いま、東京都で、児童ポルノの表現を規制しようと
条例改正が、急ピッチで進んでいます。
「非実在青年」問題
都のPTA連合は、これを押しているとか。
えっ!?
わたし、PTA会員だけど、そんな話聞いてないよ~!!
P連の意見は、保護者を代表するではない
と、わかって欲しいです。

PC Online's Weekly
緊急!東京都が児童ポルノ規制の美名の下、思想統制への道を開こうとしている
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20100317/1023686/
松浦晋也氏
一番、問題点がすっきりまとまっている印象。
キモの部分を引用します。
「何を考えるかという内心の自由」ひいては「思想の自由」に、権力が踏み込もうとしているのである。すなわち「児童ポルノの規制」という美名の下に、実際に行われようとしているのは「思想統制」の第一歩なのである。

日経ビジネスオンライン
「非実在青年」都条例案:「机上空論」の穴だらけ
――「ロリコン」と「いじめ」から考える<ネット実名性>
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100315/213387/
伊東 乾 氏
「被害者感情」の観点が欠如した「強者の条例案」
と主張しておられます。
そして、以下の事例と対比させていらっしゃる点が
興味深いです。
以下引用、太字部分は、わたしの手によります。
* * * * * *
いじめ動画と実名漏出
2月25日、イタリア・ミラノでこんな報道がありました。
【2月25日 AFP】イタリア・ミラノ(Milan)の裁判所は24日、米インターネット検索大手グーグル(Google)の動画サイトに投稿されたダウン症の10代少年がいじめを受けている動画を放置したとして、プライバシー侵害と名誉毀損の罪で起訴されていた同社幹部と元幹部の3人に、執行猶予付き禁固6月の有罪判決を言い渡した。
* * * * * *
最後に、こう締めくくっていらっしゃいます。
* * * * * *
つまり今回の条例案は、素人の僕が読む限りですが「実在する被害者青年の傷ついた心」などはマトモに考えておらず、業者を丸ごと規制しやすい「非実在青年」などをめぐって、机上の空論で考えられた作文で、今目の前で起こっているネットいじめなど、本当に青少年の健全な育成を阻んでいる問題に、ほとんど実効力ある対策を持っていないもの、と映りました。私の誤読でありましたら、どうかご教示いただきたいと思います。
「非実在青年」については、小田嶋さんが「被害者いないんだし」と記された通りでしょう。都が本当に真面目に、青少年の健全な育成を考えるのであれば、被害者がいない「非実在青年」なぞというシロモノ以前に、まず、現実に被害者が出ている「実在青年」を守ることから、具体的な施策を、もっとキチンと十全に立てるのが順番ではないのか? 担当者を一喝してやりたい気持ちになりました。
* * * * * *

日経ビジネスオンライン
「非実在青少年」という概念は、アダルトっぽくないよね。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100311/213285/
小田嶋 隆 氏
こちらは軽妙な筆致で、非実在青年問題の
解説をなさっています。
* * * * * *
つまり彼らは、萌えイラストを法の網にかけるために、新しい概念を発明したのだね。
非実在青少年。なんというバーチャルリアリティな情熱。
(中略)
「別にオッケーなんじゃない? 被害者いないんだし」
「いいえ。問題は被害者の有無ではありません。児童を性的に扱うという趣味性のおぞましさそのものが問題なのです。絵であれCGであれ音声であれ、子供を性的な関心の対象とするということ自体が規制されなければ、問題は解決しません」
と、議論は、おおよそ二つの方向で闘わされている。
* * * * * *
ということなのですが、妄想児童ポルノの作品、
現物をもし、目の前に見せられたら、どう思うでしょうか。
専門委員が、作品を見ながら我を失っていった様子が
下記の議事録を読むと、つぶさにわかるそうです。
第28期東京都青少年問題協議会議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/09_28ki_menu.html
ですが、問題は、違うところにあるとのこと。

