今日は、練馬区の有志がおこなった第3回PTAカフェにお邪魔してきました!主催は、練馬区議の高口ようこ(こうぐち・ようこ)さん達です。
こちらのリンクからは、過去のPTAカフェの開催報告が読めます。
地域の会議室で開かれたカフェの参加者は、高口さん含め17人。お子様連れOKの空間でワイワイと話しました。この熱気は、5月18日のPTAフォーラム並み!!現役PTA会長や元PTA会長が、何人も出席されていました。
今日の目的は、練馬区に良いPTAガイドラインを制定してほしいから、話し合ってたたき台を作ることです。
最初に、高口さんから練馬区の動きについて報告をはさみつつ、PTAに詳しい方・問題解決のため活動してきた方ら3人のお話やプレゼンテーションがありました。
- 大津文書など、各地のガイドライン事例
- 高口さんの話
- 練馬区議会に陳情した方の話
- PTAの歴史、理念、ガイドラインの目的
プレゼンの最後の一枚を、発表者の許可を得て掲載します。斜めで見づらくて申し訳ありません。
高口さんと同じ会派の「市民の声ねりま」の議員が区議会でPTAのガイドラインについて質問したところ、「やりません」と答弁があったそうです。練馬区小P連から要望があれば考えるとのことです(これは、社会教育法 第十一条と第十二条を見れば、理解できます)。では、小P連を変えるにはどうすればよいか?という命題が残ります。議員の立場からすれば、本当は政治が教育に介入するのはよくありません。でも、PTAは今変えたい。
ここから、喧々諤々の議論で盛り上がりました!
- 町会の話
- 地域の人はいい人なんだけどね、口を出さないで
- PTAパワハラの話
- 会長は孤独な話
- 町会を変えると政治もPTAも変わる
- 各クラスからPTAが意見を吸い上げ、クーラー設置が実現した
- 声を上げることが、"荒らしている"になっちゃう
- 総会の委任状は民主主義的ではなく、「議決権行使書」がよい
ノートからちゃちゃっと拾うだけで、こんな感じです。
PTAが変わる大きなカギは、学校長が握っているのが現実です。ですから、ガイドラインは学校長あてにします。そして、PTA会員向けには、別に小P連からガイドブックを発行するのはどうかというアイデアが出ました。私、世田谷区の「みんなで学ぶPTA」の話をしました。
ガイドライン自体は、5月18日のPTAフォーラムで、木村草太先生がおっしゃったPTA運営の2大必須要素を核にすることが合意されました。というのも、シンプルな方が皆に伝わりやすいという意見が出たからです。核になるのは…
- PTAは任意、を徹底すること
- 非会員差別をPTAからなくすこと
です。
高口さんが板書をしてくださって、最後にまとめてくださいました。これも許可を得たので貼り付けます。
高口さんの経験から、区役所は、お母さんは軽視するけど、PTAは重視するそうです。なのでPTAはあった方がよいとのこと。
う~む。PTAの意見集約機能と民主主義、試されるなあ。PTA会長がどこかの会議で発する意見は、はたして会員全体の意見だろうか?という問題は、付いて回ると思うからです。
今日の感想は、PTAを適正化するムーブメントが確実に起こってる!!数年前と比べてもだいぶ違います。嬉しいです。今日お会いしたみなさま、ありがとうございました。
おー!
相変わらずエネルギーッシュ!!!
笑。
行動するPTA改革派ですね。
PTAに政治が直接的に介入するのは
宜しくない…。確かに。
でも、既存団体(旧式強制PTA)を
校長を初めとする現役の権力者が
後押ししている現状では、何か
発言力のある方達にも協力して
頂きたくなるのが人情ですよね?
じゃないとパワーバランスが取れない。
でも、そういう風に話が進んで行くのは本来のPTAの姿じゃないから
悩みますよね?
そこは難しい問題だと思います。
しかし!!!
シンプルに、本来のPTAのあり方を
2つにしぼったのはとても良いと
思います。ここがぶれない事が
一番大切!!!
他の事は後からでも、変えられる。
というか?
生きている組織は時代に合わせて
変化していくのが当たり前ですよね。
生きている人間の細胞がつねに
新陳代謝を繰り返しているように。
それが出来ない組織は滅びていくのが
運命だと思います。
何はともあれ、お疲れ様でございました。
ねぎらいいただき、ありがとうございます!
行動するPTA改革派、日増しにふえています!!
頼もしいですよ~(*'ω'*)
日本は、きっと変わっていけます、いい方向に。