ネットで軽い読み物風の、PTAに関する記事を見つけました。働くお母さまたちには、PTAはきっと悩みの種。いえ、働いてなくても悩みの種であるひとは多いと思いますが…
ここに紹介されている事例が全国共通でないことはお断りしておきます。本文中にも、その旨書いてあります。
多忙で知られる職種の著者の友人の例。
一番負担の少ないベルマーク委員になり、自宅作業を申し出たら「金券と一緒なので自宅に持ち帰ると紛失の危険があるからNG」とダメだしされたそうです。代わりに、ベルマーク集計の集まりへ家事代行の女性を派遣したら、インフォーマルな飲み会等でママたちのうわさになったとか。
このケースは、固く考えると、家事代行のかたは会員でないということになりますから、驚く人は多いかと思います。でも、委任状を託せばいいのじゃないか?とも思ったりします。そのあたり、柔軟にやる必要があると思います。そもそも、強制的に人を加入させ、役を割り振る運営ってどうなの?
PTAより仕事が大事!という人は沢山いらっしゃると思います。
それは、社会貢献の度合いが強い職種かも知れませんし、仕事を休むと連動して収入もさがり生活にひびく状況の方かもしれません。
そういう方への想像力を、運営側は持ってください。そして、仕事をしている方は、やむなく役をなんども引き受けているかたの心情をおもんぱかってくだると嬉しいです。
そして、下記の部分、我が意を得たり。
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ワーママの視点からすると、PTAは「時代に合っていない、不必要な活動がてんこ盛り」のようですが、そうは言っても、PTAの悪しき風習を改革するには退職して本腰を入れるくらいの覚悟が必要です。
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私の個人的な希望は、実力ある方が何人か集まって、チームになって知恵と力をだしあって改革を進めてもらうことです。
民間人校長 平川理恵さんは、中学校の校長という役職の傍ら、お嬢さんの学校のPTA会長を務めて改革に成功したそうです。任意加入への切り替えは不明ですが、沈滞したPTAから活発なPTAへ切り替わったとのことです。記憶でかいて恐縮ですが、改革の年の役員はワーキングママが多数を占め「ドリームチーム」と呼ばれていたとか。…実は、この改革に成功した小学校は、今春のNHK「おはよう日本」で取り上げられています。詳しくは、拙ブログ過去記事「『“春の憂うつ”PTAどう関わる?』NHKおはよう日本:150414(感想あり)」をご覧ください。
これは、レアケースかもしれません。ですがバラバラになった力がまとまること、まとめることがPTAを少しでも改善していくのに必要なことだと思っています。
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