信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

令和6年度村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会(昭津区)

2024年07月19日 | 生坂村の懇談会
 7月19日(金)午後6時から昭津区において、村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会を開催し、最初に私の挨拶から始まりました。

 説明者には、村長、副村長、教育長、総務課長、健康福祉課長、住民課長、振興課長、教育次長、村づくり推進室長、加藤、 地区担当職員 寺島、小山係長、出席者には、区民 男性5名、女性5名、議員は島議員でした。 

 脱炭素に関する村民説明会は、上記に加えて(株)エコロミ 小峯社長、平林建設(株)平林専務、合同会社 ヒッタイショ 斎藤代表でした。

村政懇談会の主な意見と質問、その回答の概要は、
・区民が少なくなり役員構成が大変となっている。高齢化が進んでおり、村で対応して欲しいと質問があり、区長さんからもこの意見は出ており、8月の区長会議で区長の皆さんで区の状況を持ち寄り今後の対応を検討していくと説明しました。
・昭津から大日向へ行く村道が陥没している個所があるので対応して欲しいと意見があり、現地を確認して対応していくと説明しました。

・ポイントカードについて、カードを忘れてしまうと、カードが増えてしまうので、何か対応できないかと意見があり、紙のカードではない方法も検討してみる。また、忘れていかないような方法も検討していくと説明しました。

・区では現役世代が減っている。大好き隊員等地域支援の人材を増やすとともに窓口を設置して欲しいと意見があり、大好き隊員の集落支援は村づくり推進室が窓口となっている。昭津区は本田君が地区担当となっている。本田君や地区担当職員等へ連絡して欲しい。また、集落支援の依頼方法等を広報で周知していくと説明しました。

・鳥獣被害でジャガイモ等被害が増えているので、対応についての窓口を明確にして欲しいと意見があり、村内で各所において被害が多くなっている。そういう被害があると猟友会と対応している。鳥獣被害対策の受付窓口は振興課なので振興課に連絡して欲しいと説明しました。

・下の田の梅の栽培はどうなっているか質問があり、担当の集落支援員の体調が悪く対応できない状況となっている。今後の対応について検討していくと説明しました。

・今年度は村内で大きな交通事故が増えているので啓発等対応して欲しいと意見があり、警察と連携し交通安全協会の役員と力を合わせ啓発に力を入れて行きたい。ご協力をお願いしたいと説明しました。

脱炭素事業に関する村民説明会
 村づくり推進室長から資料に基づき、(株)いくさかてらすについて、契約プランについて、各料金について、料金シミュレーションについて、(株)いくさかてらすPPA電力販売事業収支について説明をしました。

主な意見と質問、その回答の概要については、
・太陽光パネル等の銅線が盗難になっていると報道されているがどのように対応していくか質問があり、民家に太陽光パネル設置する際は盗難のリスクが少ないと思う。野立てに太陽光パネルを設置する際は、必要電力量に応じて必要なだけ設置していく。盗難等の対応については検討していくと説明しました。

・民家の太陽光パネルの設置は始まっているか質問があり、今後随時進めて行くと説明しました。
・太陽光パネルを設置した人の意見を聞きたいと質問があり、今後設置した人の経験談を龍と子で周知していきたいと説明しました。

・木材体験館には8月に太陽光パネルを設置していくと連絡があった。設置した状況等や脱炭素事業全体の状況を周知して欲しいと意見があり、太陽光パネルの設置状況や脱炭素事業の全体の進捗状況の広報について検討し対応していきたいと説明しました。

・昭津木材ふれあい体験館の外壁の塗装について、太陽光パネル設置時に対応できないか質問があり、太陽光パネル設置時の足場では対応できないので、今後検討していくと説明しました。
再度の全体を通しての意見・質問はありませんでした。

 最後に私から、今日はお疲れのところ忌憚のないご意見を頂戴致しましてありがとうございました。村民の皆さんに見える化をしながら脱炭素事業をしっかりやっていかなければいけないのだと感じました。案外発信はしていると思ってはいたのですが、どのように皆さんに分かって頂けるようにお伝えしていくかという事も検討させて頂きたいと思います。

 やはり、太陽光パネルと蓄電池を設置すれば、停電には強いという経験談があれば、それが村民の皆さんに広まって、レジリエンスの強化に繋がると思います。その他にも省エネ機器の更新や木質バイオマスストープ等の導入補助も今年度から行っております。予算はまだ充分ありますので、そういう物も購入して頂いて、それによってもCO2排出削減に繋がりますのでよろしくお願いをしたいと思います。

