草履で歩きながら考える

笑う門には福来たるで、マイペースでやりたいこと やってみよう♪基本PTAブログですが、日常やがんのことも綴ります。

避難所運営会議-地域の嫁業務が来た~!

2011年07月27日 | 足元記 - PTA役員(H23年度)&付帯業務

青天の霹靂で、責任の重い仕事が、降って湧きました。

地域の嫁的な役員業務。それは、避難所運営に協力すること。

またまた、聞いてないよーー!!

***

1ヶ月くらい前、避難所運営で、役員同士で係を分担すると
副校長先生から伺い、
あらかじめ割り振ってあった希望を修正して出しました。

そのときは、これがどういう意味を持つかまでは
把握できませんでした。

***

今日の午後、役所の(地域振興・防災課)担当数名、
地域は各自治会長ほか10名程度
それに校長先生、
PTA役員7名程度出席で

避難所運営会議が行われました。

避難所運営訓練自体は9月前半にあります。

それの打ち合わせと、主旨変更の説明がありました。

3/11の教訓を踏まえて
イベント的に起震車を呼ぶのではなく、
実地訓練をするぞ、と。

しかも、大災害で行政が麻痺(本部の仕事でてんてこまい)し、
さらに学校が休みの土日に災害が起こった想定で、
地域住民のみで避難所開設を目指すのが最終目標(数年後)。

住民同士の助け合い、聞こえは良いよ。確かにそうよ。

阪神淡路大震災の時も、3/11のときも、
行政が来るのをあてにするより、住民同士で助け合う
ほうが一番早い対処法だと、知ってはおります。

だけど、役員全員、守るべき小学生の子どもがいるのに、
まずは固めるべき家族の安全を放っておいて
避難所運営に参加するのはちょっと・・・というのが
本音ではないでしょうか。

  もうなくなっちゃったサイトですが、ある防災士の方が
  JRの「災害時対応マニュアル」には、
  まず第一に家族の安全を確認してから、社員は災害対応を行うと
  書いてある、と紹介されていました。

我が家など、老齢の夫の両親を抱えております。
本当に災害が起きたら、避難所運営に出掛けること、厳しいよね。
夫がいない間、子どもは、義両親はどうするのだろう?

でも、3/11に、地域の人が一人も来ない中、避難所設営をなさって
帰宅困難者の児童の世話をなさった
校長先生も、大変だとは思います。

***

問題は、PTA入退会自由の問題と同根で

役員決めの時、避難所運営の業務もあると知らされず
同調圧力で引き受けを迫っておく体制。

しかも、役所からは、PTAもやるのは当然、な扱い。

しかも、万一の時の責任は、重い。

まさに「地域の嫁」。

今日見えた自治会関係の方は、70、80代に
見受けられる方が多かったから、
わたしたちPTA役員は、実働部隊として期待されているのだろうか。