ニュースは東名高速で乗用車がバスに飛び込んだ事件を取り上げ続けている。
ドライブレコーダーに生々しい動画が残っていなかったら、普通の交通事故でさしたる注目は無かったと思う。
飛びあがった原因を某自動車評論家が 「芝生の坂がジャンプ台になった」 と力説しているが、自分の推測は手前の縁石に当たった時点でデミオは高く跳ね上げられ、ガードレールをも飛び越えたと見ている。
車はタイヤが路面を離れた時点で制御不能になるから恐ろしい。
自身は飛んだ経験無いが、窓の横を対向車が「飛んで行った」のを目の当たりにしたことはある。
緑区(横浜市)のある坂道を走ってた時の事。
坂は 斜め、平ら、斜め、平ら を繰り返すちょっと階段みたいな直線で、両側は商店街みたいになってた。
ふと前を見ると結構なスピードで下ってくる軽1BOXが。
坂が平らになる個所を通過するたびにかなり車体が暴れてるのが見て取れた(あぶねぇなぁ)。
そして、とうとう道路に跳ね上げられた軽1BOXは目の前で大きく空中に飛びあがり、私の三菱ジープの真横をかすめるように後方へ!
バックミラーを見ると、何とか着地(下回りから火花が出てた)したようで、ガシャンッて鈍い音を残しそのまま走り去ったように見えた。
目線の真横を飛んで行ったから、ジープの車高を考えれば地面から1m~1.5mの高さを通過した事になる。
手を伸ばせば触れそうな真横だったのを考えれば、今回のバス事故同様に運転席に飛び込まれていても不思議じゃない。
こちらに何のダメージも無かったが、非現実的な(車がジャンプして飛んでくるなんて)体験に心臓がしばらくバクバクしてたのを覚えている。
何であんな速度で荒れた坂を下ってきたのか、知る由は無し。
最近、高齢者で流行の 「アクセルとブレーキを踏み間違えた」 ってやつだったのかもしれないな。
縁石やスロープが無くとも、車は簡単に飛んだり横転したりする。
貰い事故はどうしようもないが、自身が安全運転を常に心がけるしかない。
そして少しでも交通事故を減らし、私のような交通遺族を作らないようにする。
きっとそれが車という 「凶器」 をコントロールする責任を課せられた全てのドライバーの義務につながるような気がするのです。
安全運転が吉。 ←事故起こした輩が偉そうに(汗