 先程に総務課長が言われたように、村づくり推進室や各担当部署と近い関係の生坂村でありますので、何なりとご質問やご要望を頂いて、それに対して我々もなるべく応えていきたいと思いますので引き続きのご理解とご協力をお願い申し上げ御礼のことばとさせていただきました。


道の駅いくさかの郷定例会&脱炭素事業に関する打合せ

2024年07月19日 | 生坂村の会議
 7月19日(金)午後1時30分からは、脱炭素事業に関する打合せを行いました。公用車のEVカーシェア事業について、REXEVから事業イメージ、切替車両の提案、イニシャルコストとランニングコスト、スケジュールについて説明を受け協議をしました。

 次に、(株)いくさかてらすPPA事業における電力メータと遠隔監視制御装置について、人手による検針、遠隔監視と発電制御などについて説明を受け協議をしました。

 最後に次回の龍と子の内容と今回の村民説明会でいただいた質問や要望について、次回のゼロカーボン推進プロジェクト会議でその対応等について協議し、村民にどの様に示していくかなどを決めることにしました。

 午後3時30分からは第4回道の駅いくさかの郷定例会を開催し、最初に私から、道の駅いくさかの郷も今年度順調にスタートを切っていて、昨年度は前年度対比を大幅にクリアした中で、今年度もどうにかそれに見合った数値が出ている事に感謝を申し上げたいと思います。

 来月はお盆ということで、帰省客も多く、また行楽シーズンですので、夏休みに入りお客さんも増えてくると思います。それぞれの持ち場で、お仕事の方を頑張って頂きたいと思います。
 夏野菜もたくさん出荷されてきましたし、これからハウス葡萄も始まります。葡萄カードの方も順調に進めて頂いていまして、元気づくり支援金を活用しての事業を今年度もしっかり進めて頂いている事に感謝を申し上げます。
 その他にも農泊推進型の事業により明日明後日は農泊体験ツアーもあります。色々な行事がこの夏にかけてありますので、それぞれの立場で引き続きご理解とご協力を頂きますようお願い申し上げ挨拶とさせて頂きました。

協議事項かあさん家実績について
 食堂売り上げ1,470,423円、来客者数1,676人、おやき販売1,791,670円、来客者数1,583人、直売所販売が1,932,595円で計5,194,688円となり、昨年度に比較して、45,651円の増となった。
 食堂は平日もお客様が多かったが、おやきの販売は窓口のお客様が少なかったが、作った量は同じだった。

 7月前半は売り上げが少なく、この3連休も伸びなかった。これからマル得商品券も出るし、新たな梅の販売を7月25日から始めるので今後の売り上げを期待したい。
 7月9日にかあさん家の食堂でのお客さんが10万人となったと説明がありました。
意見と質問はありませんでした。

  • 5月農林水産物直売所収支について
5月の月別収支は、歳入が6,017,747円で歳出が5,642,916円で差し引374,831円のプラスとなった。5月は山菜や淡竹の売上によりのびたと説明がありました。
 意見と質問はありませんでした。

3.6.7月(途中経過)農林水産物直売所販売実績について
 6月の売り上げは5,791,712円で昨年度に比較して98.8%、来客数は5356人で前年度対比92.2%だった。6月は淡竹の出荷時期が少なく、新玉ネギも不作で売り上げが伸びなかった。来年度は淡竹祭りと併せやまなみ荘と連携していきたい。

 7月に入って18日までの売り上げは2,267,456円となっている。玉ねぎの出荷量が少なく、これといった目玉商品がなかったが、これからは夏野菜が増えて、珍しい野菜も出てきている。また、スモモが豊作で出荷が増えている。今後桃も出てくる見込みなので売り上げを伸ばしていきたいと説明がありました。
 意見と質問はありませんでした。

4.その他
鰻の予約数が98尾となった。お盆に向けて北海道の海鮮の販売を行っていく。
葡萄カードを20枚とスペシャルカード1枚を作成していく。
テレビ広告を8月6日(火)から12日(月)にかけて20本の「いくさかの郷ハウス葡萄編」で20本、9月6日(金)から23日(月)にかけて80本「露地葡萄編」として行う。
ラジオではSBCラジオ等で9月1日(日)から9月30日(月)にかけて放送していくと説明がありました。
また、組合の規約の変更を行っていきたい。内容は1年通して出荷していない方の対応について検討していきたい。また、道の駅の屋根に太陽光パネルを設置し、蓄電池も設置していくと説明しました。

全体を通しての主な意見と質問は
・栽培日誌を利用して出荷内容を発信できないか意見があり、内容も含め検討していくと説明しました。
・生坂村の葡萄栽培の歴史についてまとめて欲しいと意見があり、葡萄栽培の当初からの冊子やイクサカラットについての経緯を振興課で作成していきたいと説明しました。


