闇夜の烏の変な世界

とりあえず、何にでも興味持ちますw
日々、気になった事を日記感覚でアップしてみようかと。

試乗は悪天候の日に? Part6

2013-06-21 03:37:00 | VOLVO V40

​最後は視界とハンドリング。

雨中という事でワイパーを作動させての試乗となりましたが、非常に傾斜したウィンドウのほぼ全面をカバーするワイパーは安心して視界を確保できそうです。

多少ゴムにビビリが試乗車には出てましたが、DIYショップで売ってるテフロンコーティングスティック等を使えば拭き残しと音が減るので問題にはならないか、と。

後方視界はデザイン優先のV40の場合、ワイパー動かしても「覗き窓」程度の範囲なので、一応付いてるって感じでしょうか。

それを全方位レーダーが補っているってのが実感です。

上手く纏まりませんが、AWDは雨で路面のミューが落ちた所でも効果がある気が。

FFのT4モデルで不用意にアクセルを踏むとタイヤが鳴く事がありましたが、雨という事から滑ったりとかするかと思ったものの、結局試乗の中では終始安定した走行をキープできたのもAWDの恩恵かもしれません。

先ほどの急発進でも「当たり前」のように不安無くこなせる辺りも、今思えばAWD効果だったのかも。

T4モデルのハンドリングはヒラリヒラリと軽快でしたが、このT5を搭載したCrossCountryのハンドリングは落ち着いて、シャープ感ではT4に一歩半ほど譲る感じでした。

十分にシャープなのですが、やはり大きく重くなったエンジンを搭載した事と、AWDの特性でややアンダーがあるのかもしれません。

そのフィールは「大人のツーリングスポーツカー」って感じ?

終始、あの独特の振動があるものの、VOLVOのスポーツウェアのようにフィットするシートと運転姿勢、ホールディングによりハンドル操作に専念できて長距離移動したくなる、ワクワクが詰まった車がV40 CrossCountryでした。

試乗を終え、営業の方にハンドルを返して定位置に移動するのを見て思いました。

ノーマルより合計で40mm上がった車高とはいえ、十分に低くコンパクトな車体、渋いブラウン系の色合いのホイール、特徴ある灯火類。

それが敷地内とはいえ走る姿はコンパクトスポーツそのもので、動いてる姿に見惚れる車ってそんなに無いんだけど、先入観もあって「すっげー美しかった」です!

そして、400ccほど増えた排気量が醸し出すエグゾーストノートは、ゾクゾクするようなサウンドを2本出しマフラーから轟かせてました!

ジェントルなんだけど、実は羊の皮を被ったオオカミみたいに、何となく掴みどころが難しい車でしたが、珍しく個性のある車で私は更に興味度を高める事となりました。

コンパクトスポーツハッチがお望みなら迷わずV40(SE)の2台でしょうかね♪

雪道やダートを走る事もあり、多少腰が落ち着かない傾向が高速域である(らしい)V40を大人っぽくしつつ、いざという時は豪快なパワーで圧倒する高級プレミアム志向ならV40 CrossCountryってチョイスも良いのでは。

因みに若い営業さんの個人的好みはデュアルクラッチのダイレクト感が気に入ってるとの事。

私は逆に、多少シャープさに欠けようと、エンジンの振動が気になろうと、AWDの恩恵を受けるシーン(雪道)が多そうだし、今もSX4でAWDモードで様々な恩恵を受けてるので、トルコン式であってもCrossCountryがやっぱり良いかなぁ。

ともかく大き目な振動、生粋のスポーツカーなら許されても、あれは微妙な大きさが…。

購入を検討されてる方は、必ず試乗してからが吉かもしれない。

長くなりましたが、まだ買える状況が全く整っていないのに試乗してきた感想でした。

国産車、ドイツ車、イタリア車に飽きた方、北欧の車に興味がある方(デザイン家具には多いですよね、北欧テイスト)、ちょっと触れてみるのも楽しいと思いますよ♪


試乗は悪天候の日に? Part5

2013-06-21 03:20:00 | VOLVO V40

​T5搭載の特徴は信号待ちでも現れる。

T4のアイドリングストップは、「あれ?止まってたんだ、今始動した?」って、意識しないで済むほど静かでスムーズ。

対するT5はといえば、停止寸前に「ブブブブブ、ブッ」って感じで、「今止まったな」とハッキリ判り、車内に突然静寂が訪れる(笑。

止まる瞬間、再始動する瞬間のショックも最近の車にしてはちょっと大き目。

これはこれでハッキリしていて慣れれば逆に良いのではと思った次第。

因みに、CrossCountryにT5エンジンとトルコン式ATを組み合わせた理由が少し判った気がしました。

AWDという事で雪道や林道などミューの低い道を走る時、デュアルクラッチのようなダイレクトにトルク変動が起こるとスリップする危険がありますが、クラッチに滑りを伴うトルコンは緩衝機構として安全性を高める役割が期待でそうです。

誤解の無いように補足すれば、よくあるトルコンの滑りとは特製が異なるようで、「あれ、今滑ってた?」って判らないほどダイレクト感の高い味付けは、試乗する前の私のように、「トルコンは滑るから燃費が心配」なんて先入観は不要なようで。

実際、某TV局が取材で2名+カメラマンで300kmほど通常ドライブした結果、約11Km/Lという燃費だったそうです(カタログ値は12.6Km/L)。

これはAWDというオモリを搭載しつつ、かなり優秀な数字だと思います。

そのAWDの抵抗(重さ)を補う事、ゆっくりと走りつつトルクを出せるという意味でT5がチョイスさらたのなら、これも納得できなくありません。

日本の軽油は品質が悪く、残念ながらクリーンディーゼルモデルのラインナップは無いので、必然的にT5というチョイスだったのかもしれませんね。


試乗は悪天候の日に? Part4

2013-06-21 02:10:00 | VOLVO V40

​営業さんが戻り、短時間ですが試乗開始。

待ちに待ったCrossCountryの試乗です!

