スタート直後のクラッシュによるドライバーの死亡から幕を開けた今年のル・マン24hレース。
81回という、世界のモータースポーツの中でも長い歴史を誇るレースの幕が降りた。
正直、表彰台の真ん中にアウディが来た事に違和感は少ない。
2位に食い込んだトヨタに「神」が手を差し伸べたというのが本音だ。
ほぼ全てにおいて今年のトヨタはアウディより性能面で劣っていたようにしか見えない。
WEC初戦からの成績や映像を見ても、ル・マンで巻き返しができるとは、残念ながら思えなかった。
史上最多となるペースカータイムを記録した大荒れのサルテサーキット。
7号車のクラッシュは残念だったが、トヨタ勢は良く頑張ったと思う。
WECシリーズはまだ続く、今後の活躍に期待といったところか。
来年はニッサン、そしてクラスは異なるかもしれないがマツダのSKYACTIVE-Dマシンが登場する予定との事。
LMP2クラスではニッサンエンジン搭載車が大活躍中だし。
日の丸国旗が表彰台の左に上がった今年のル・マン24h。
来年こそは真ん中、願わくば複数の旗が表彰台に上がる事を夢見たい。
そして、今回亡くなった選手のご冥福をお祈りします。