△▽ 本日もいくさかの郷定例会後に、農産物直売所に並んでいた各種野菜、ニンニク、おやきやおまんじゅうの冷凍食品、ハンガリーワインと名産品、京ヶ倉あんぱん、かあさん家の梅漬、クッキー、ジュースなどを撮影しました。





JICA農村女性能力強化のための人材育成事業に関する挨拶&やまなみ荘定例会&下生坂上空からの風景

2024年07月19日 | 生坂村の報告
 7月19日(金)は雲が多くスッキリしない空でも、気温は高めで蒸し暑くなりました。
 午前9時20分には、ジャイカ農村女性能力強化のための人材育成事業で当村の農業公社に視察に来られた皆さんが役場に挨拶に来られました。

 本研修は、生活改善アプロ ーチ、農村女性起業、男女共同参画の実現、農業女子プロジェクト等の日本の 経験から農村女性のエンパワーメントに関する知識や具体的な手法を習得し、 研修員が自国の農村女性への実践的な支援方法を習得することを目指すものです。

 パキスタン、スリランカ、フィジー、ブラジル、エジプト、ナイジェリア、 ウガンダ、ジンバブエ、モザンビーク、シエラレオネ、南スーダンから農村女性対象に普及活動(家政、農業、地域開発等)を行う行政官、普及員または専門技術員、農村女性対象のジェンダー活動に従事する担当者などが研修者でした。

 最初に私から、生坂村の紹介と農業公社の主に特産品開発部とかあさん家の説明をさせていただき、当村で女性の皆さんが、多くの取組をされて生坂村の活性化への貢献や素晴らしい発信をされていることなどの歓迎の挨拶をさせていただきました。

 皆さんから簡単な自己紹介と各国の主要農産物を話していただき、女性の活動がどの様に進められたか、その活動に対して村がどの様な支援をしたかなどを聞かれ、平成5年にお母さん頑張る会の発足とそれからかあさん家等に至る経過と、かあさん家等の施設設備やコーディネーターなどの支援について説明させていただきました。


 最後は、皆さんで記念撮影をして、農業公社の視察研修に向かいました。
 研修後小林理事長から、皆さんとても喜んでいただき、灰焼きおやきもとても美味しいと言われたことなど、有意義な視察研修になったとお聞きして、外国から来られた方々に参考になって良かったと思いました。


 午前10時からは、やまなみ荘定例会が行われ、6月の利用状況は、苗年度と比べて、宿泊と宴会ともプラスになりましたが、人件費、調理材料費などが大きく増え、昨年度より大きな赤字となりました。
 売上は令和5年度対比128.8%ですが、厳しい運営が続いている状況です。

△▽ 今月のやまなみ荘のチラシです。皆さんのご利用をお待ちしております。

 6月のフェアについては、ハチクフェア ラーメン61食、チャーハン49食(TO.17食)、餃子115食(TO.31食)、きんぴら45食、ご飯29食、海鮮丼135食、冷やし中華151食などの報告も受けました。

 7月のフェア(途中経過)については、うな丼133食(TO28食)、夏野菜カレーフェア 甘口33食(TO7食)、和風31食(TO9食)、グリーン22食(TO7食)などの報告を受けました。

 8月用の全戸配布については、スタミナフェア うな丼・スペアリブ丼、にんにくの一品料理、さわやか会席+宿泊パック、お盆用料理、ゆったりプラン、生ビール祭り、バーベキュー台、竹炭湯などのお知らせをすることにしました。

 主な意見と協議の概要については、やまなみ荘の第一四半期の累計収支、収入、支出、固定費、変動費、仕入れ等の昨年度との比較、料理類、直売品、土産品、たばこ、宿泊、室料、入浴、その他と全体の荒利率と荒利高を詳細に説明いただき、6月の勤勉手当が増額は分かっているなど、今後は実績に見合った目標値を設定すること、荒利率を良くするには、食堂のお料理の出す時間を早くするとお客様の回転率が上がり高くなること、一人席を作るとお客様が多く座れること、やまなみ荘の食堂をPRするために幟旗を飾ること、リニューアルオープン時にメニューの見直しをどうするか、夏休みに家族連れにソフトクリームをサービスするかなどの協議をしました。

下生坂上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、下生坂の高台に行き、青空が広がってきた上空からの風景を撮影しました。


 その他生坂村では、保育園でイングリッシュランド、小学校で希望懇談、中学校で吹奏楽部壮行会・Ikusaka学、児童館でマラソンクラブ、脱炭素事業打合せ、道の駅いくさかの郷定例会、献血、村政懇談会及び脱炭素事業に関する村民説明会、6班の皆さんの元気塾などが行われました。