信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

長野県町村会第28回定期総会&村営バス運営協議会

2019年02月19日 | 生坂村の会議
 19日(火) はゆっくり雲が広がってきて、昼過ぎ以降は段々と雨が降り出し、天気下り坂の一日でしたが、昼間の寒さは幾分控えめとなりました。
 午前10時30分から、長野県自治会館で長野県町村会第28回定期総会が開催されました。




▽ 長野県町村会長の藤原川上村長さんから、平成31年度は、地方税の増収、地方交付税の増で一般財源総額は増額したが、依然地方財政は厳しい状況であり、財政の基盤強化を強く訴えていくことや、森林環境税が創設されることになり、森林県として適正な森林管理を県や関係機関との連携強化で進めていかなければならないこと、2月4日の役員会で長野県社会福祉協会の会長職を受けることになり、後進に道を譲るために会長を辞したいことを申し上げたことなどの挨拶をされました。




▽ 全国町村会自治功労者表彰伝達では、麻績村長 高野忠房さんが表彰され、今日まで大過なく村政運営を行ってこれたことは、藤原町村会長さんはじめ町村会の皆さんのご指導のお蔭であり、少子高齢化など課題はありますが、今後も村民が良くなった、幸せだと感じられるように努めてまいりたいなどと謝辞を述べられました。




▽ 次に議事は、平成31年度長野県町村会事業計画、一般会計予算、特別会計予算など上程した各議案が原案の通り承認され、平成30年度国・県に対する提案・要望結果を報告していただきました。
 続いて、会長の選挙が行われ、役員会で推薦しました長和町長 羽田健一郎さんが選任され、空席なった副会長に、同じく役員会で推薦しました小布施町長 市村良三さんが選出され、北信地区の理事として、野沢温泉村長 富井俊雄さんが選出されました。


▽ 藤原会長さんが退任に当たり、平成17年から会長職、12年から4期、全国町村長会長を務め、町村会の改革として、全員参加とし政務調査活動に参加できるようにしたことや、東日本大震災はじめすべての災害地に激励に伺ったことなど、町村会の皆さんの支えがなければ重責を務めてこれなかったことに感謝の言葉を述べられるなどの退任の挨拶をされました。


 長野県の施策説明は、 風しん対策について、「新たな森林管理システム」等の効果的な運用に向けた検討ワーキンググループの検討結果の概要」、幼児教育無償化への対応について説明を受けました。

 午後3時からの村営バス運営協議会は、平成30年度の村営バスの利用状況、利用者アンケート調査結果、村営バス特別会計予算、村営バスのダイヤ等について協議しました。


 利用状況は、犀川線が一日平均利用者数は約94.2人であり、実証運行を開始した平成21年度以降、一昨年度が最も多い利用者数でしたが、今年度は昨年度対比6.6%減でして、周回デマンドバスは、一日平均約5.3人であり、昨年度の同時期と比較して減少していました。


 アンケート結果では「時間が合わない」「本数が少ない」などの回答でして、3年間試行運行をして、現状の形式になりましたので、今後更に利用啓発に努めていくことと、26便最終デマンドバスに関しては、地域公共交通協議会でも話し合い、大人の皆さんにもご利用していただけるか検討することになりました。
 JR篠ノ井線の3月16日(土)のダイヤ改正に沿って、村営バス犀川線と周回デマンドバスのダイヤ改正をすることになりました。


 村民の皆さんの通学、通院、買物、通勤等において、村営バスは重要な日常の移動手段でありますので、永続的に維持していかなければと考えるところでございます。

▽ 朝の写真は原集落上空からの風景です。





 その他生坂村では、保育園でお別れ会、小学校で図書館蔵書点検・休館日・ALT、児童館でマラソンクラブ、草尾・古坂の皆さんの元気塾、住民税・所得税申告相談などが行われました。