての基礎の無いところで技術だけを学ばせるから
言うことを聞かない新人さんになるのです。
徹底的に社会人としての基礎を学ばせるのです。
絶対に時間と人件費の浪費にはなりません。
最初が肝心なことを理解すべきです。

結果を急ぎすぎていませんか?
急がば回れ!
心したいものです。
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透明人間の愚かさ

2007-10-12 | 他人のフリ見て我が身を正す
人は自分の姿が見えないと思うとついつい本性を現します。
小説や映画などで透明人間を題材にしたものを見かけることがありますが
多くの場合人の欲望の果てしなさとその欲望の愚かさを表現しているように感じます。
ただし、透明人間は最後にその愚かさを感じ自己嫌悪に陥る・・・・。

最近、人間の心の弱さを露呈するような事件が多発しています。
また、マスコミも有名人や有名企業の社員の不祥事が読者の目を引くため
せっせと記事にしていたりします。
お酒を飲んで気が大きくなって痴漢をするなどということも
ひょっとすると自分が透明人間にでもなった気になるのかもしれません。

ところで、透明人間になったら好きな彼女のそばに一日中居るだとか
女風呂を覗くだとか(えっ!?それはお前だけだろうですって??)
昇進試験の解答を覗きに行くだとか
変に日頃できない小さな悪さをしたがるようです。

透明人間は小さな悪さができるという意味では
ネット社会における匿名性などもこれに当たるといえます。
無責任に他人の記事をただ批判だけして煽り自分の姿は見せない
透明人間になりたい人たちがネット上にはたくさんいるようです。

透明人間は実は周りからは見られることはないのだということを
知らなければいけません。
みんなに見られていると思っているのは自分だけなのだという
自覚を持たなければいけません。
透明人間同士傷の舐め合い、塩の塗り合いをすることは
愚かな事なのだという自覚を持ちたいものです。

自分を際立たせようとすればするほど気味悪がられ
排除されて行ってしまう・・・・。

無視されることは辛いことですものね。
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お犬様

2007-10-12 | つれづれ
確か中学生の頃だったと記憶していますが
生類憐みの令という法律が徳川綱吉の時代に
発令されたということを教わりクラス中で大笑いしたことが有りました。
この法律は、テレビドラマやバラエティー番組などでも取り上げられ
「お犬様、お犬様」といって滑稽に表現されたりしています。

法律を詳しく見た訳では有りませんが、
金魚の総数や死亡届まで出させたというからすごい法律です。
部下の進言によっての法律の制定だったのでしょうが
後に犬公方などと呼ばれる(揶揄される?)位でしたから
その行き過ぎた動物愛護精神は異常なものだったようです。

過日、自宅を出てすぐにトンチンカンな光景を目の当たりにしました。
まさに「お犬様」です。

耳に赤いリボンをつけたキャバリア(犬種)が
乳母車に仁王立ちし
風を切って横断歩道を悠々と渡っていくのです。
その姿は、映画タイタニックで主人公が抱き合いながら手を広げる姿を彷彿とさせるものが有りました。
年老いた犬ならまだしも明らかにまだまだ若い元気盛りのキャバリアです。
その乳母車を押しているのは40代後半から50代前半という風体のお母さんでした。

ん?? 誰の散歩? 何の為の散歩? 
疑問を持ちながら車の前を通っていく一匹と一人を唖然としながら見送りました。

子供でも、動物でも可愛がるのは良いことです。
しかし度が過ぎるとそれは周囲から見ると滑稽でしかありません。
自分のしていることを冷静に振り返ってみたいものです。
因みに我が家にも同じ犬種がいますが、散歩の際は喜んで走り回っています・・・・。

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