ここ数年、日産の車が一気に魅力ダウンした気がします。
「日産にこの車アリ」って車種が次々と姿を消し、モデルチェンジした車達が一様に「何か方向性がズレてるのでは」と違和感だらけ。
あくまでも私の目には、なんですが。
気付けば、どのメーカーにも気になる車種があるのに日産には皆無、なんだろう?
そんな中、対ロシア車という事で「mi-DO」なるコンパクトカー発表の記事を見た。
うん、これ良くない!?
先ず見た目。
近年珍しく顔に個性があり、懐かしくも愛らしい。
マーチが一気に女性向けを強調した程でなく、適度に懐っこい感じが微妙で嫌味が無く見える。
ノートのように、今風を期待してか極端にトゲトゲしたのより存在感があるようにさえ感じる。
リアのデザインなんて、「ちょっとレトロな雰囲気」があって全年齢に支持されそう♪
あくまでも「無理なデザインしてません」「普通にイイでしょ」ってな割切りが潔くさえ思えます。
サイズも日本ならメリットが。
全長が4mを僅かに切ってるので、例えばフェリーに乗せる際はかなり割安になる。
ノートが4mを僅かに超えて「普通車運賃」になるのよりはお得だし、マーチは短くとも室内まで切り詰めた感は無さそう。
これも個人的にハイポイントなんですが、フロントグリルやハンドル中央に鎮座する「ダットサン」のマークが懐かしくも「新しく」てかなりお洒落!
少なくともインフィニティーの微妙なマークより、私ならこっちの方が全然好みです♪
インテリアなんて、程よく「普通な車です感」がまたイイ。
凝って流線型ラインで室内を造形するのも嫌いじゃないが、このサイズの「身近に感じて欲しい車」はこの位に割切ったものの方が気軽にコンビニとか乗り出せたりして(笑。
多分、この「程よさ感」はスズキならスイフトやSX4のハンドル握る人ならなんとなく判る、かな(汗。
不思議なリアシートの畳み方、これも目新しさになりそうだし。
この「懐かしくも存在感のあるmi-DO」、日本仕様を出しても結構ヒットしそうに思うのだが…。
5速MTは無理かもしれないが、4ATはCVTに抵抗ある人にもウケそうだし。
エンジンは1.6Lではなく、日本ならノート・メダリストで定評ある1.2L+スーパーチャージャーのHR12DDRにすればエコ度と機動力とで更に存在感得られそう。
あんな面白いエンジンを1車種でしか「選べない」ままにしておくのは勿体ないですね、ニッサンさん♪
因みに、モーターアシスト式の4WDも選べたら雪の心配がある地域にもアピール度高まると思う。
「こんな車があったらイイのになぁ」って車、元気無い感だらけのニッサンには1台でも増えて欲しい。