信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

村内要望個所現地調査&犀川砂防事務所関係事業現地調査&万平集落上空からの風景

2022年10月31日 | 生坂村の報告

 31日(月)午前9時30分からは、今年度最初の地区要望箇所の現地調査を行いました。令和元年度から各区の要望箇所を把握して、調査内容を検証し来年度当初予算に計上するためと、来年度早々から工事が実施できるように、秋に実施しています。

 初日は小立野区と下生野区の現地調査を実施しました。各区長と役員の皆さんから説明を受け、太田議長はじめ議員各位に同行していただき、私と副村長、振興課の課長・係長、地区担当職員と一緒に、新規の要望箇所を中心に調査を行いました。

 最初は小立野区の天神沢の犀川合流地点に行き、法面が崩落して自動車の切り返しが危険であるとのことでした。

 天神沢は砂防指定ですので、丁度午後に、犀川砂防事務所の現地調査があるので見ていただくことにしました。

 次ぎに天神沢沿いに入り、村道へ擁壁が張り出してきた2個所と路肩の崩落個所を調査しましたが、昨年度擁壁については、林務課に調査をしていただきましたが、経過観察などの回答であったことを伝え、路肩の崩落個所を含め、今後のどの様に対処するか検討させていただくことにしました。

 次に村道の舗装が剥がれてきて、除雪の時に雪が残ってしまうので、舗装修繕の要望に関しては、表面を削って舗装をするように検討することにしました。

 次に南部の村道路肩の崩落個所の対応については、土留めの方法、アスカーブで雨水の流れ込みを防ぐなどの対策を検討することにしました。

 最後は南部の農道路肩の崩落個所の対応については、沢に向かって深い斜面ですので、路肩保持の方法などを検討することにしました。

 毎回、緊急性、危険性、必要性、公平性等を考慮して、限られた財源の中、なるべく多くの要望にお応えしているところですが、今回も新たに各区から数々の要望があり、安全・安心な生活を確保するためにしっかり協議をしてまいります。

 午前10時45分からの下生野区は、豪雨時対策の水路の修繕については、詳しい浸水状況を聞き取りし、対応策を検討することにしました。

 農道の雨水が宅地に流れ込む対策について、下生野区は県営中山間総合整備事業により用水路のパイプライン化をしていますので、その工事に併せて横断溝設置を検討することにしました。

 前年度のガードレールの等の設置については、要望個所が違ったため来年度にどの様な方式で設置するか検討することにしました。

 大林沢流路工の支障木伐採等の対応については、午後の犀川砂防事務所の現地調査時に要望することにしました。

 その他用水の排水個所の修繕、国道19号のアカシアの伐採などの要望があり、対処方法を検討するとともに関係機関へ要望をしていきます。

 今年度も担当部署と協議をし、回答した内容で対策工事及び対応をしております。また、国・県関係の道路、河川、治水砂防、治山等の要望も関係機関において対策工事や調査をしてもらっております。

 今回の要望に関しましては、来年度事業として限られた財源の中で、県営中山間総合整備事業との関連工事、補助事業での工事対応、村単での工事対応などですので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。

 午後3時からの砂防関係要望個所現地調査は、犀川砂防事務所の青木所長はじめ4名の職員の皆さんにお越しいただき、当村の今年度の砂防事業の要望個所の現地調査をしていただきました。

 最初に午前中の小立野区からの要望で、天神沢と犀川の合流地点の崩落個所ですが、千曲川河川事務所とも協議をして対処方法を検討していただくことになりました。

 次に午前中の下生野区からの要望で、大林沢流路工の支障木伐採、堆積土の排出などの環境美化対策は、予算内で年度を掛けて対応していただけるとのことでした。

 近年の豪雨により、池沢地区の護岸が洗堀で崩壊している箇所が何箇所か見受けられ、その護岸の修繕の要望に関しては、来年度メンテナンス事業により対応するように要望しているとのことでした。

 小舟常会からの要望で、集落裏の山腹部の土石流の恐れがあることと、沢に沿っての村道等が沢の洗掘影響により、村道・農地が沈下の対応については、優先順位を決めて対応していきたいとのことでした。

 桧沢は土砂災害警戒区域であり、大雨等により道の駅及び村営住宅等へ影響を及ぼすため工事を行っていますが、その土砂が側溝に詰まってしまう対応については、布設替えを視野に検討していただくことになりました。

 和手集落の当該箇所は、土砂災害特別警戒区域であり、保全対象として、人家及び避難所の村民会館があるため、早急の対策の要望については、中村団地の急傾斜対策後に実施できるか検討することになりました。

 牛沢常会の集会所上部は、土砂災害特別警戒区域で人家及び県道が存在するため、斜面崩落の対策については、砂防計画と避難所の見直しなどから再考することにしました。

 袖山常会は、地すべり防止区域であり、保全対象として、人家、河川、県道、村道が存在し、地すべり対策を実施されており、袖沢川は来年度調査予定で、人家に近い法面工事は、来春には着工するとのことでした。

 牛沢常会では、昨年8月豪雨により河川のごみと実石沢の土砂も堆積していたため、人家に被害を及ぼす危険があるとともに、景観も悪くなっていた個所については、松本建設事務所で堆積土とゴミを排出していただきましたが、その上部は砂防事務所の管轄でなく、村で経過観察をお願いしたいとのことでした。

 荒神土沢は、豪雨の際に土砂等が集水桝に堆積して、下流の排水路へも土砂堆積し、水路の排水ができず内水被害の対応については、今の工事の中で対処するとのことでした。

 現在、桧沢の堰堤工事、中村団地の急傾斜対策工事、袖山地区の地すべり対策工事、大倉地区の地すべり対策など、多くの砂防工事をしていただいているところでありまして、村民の皆さんの安全安心の生活を守るために、砂防事業は大変重要でありますので、引き続きのご指導、ご支援の程よろしくお願いいたします。

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は万平集落へ行き、朝霧が深く立ち込めていた上空の風景を撮影しました。

 その他生坂村では、保育園で祖父母参観、小学校で音楽会前々日準備、中学校で第3回総合テスト、村工事開札、交付税検査、食育作品コンクール表彰式、せせらぎ公園整備などが行われました。



最新の画像もっと見る