愛読している、ぶきゃこさんのブログ『無理目か~さん日記』の「新説!?登場」エントリより、響いた言葉があったので引用します。
*** 引用1 ***
保護者のつながりが、ないよりあったほうがいい、というのは私も同意であるが、相互の意思を尊重する、というベースが欠けた発想で生まれた活動に本当の親睦があるだろうか?と疑問符をつけざるを得ない。
*** 引用2 ***
手伝いを指示するプリントを、来ない家庭の児童めがけて何度も再配布する、という行為に私は「親同士、仲良くしようよ」を感じない。
サイレントによるノーの意思表示、と、単に手紙が届いていない、の違いがわからないのは、「参加しません」の選択肢が無いとか、問い合わせ先の記載が無いとかの、PTA文書によくありがちな書式不備が原因なのではないだろうか?
***
私は、この社会では、個人の自由意思が尊重されるべきだと考えています。意思は自由。行動の自由は、公共の福祉に反しない限りにおいて保証されます。
これは憲法第十三条に書いてあることですけれど。
日本は民主主義にのっとった法治国家ですから、当然、憲法や各種法律が日常の暮らしに生きています。
PTAだってそうです。運営には法の精神を生かすことが必要です。文書だって、強制色がでないよう細心の注意をはらうべきと考えます。
ぶきゃこさんの引用を再度まとめます。
PTA運営に必要なもの
- 相互の意思を尊重する、というベース
PTA文書に必要なもの
- 「参加しません」の選択肢
- 問い合わせ先の記載
本当!PTA文書には問い合わせ先がないんですよ。都合が悪い時・何か聞きたい時は、いったい誰にどうやって連絡すればよいのでしょう?
これは文書ではないんですが、例えば 、PTA室に「印刷機のインクが切れたら、発注に時間がかかるので、ラストのストックを開封したときは必ず会計迄ご連絡ください」と書いてあったとします。でも、会計の氏名もお子さんのクラスも連絡先も書いてないんです。これ、どう思います?
多分、最後のインクを開封した人は、何かの委員会などに所属しているでしょうから、下記の連絡の流れになると思われます。
インク開封者 ⇒ 所属委員の委員長 ⇒ 所属委員担当副会長(役員) ⇒ 会計(役員)
こんなん、PTAに詳しくないとわからんわ!って思いませんか?しかも、こんな用事でいちいち煩わされる中間の方々もかわいそう。メールがぐるぐる回ってやっと発注。なんて、非効率的。
しかし一方で、会計さんが、個人情報である自分のメールアドレスをさらしたくない気持ちは痛いほど分かります。
役員共用メールアドレスを取得して、連絡先をオープンにするアイデア、いかがでしょうか?
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