草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

耳垢事件、その後

2009年01月21日 | 足元記 - 子育て等のじたばた と 楽しみ
去年の6月に「6年分の耳垢事件」と呼んでいるある事件が起こったことを
覚えている方はいらっしゃいますでしょうか。

ムスメがADHDかと思ってさんざん悩んだ末の結果が、
耳垢がたまって聞こえが悪かった(耳垢栓塞)、という、自分的には
かなり衝撃的かつ脱力な事件のことであります。

じつは耳垢を取り除いた後、半年掛けていろいろな展開がありました。

    


念のため聴力検査をしてもらったら、聞こえが悪かったこと。
(聴力レベル:40dB)

聞こえの悪い原因は、滲出性中耳炎だったこと。
評判の悪い耳鼻科で、治療をするべきだとさんざん脅されたこと。
親子共々耳鼻科医のコワイ対応にびびってしまったこと。

耳鼻科の通気治療は避け、
行きつけの小児科で、滲出性中耳炎の服薬治療を開始したこと。
(通気治療は、「鼻をかむ程度の意味しかない」と小児科の先生が
おっしゃったので、それを信じて)

小学校の「きこえとことばの教室」に通級申請したこと。
2学期から通級を開始したこと。

服薬治療で経過をみたところ、鼓膜の滲出液に改善があまり見られないので
大学病院の耳鼻科へ紹介してもらったこと。

大学病院の耳鼻科で、聴力改善のために手術をすすめられたこと。
全身麻酔だというので、またびっくりしてしまったこと。

学校でのムスメの態度、ムスメと先生がどのくらい困っているのか
よくわからなかったこと。
家庭ではあまり困らなかったので、聴力40dBがどの程度の聞こえなのか、
いまいち把握できていなかったこと。

「きこえとことばの教室」のおかげで、ムスメに聞く態度が身に付いてきたこと。

以上で、手術の意志決定に2~3ヶ月かかってしまいましたが、
ムスメ、明日から3~4日間入院し、
「チュービング」と「アデノイド除去」の手術を受けてきます。

わたしは、つきそいで、びっちり病院に詰めます。
家族みんなで頑張ろう。