当の、
「第三十号議案
東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」
という、文書でしか回っていないという資料を
冒頭の松浦晋也氏が、公開なさっていたので
DLして拝借いたしました。
ファイル名を右クリックして、
対象をファイルに保存、でダウンロード
してみてください。
条例改正が、急ピッチで進んでいます。
「非実在青年」問題
都のPTA連合は、これを押しているとか。
えっ!?
わたし、PTA会員だけど、そんな話聞いてないよ~!!
P連の意見は、保護者を代表するではない
と、わかって欲しいです。



PC Online's Weekly
緊急!東京都が児童ポルノ規制の美名の下、思想統制への道を開こうとしている
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/column/20100317/1023686/
松浦晋也氏
一番、問題点がすっきりまとまっている印象。
キモの部分を引用します。
「何を考えるかという内心の自由」ひいては「思想の自由」に、権力が踏み込もうとしているのである。すなわち「児童ポルノの規制」という美名の下に、実際に行われようとしているのは「思想統制」の第一歩なのである。



日経ビジネスオンライン
「非実在青年」都条例案:「机上空論」の穴だらけ
――「ロリコン」と「いじめ」から考える<ネット実名性>
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100315/213387/
伊東 乾 氏
「被害者感情」の観点が欠如した「強者の条例案」
と主張しておられます。
そして、以下の事例と対比させていらっしゃる点が
興味深いです。
以下引用、太字部分は、わたしの手によります。
いじめ動画と実名漏出
2月25日、イタリア・ミラノでこんな報道がありました。
【2月25日 AFP】イタリア・ミラノ(Milan)の裁判所は24日、米インターネット検索大手グーグル(Google)の動画サイトに投稿されたダウン症の10代少年がいじめを受けている動画を放置したとして、プライバシー侵害と名誉毀損の罪で起訴されていた同社幹部と元幹部の3人に、執行猶予付き禁固6月の有罪判決を言い渡した。
最後に、こう締めくくっていらっしゃいます。
つまり今回の条例案は、素人の僕が読む限りですが「実在する被害者青年の傷ついた心」などはマトモに考えておらず、業者を丸ごと規制しやすい「非実在青年」などをめぐって、机上の空論で考えられた作文で、今目の前で起こっているネットいじめなど、本当に青少年の健全な育成を阻んでいる問題に、ほとんど実効力ある対策を持っていないもの、と映りました。私の誤読でありましたら、どうかご教示いただきたいと思います。
「非実在青年」については、小田嶋さんが「被害者いないんだし」と記された通りでしょう。都が本当に真面目に、青少年の健全な育成を考えるのであれば、被害者がいない「非実在青年」なぞというシロモノ以前に、まず、現実に被害者が出ている「実在青年」を守ることから、具体的な施策を、もっとキチンと十全に立てるのが順番ではないのか? 担当者を一喝してやりたい気持ちになりました。



日経ビジネスオンライン
「非実在青少年」という概念は、アダルトっぽくないよね。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100311/213285/
小田嶋 隆 氏
こちらは軽妙な筆致で、非実在青年問題の
解説をなさっています。
つまり彼らは、萌えイラストを法の網にかけるために、新しい概念を発明したのだね。
非実在青少年。なんというバーチャルリアリティな情熱。
「別にオッケーなんじゃない? 被害者いないんだし」
「いいえ。問題は被害者の有無ではありません。児童を性的に扱うという趣味性のおぞましさそのものが問題なのです。絵であれCGであれ音声であれ、子供を性的な関心の対象とするということ自体が規制されなければ、問題は解決しません」
と、議論は、おおよそ二つの方向で闘わされている。
ということなのですが、妄想児童ポルノの作品、
現物をもし、目の前に見せられたら、どう思うでしょうか。
専門委員が、作品を見ながら我を失っていった様子が
下記の議事録を読むと、つぶさにわかるそうです。
第28期東京都青少年問題協議会議事録
http://www.seisyounen-chian.metro.tokyo.jp/seisyounen/09_28ki_menu.html
ですが、問題は、違うところにあるとのこと。



当の、
「第三十号議案
東京都青少年の健全な育成に関する条例の一部を改正する条例」
という、文書でしか回っていないという資料を
冒頭の松浦晋也氏が、公開なさっていたので
DLして拝借いたしました。
ファイル名を右クリックして、
対象をファイルに保存、でダウンロード
してみてください。
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