さすがに平日はお客がまばらという事で、売り場(いかにも農家の納屋って感じ)はだれもおらず、母屋から出てきてくれました。
土日はドっと人が来るのだそうです。
迷子になって隣のICまで遠征してしまった事を話したら笑われてしまった(汗。
でも何となくうかない表情。
聞けば「相模梨」、恐らく今年で最後だろうとの事!?
どうやら圏央道のICができ、今も工事が進められてるのですが、ここが元は梨畑だったって事らしい。
よく見ると畑の奥で工事が行われてるし。
既に立ち退きを宣告されており、もう梨は止めざるを得ないだろう、と。
確かに移転しても苗木を植えて土を作ったって、まともに売れるモノができるには10年単位の時間が掛かるってのはうなづける話しです。
今のお歳からまた始めるのは無理だろうと苦笑い、複雑です。
例年なら地面はしっかり除草するのも、既に雑草がチラホラと。
その辺りが余計に「今年で相模梨は最後なんだ」と実感をあおります。
昔は30件ほどの梨農家が集まったこの辺り、今では3軒を残すのみだそうな。
小さなお子さんがいた頃は表通りで露店販売もしたそうですが、今はどこもやってないのだそうです。
さすがに美味しいと口コミで広がってる相模梨、多くは画のように箱詰めして常連さんに直に配送するとか。
のこりは私のように直に買いに来る人に売る。
特にネット通販してるワケでもないマイナーな(でも美味しいと思う)「相模梨」。
美味しい梨を探してる方は、手に入る最後の夏になりそうなのでチャレンジしてみては如何でしょう♪