18日(土)はゆっくりと天気下り坂で段々と雨が降り出しましたが、寒さは少し緩みました。
午後2時15分から、B&G海洋センター会議室において、今年度の地域未来塾の閉講式が開催されました。
地域未来塾の趣旨は、「未来を担う子ども達を育む体制づくりを目指し、地域と学校が連携・協働して、学習を希望する中学生に対して、地域住民等の協力を得て学習支援を行う。」となっています。
上條教育長の開会のことばで始まり、高野公民館長から、昨年5月から地域未来塾ができ、生徒の皆さんが達成感を感じたことは、信州大学の小山先生、荒井先生、学生さん達のお陰であることに謝辞を述べられ、楽しく勉強ができたと思いますし、来年度も引き続き行いますので友達を誘って参加していただき、この塾でさらに頑張ってくださいなどと挨拶をされました。
私からは、この塾が実施できましたことに対し、信州大学の小山先生と学生さん達に御礼を申し上げ、生徒達には土曜日でノンビリしたいと思うけど一年通して勉強してきて、得意な教科は更に伸ばせ、苦手な教科は克服できたと思いますし、コロナ禍で制約があったこともありましたが予定通りできたこと、来年度も地域未来塾を続けていきますので、皆さんも学力が上がるように頑張ってくださいなどと挨拶をさせていただきました。
信州大学 教職支援センターの小山先生からは、この塾は教科を勉強するだけでなく、皆さんが学生達と触れ合うことで、新たな発見があることにも意味があり、皆さんのように色々と身に付けていくことが大切ですし、学生達も皆さんを教えて良い経験になったと思いますから、これからも引き続きこの塾を継続していきますので、皆さんに色々と学んでいただきたいなどと挨拶をしていただきました。
本事業の実施主体は生坂村とし、信州大学と連携・協働のもと事業を行うものです。
事業内容は、生坂中学校に在籍する中学生への学習支援で、指導科目は、国語・英語・数学・理科・社会となっています。
学習支援員及び教育サポーターついては、実情(活動の内容や実施日数、対象とする中学生の数等)に応じて、真に必要な人数を配置することとし、信州大学の学部生・院生の皆さんの中で、1回につき2~6名をお願いして行ってきました。
本日受講された7名の生坂中学校の生徒達から、この塾で楽しく勉強できたこと、成績が伸びたこと、分かりやすく教えていただいたこと、来年も地域未来塾に参加したいこと、参加するか分からないこと、お兄さん、お姉さんが優しく接してくれたことなどの御礼の感想を話してもらいました。
本日の学習支援員の6名の学生さん達からは、初めてで教え方が上手に出来なく申し訳なかったこと、勉強だけでなく様々な人と触れ合って成長して欲しいこと、生徒達に触れ合えて楽しかったこと、生坂に来ることでテンションが上がったこと、今回参加し初めて生坂村に来られて良かったことなどを話していただきました。
▽ 毎朝恒例の撮影は、雲根集落の犀川対岸に行き、朝日が差してきた上空からの風景を撮影しました。
雲根集落周辺からの風景
その他生坂村では、教育委員会関係採用面接、女性のための人権相談、道の駅いくさかの郷特産市、スマートフォン教室、少年少女バドミントン教室などが行われました。