間欠ワイパーをセットし、一般道にくりだします。

以前、T4+デュアルクラッチのダイレクト感ある加速が印象に強く残っていたため、なかなか怖くてアクセルを強く踏み込めない。

極低速からT5は十分なトルクを出すようで、トルコン式のATのスムーズさと相まって「とても上品な加速」をするのに驚きました。

まるで別物です。

感覚的にはアクセルにチョンと足をのせていれば、簡単に流れにのってしまうってところでしょうか?

回転域が低いので、気付くとあの振動が座面やハンドルから軽く伝わって来ます。

少し強めにアクセルを踏み込むとトルコン式ATらしい、段付きや違和感の多いCVTとは違った、何というか「上質な表情」のまま車速が上がります。

デュアルクラッチのT4搭載モデルのような、ちょっと変速時に軽い衝撃を伴うけど、それ以外は爽快にMT車のようにグウォォーと行く感じとは、ある意味対極にあるのかも。

豪快なんだけど「大人ぁ」って感じの超余裕?

別に鈍重な走りではなく、実際信号発進で制限速度まで80%くらい踏み込ませてもらったところ、出足こそスッっと滑らかだが、そのままパワーというよりトルクがグングンと盛り上がり、シートバックに身体が吸いつけられるような物凄い加速となり、ほんの短時間で60km/hまで到達、後続車はバックミラーに小さくなっていた(汗

この時のT5エンジンのサウンドは、う~ん文字にするのが難しいんだけど独特の良いサウンドになるんだよね♪


試乗は悪天候の日に? Part3

2013-06-21 01:52:00 | VOLVO V40

​待ちに待ったV40 CrossCountry の試乗です!!

イメージカラーのシブい茶ゴールド系ですが、一番人気は展示車も確保できない「白」だそうです。

確かにあの色との調和は美しかったぁ~。

キーを受け取り、しばしお待ち下さいと運転席で待つ。

電動シートで短い脚にポジションをセットする。

相変わらず、ドアを閉めると不思議なスカンジナビアデザイン空間に包まれる♪

スタートボタンを押すと、フル液晶で漆黒のメーターパネルに次々とインフォメーションが上がり、アニメ「宇宙戦艦ヤマト2199」のオープニング中、コスモゼロの起動時にインフォメーションがスライドして浮かび上がるシーンと脳裏で重なってしまう(笑。

ともかく美しく見易い。

と、ここで以前試乗させて頂いたV40 SE との相違点が。

CrossCountryに搭載されるエンジンは2リッター直列5気筒ターボで、SEの1.6リッター直列4気筒の上位とで申しましょうか、初のアイドリングストップ搭載T5となってます。

この始動時、アイドリング時の「振動」がおもいのほか「大きい!」。

停車中にもかかわらず、5気筒エンジンのちょっと不思議な音が車内に入ってくるし、座面、ハンドル、あらゆる所にちょっと粗い感じの「ブルブルブル」って感じの振動が常にある。

静かな車内でオーディオの音を楽しもうかなぁ~なんて思う向きに、これはちょっと考えてしまうレベルですね、不快な音じゃないんだけど…。

外は雨、小降りになったり、ザーっと降ったり。

まだ遠いとはいえ、台風が前線を刺激してる影響が。

通常の試乗は晴天に行う方が多いのですが、私は条件の悪い雨や夜にお願いする事が。

好条件はどの車も良く感じるのに対し、ワイパーが必要だったり、ライトが必要なシチュは買えば必ず遭遇しますよね。

その時に「意外とこんなハズじゃなかった」って言う方、多いですもんね。


試乗は悪天候の日に? Part2

2013-06-21 01:42:00 | VOLVO V40

​いろいろと見てるうちに営業さんが時間を割いてくれた。

ネット上に出ている、販売が好調で2ヶ月前倒しで次年度モデルが販売開始という話し、実はそれ以前から初年度モデルが即完売したために次年度モデルの販売は行われていたそうで、ソースの出所が理解できないと首を傾げておりました。

言われてみれば増産という話しは無いと聞いていたので、2014年モデルとして販売されてたとしても不思議はない、か。

不思議なのは価格です。

最下位グレードでもカーナビがオプション設定されたり、恐らく世界最先端の走行安全装備が更にグレードアップされたりと、細かいところが2014年モデルでは手が入っている。

にもかかわらず値段ほぼ据え置き、確か値上げすると聞いてたのだが。

どうやら、年内販売モデルは粗利ギリギリ(値引き無し)の現行価格を辛うじて維持し、年明けから全モデル値上げという方向になりそうとの事。

さて、事前連絡無いで飛び込みのため、足止めしては失礼なので、出ていたV40 CrossCountry試乗車が戻ったところで大急ぎの試乗開始です!