プリンターは独自のBJ方式を採用するキャノンから選びます。
私は互換インクを使いません。
もう何年も前の話しなので現状は変わってると思いますが、顧客にプリンターの納品もしてた頃、耐久性というか信頼性を故障比率で見るとEPSON製が不利でした。
当時はMD(アルプス)、CANON、EPSONの三つ巴で、他のメーカー品質はまだ追いついていませんでした。
最も素晴らしかった(と思っている)MDが市場から消えたのはステッカーを印刷していたRC愛好家にとっても残念だったと思います。
EPSONは真面目な作りは良かったが、一時期「カートリッジとヘッドが一体」という構造でハイコストなのが不評となり、顧客も自分も離れました(今は判りませんが)。
ノズルの詰まり苦情もCANONより多目でしたし(これも今は判りません、状況にもよるし)。
発色と定着という点はBJ式が一歩(半歩か)頭が抜き出るところで、これが愛用し続ける理由でしょうか。
CANONのプリンタにも故障はありました。
殆どが「互換インク」を使ってノズルにダメージが及ぶケースです。
ご存じの通り、BJ(バブルジェット)方式はノズルの中を瞬間的に高温にし、液体の熱膨張を利用してインクを押し出すというのが動作原理です。
他の製品のように機械的なポンプが存在しません。
この精度が印刷結果に結びついているのかも。
しかし互換インクを使うと「高温」という状況を経るためか、ノズルが詰まり「ヘッド交換」という高いリスクを負う事が多くなります。
統計比較を行ったところ、純正、再生、互換の順で故障率が上がっていったのを覚えています。
再生インクや互換を使うのであればEPSON製その他は問題無さそうですが、特殊な構造を持つCANONなら止める方が結果的に修理代を考えても安かった…、これも最近は判りません(笑。
印刷したものは経年劣化、特に色部がクスミますね。
熱を加えられたせいなのか不明ですが、同時期のディスクのラベル印刷を見るとEPSON機で印刷したものより頑張っているのが判ります。
とはいえコレはインクの種類(色数とか)によって同メーカー内でも変わるでしょうから参考程度で(笑。
最近は粘性の高いインクを採用するR社製が面白いかなと使っている方のを試させていただいたのですが、オフィス用途ならいざ知らず、アレでRC用ステッカーや写真画像の印刷をしようとはちょっと思えなくて…、残念。
ま、たまたま運で私がCANONに傾向していったダケかもしれません。
ともかく、人気機種が品薄となり、工場が休業するこの時期の「故障」は年賀状に追われる方には大問題になります。
だいじに乗り切らねば、ですね。