今晩の tvk 「クルマでいこう」 は、追加設定されたガソリンエンジンの 「CX-3」でした。
試乗インプレは興味ある指摘が。
2,500rpmから上でエンジンの音がノイジーというか 「ガサツな印象」 になるらしい。
実は 「アクセラ」 に SKYACTIVE-G2.0(2L ガソリン)が設定された時も、殆どの評論家さんが フィーリングがガサついていて、1.5L のG1.5の方が気持ちよく回ると敬遠した事がありました。
確かに1.5Lガソリンよりパワーはあったけど、気持ち良さで劣ったせいか販売が伸びず、ディーゼルのD1.5が追加されたと同時に 「アクセラ」 からG2.0は消滅したのでした。
「CX-5」 ではG2.0でそうしたネガティブな評判を聞いた事が無いので、不思議な事です。
勘違いかもしれませんが、「アクセラ」 に G2.0が搭載された時、エンジンルームの空間が足りずにキモとなる 「4-2-1排気システム」 が搭載できなかったと聞いた気がします。
もしかすると、更にエンジンルームが狭い(デミオと基本一緒ですから)「CX-3」 もそうした問題で、最良化するデバイスが省略されているのかもしれないと勘ぐってみたり。
そのせいで中高回転のフィーリングがザラついた印象になったのかもしれませんね。
走行フィールは 「初期型の突き上げるような硬い印象がすっかり取れている」 という評価に注目。
都合3度の試乗をした私ですが、毎回 「乗り心地が硬く、鋭い突き上げが気になる」 と感じてました。
何と言うか、足の動き、ストローク感が極めて薄く、路面の起伏をそのまま拾う感じに抵抗が。
初期型の スバル 「XV ハイブリッド」 よりは大分マシでしたが、「デミオ」 や 「アクセラ」 と比較すると人を乗せる気は起らなかった…。
今回で 「CX-3」 は3度目の大幅改良だそうで、毎回足回りを改善してるとの事。
「デミオ」 並みに足が動き、乗り心地に懐の深さが出ていたらステキなのですが。
う~ん、これは一度試乗してみたいかもw
それでも室内を映すと 変わっていないサイドブレーキの位置にガッカリ。
助手席側に寄って生えてるソレは、実際に操作しようとすると、左手を真横に伸ばした先にあり、そこから真上に引く印象なので遠く、とても操作に違和感が強い。
恐らく輸出先の左ハンドルに合わせた構造なのでしょうが、私の肩幅ではとてもじゃないけど自然に引けない。
信号待ちで頻繁にニュートラルに入れ、サイドブレーキを引くクセがついてる私にとって、サイドブレーキの良し悪しは深刻な問題なのです。
トヨタの 「86」 みたいに自然な位置に生えてる車だと運転しててスッキリする♪
今の 「アクセラ」 を選んだ理由も、6MT のD2.2 「アクセラ」 を試乗した際に 実にシックリくる位置にサイドブレーキがあり、坂道発進も楽々だった好印象が、第一候補だった 「CX-3」 を蹴落とした。
コンパクトでスタイリッシュな 「CX-3」 を買わなかった理由のうち、乗り心地の悪さが改善されているとしたら、私にとって課題は 「サイドブレーキとマツダコネクト操作系の位置関係」 だけになるなw
マツダも電動パーキングブレーキが上位車種から展開がジワジワ進んでるから、「CX-3」 もそうなれば敬遠する理由は無くなりそうです。