信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

出産祝金&やまなみ荘定例会&小立野区農業懇談会

2019年02月18日 | 生坂村の報告
 18日(月)は朝から快晴で穏やかな週明けになり、昼間は気温が上がり季節の進みを実感できた一日でした。
 午前8時40分には、私が生坂村民を代表して出産祝金をご家族に贈呈しました。今回は12月にお生まれになった女の子に、「当村では、子どもたちを村の宝と思い、行政は勿論ですが、村民も一緒にお子さんの健やかな成長を願っております。保健・福祉・教育など、若いお母さん方が安心して子育てできる体制が整っておりますが、さらに今後も若いお母さん方の声をいただきながら、のびのびと子育てができる村づくりを目指していきたいと考えております。」などとお祝いの言葉を添えて、出産祝金を贈らせていただきました。






 午前10時からのやまなみ荘定例会は、1月の利用状況が、前年度対比で宿泊者数55名の減、日帰り宴会者数は38名の減でして、前年度比で宿泊者数は、兄弟会の減、工事関係者の連泊の減などでして、日帰り宴会者数は、法事、お庚申、新年会で若干減っていましたが、使用料は若干増えていました。
 2月中に食堂で毎日開催しています「冬のあったかフェア」は、ドリアセット43食。漁師鍋セット32食で味の評判は良いとのことでした。また、2月15から17日までの竹炭湯の利用者は273名で定着している感じでした。
 2月の全戸配布の内容は、海鮮丼フェアが3月4日(月)から31日(日)までの営業日は毎日開催し、愛媛県産ミカン鯛、三陸産カキをメインに標津町直送のイクラ・ホタテ等の冬の海の幸を提供し、3月から4月限定の歓送迎会プラン、初めての4月から5月の「お花見プラン」、2月1日(金)から4月26日(金)までの宴会宿泊プラン『8073(やまなみ)パック』をお知らせすることにしました。
 2月から3月も美味しいお料理とおもてなしの心で、上記のような色々な企画を行い、皆さんのお越しをお待ちしております。

 午後1時30分からの第3回村づくり研究会は、平成31年度から5年間の「いくさか村づくり計画」を各部署で現状に合った内容、文章の確認等をしていただき、係長以上で修正箇所を中心に校正をしました。大分変更した課もあり、今回の指摘箇所を再度各部署で確認をしていただき、次の村づくり研究会で、それぞれに修正した箇所を再度校正して、3月定例議会中に議員各位にお渡しして、ご意見・ご提言をいただいてから完成させる予定としました。

 午後7時からは、今年度最後の農業懇談会を小立野公民館で開催しました。まず私から挨拶をさせていただいた後、説明や懇談をされる農業改良普及センター、JA松本ハイランド、農業委員会副会長、地元農業委員、いくさかの郷施設長、農業公社理事長・事務局、振興課長・職員が自己紹介をし、地区担当職員が記録を取るために同席して行われました。


 小立野区の今後の地域農業のあり方は、「当区は、集落の有志でつくる営農組織(まめってえ会)があり、遊休農地の再生や農地保全を積極的に行っている。この組織が今後も継続して活動できるよう、組織体制の整備や収益率の高い作物体系の研究など、法人化も視野に入れた検討を進め、組織力の強化に向けた支援を行っていく。」となっております。


 主なご意見、ご要望は、そばの栽培をお願いしたいとのことであるが、良いそばを収穫するための指導をお願いしたいことについては、信濃1号が丈夫に育つそばですが、畑や水田の休耕田を選択して、ブランドとして確立していただきたいこと、強い品種で量が採れることは、ひすいそばは難しく、水付き対応をして、石灰を蒔かないといけないこと、肥料分が多いところは適さないので、水田は里芋の方が良いとのことで、そばを蒔く前には、肥料の残りやpHなどの土壌診断、播種時期に長雨は全滅することがあることなどお答えさせていただきました。
 小麦の「ナカセンナリ」は連作障害や、草の種類で外来種の疑いあるなどで収量が減って来たので、大豆や小麦の栽培指導をお願いしたいことについては、草退治や適期に除草剤をまくことや、中耕機の使用をしてみること、除草剤が合う時期を検査するなどであり、キビと黒豆の出荷は袋が大きくしていただき、キビと黒豆の増産をお願いしたいこと、結構の引き合いがあるので、バックヤードに保管するなど対応をするので、大豆の面積を増やして欲しいこと、小麦の地粉の品種は白根ですが、県の推奨は「ゆめきらり」であり、かあさん家のおやきには、白根が半分であり、同じ品種では連作障害があること、ビニールハウスの栽培の補助金については、生坂村中で7棟までで30~100平方メートルの規模、冬場の農作物の栽培出荷のため、種苗は補助を考えているが、肥料は受益者負担でお願いし、個人でなく団体が対象で、5年間は続けて栽培して欲しいことなど、ご意見、ご提案についてそれぞれ話し合いをさせていただきました。


 農機具の補助は有り難いが、修理の対応をお願いしたいこと、鹿など有害野生獣対策については、電気柵・防護柵の補助を隣接所有者と一緒にしていただくなど出来る限り対応したいこと、ハウスの野菜の品質の向上については、いくさかの郷で農産物を確保したいので協力していただきたいこと、昨年度と今後の地域農業のあり方が同じことについては、新しい意見等がなかったこと、いくさかの郷の駐車場の現状が危険であることについては、仮オープンであり、4月27日のグランドオープン予定までご容赦願いたいこと、目線の高さや入口の高い段まで野菜などのレイアウトを考えて欲しいこと、灰焼きおやきの販売方法の窓売りでおまんじゅうなどと離れていることについては、店舗と両方で売っていることと、対面でお話をしながら売っていることでコミュニケーションが取れているなど、それぞれの課題に対してご提案、ご指摘をいただき、小立野区の皆さんと行政機関等で、農業振興・農地保全の対策を講じていくことを確認しました。
 皆さん、お仕事等でお疲れのところ建設的なご協議をありがとうございました。
 農業懇談会に10日間出席された皆さん、遠路説明にお越しいただいた県などの関係者の皆さんはじめ説明者各位には、有意義なご意見、ご提案、ご説明をいただきありがとうございました。そして、お疲れ様でした。

▽ 朝の写真は万平集落上空からの風景です。







 その他生坂村では、小学校で授業参観日・PTA総会・各専門部会・中学校保護者説明会・認め育む週間、ずくだせサロン、集落支援員採用面接、住民税・所得税申告相談、母子手帳アプリ説明会、ケース検討会議などが行われました。