国際連合(UN)
番組「ニュース深読み」で「国際連合(UN)の役割」の説明があった。常任理事国の拒否権が「決定」の障害となり難民問題などが大きくなる。これまで私はこの状態を、UNが機能していないに等しいと考えていた。
UNとは「国際間の平和と安全を維持し、平等と民族自決の原則に基づく諸国間の友好関係の発展を育成し、国際間の経済・社会・文化・人道的問題を解決するうえでの国際協力を推奨することを目的としている」(ブリタニカ国際大百科事典小項目事典の解説の一部)国際機構と言う。
国際機構とは国際法上独自の地位と機能を有する組織体。国際法とは国家間の関係および国家の対外関係を規律する法、と。
ところが機能していると言う。UNは「人類を天国に導くものではなく地獄から救うために作られた」(元事務総長の発言と聞く)
常任理事国の意見が一致しない場合、「決定しない」ことが戦況を泥沼化(地獄化)させないことだからと。
「なるほど」多数決では決められない。だが難民問題はこれからも――。