娘の中間テストの成績表が返ってきました。成績がちょっと落ちていたので、「勉強しなさい」とやってしまった。
勉強疲れした娘が、いっちょまえに「社会を勉強する意味ってあるの?」と質問してきました。
ううむ。なかなか難問ぢゃ。
一所懸命考えて、私なりに答えてみたので、覚えていることを書いてみます。
- 社会は、実は一番難しい
- 三権分立、立法、行政、司法について解説(世の中のしくみ)
- 日本は法治国家、法律というルールが日常生活を司っている
- 社会を良くしていくため必要なことを学んでいる
次に、「理科は?」と聞くので
- 理科は、ものの理を学んでいる
- (実験などで)論理的な力を身に付ける
次に、「数学は?」と聞くので
- 理科と同様、論理と思考力を身に付ける
- 論理に強くなると、話を分かりやすくできる
- 話が分かりやすいと、相手に理解してもらえる
さらには「国語の詩で、散文詩とか定型詩とか隠喩法とかに意味あるの?」なんて聞いてきます。
これには答えに詰まりました!必要じゃない?とは思ったのですが、なぜ娘がそんな質問をしたか考えてみると、こんな返しになりました。
- 詩なんてフィーリングで感じるものだから、分析するのは味気ない?
娘、そうだと。友達とそんな話をしたそうです。実は私も同感。
そういうことはテストに出てくるから 、大学受験までは割り切って覚えておきなさい、という何とも情けない回答になってしまいました。
もっとしっかりとした回答を思いつけなかったかな、私。
このエントリを書いていたら、昔友達に借りて読んだ本を思い出しました。これ、良かった。こっそり買い求めて、本棚にそっと差しておこうかしら。
『なぜ勉強するのか?』
[ソフトバンク新書] 新書(2006.12)
鈴木 光司
うふふ~、そうですよね~(^^)
素敵な答え、ありがとうございます!
御コメント、娘に見せました。
「はっ!」と心動いたようです。
感想を聞いたところ、言語化は出来ませんでしたが。
名前って、大事ですよね。
情報整理のラベリングにもなりますし。
…なんて書くと、味気ないのですが…
物に名前がないと、コミュニケーションも取れませんもの。
>知ってるって、「愛」?
なんだか素敵!
知ってる者同士だと、楽しく話も弾みます。
専門用語って、門外漢には嫌われますが
やはり名前のひとつです。
ある分野について知ってる者同士で話す時、
話が早く、意味が伝わりやすい効果があると思っています。
国語の教育実習生へのお話、あはは~!
決めつけ感が半端なかったんでしょうか。
作家の友人がいます。
作品が試験問題に採用されると、後から報告をもらうのだそうです。
テストを見ると、模範解答が
「書いた意図と違~う!」なんてこともあるそうで(笑)
Facebookで、作家同士で同じネタで盛り上がっておられました。
その方は、いろんな読み方ができるように
作品を書いている、と仰っていましたっけ。
パートから帰って、コーヒーを飲みながら
お邪魔しています。
お嬢様、可愛いですね~♪笑。
分かります。分かります。うちの子達も
同じ事を言っていた記憶があります。
なんて、返事をしたかは憶えていない。笑。
国語もそう!
私なんて、高校時代に教育実習に来ていた
男子学生に(国語の先生)、「そんなに杓子定規に
作者の意図や、読み手がどう読み取るかを
あらかじめ、決めてしまったら、文学作品を読む
楽しみがなくなります。」なんて授業の感想を書いてしまった。大汗~~。
必死で慣れない授業をやっていただろうに
お気の毒な事をしたわ~~。笑。
ただ、私は趣味でバラを育てているのですが。
別に、
何となく始めた趣味だったのに、沢山育てていると、ちゃんと名前が分かっているバラと
全然名前がわからないバラとでは、「愛しさ」が
違うんですよ。爆。知ってるって、「愛」?
別に、野に咲く花だって美しいと感じるし
名前が分からなくても、バラの美しさに
違いはないのですが。笑。
あ。育てやすさは、全然、違ってきます。
似たバラでも、性質が違うバラは沢山あるので
名前が分かると、適した栽培法をとれます。
色々な事を満遍なく勉強して、その中から
自分の望む人生をチョイスできるように
準備運動でしょうかね?
マララさんを見ていると、人は学ぶように
出来ているのかなと思います。
…ああ~、若い時に、もっと勉強して
おくんだった~~。笑。