△ 生坂村民の皆さんが、一番多く診察していただいている矢崎先生の医学講座ですから、大勢の村民の皆さんが聴講されていました。
23日(水)午前11時40分からの「平成27年度生坂村健康推進員総会」は、各地区から選出された健康推進員の皆さんが、31日をもって2年間の任期を終えるということで、腰原会長さんの発案で、総会後にお食事会を開催し労をねぎらいました。
総会の26・27年度の事業報告では、健康応援隊の血糖測定・体重測定・体操などの実施内容、長野県保健補導員等研究大会、松本支部保健補導員等研究大会などへの参加報告、県の「地域発 元気づくり支援金」事業のウォーキングコースの内容や来年度の実施予定等について説明していただきました。
食事会はやまなみ荘のスペシャル定食を食べながら、3月上旬に流行ったインフルエンザのこと、矢崎先生の医学講座のこと、お料理やお弁当のことなどの話をしながら和やかなお食事会となりました。今後も自分の健康に気を付けて、家族・地域・生坂村の健康づくりにつながりますようにお願いいたします。正副会長さんをはじめ健康推進員の皆さん、村の保健福祉事業等のご協力に感謝を申し上げます。
午後2時からは、「私はどこへ?高齢者社会における光と影」と題して、矢崎先生の医学講座が安曇野市明科の矢崎先生と看護師さんなどスタッフの皆さんにより、やまなみ荘大ホールで開催されました。
△ 矢崎先生は生坂村民の皆さんが、一番多く診察していただいている先生だと思われますから、多くの村民の皆さんが聴講されました。
長野県は男女とも平均寿命が日本一ですが、健康寿命では男性が6位、女性が17位とのことで、有酸素運動と筋肉の衰えを補うトレーニングなどで健康管理をして健康寿命を伸ばすことが大事であると話されました。
△ 前段のお話から第1部に入る時に少し踊りを見せていただきました。
認知症で人間の尊厳が損なわれてはいけませんし、周りの人の理解が必要であること、治療方法は日進月歩で進んでいるとのことですが、団塊の世代の皆さんが後期高齢者になる2025年問題には、認知症の方は700万人になる可能性があり、昨年の行方不明者は10,322人で今後の大きな課題であるとのことでした。
心房細動から脳梗塞になるメカニズムは分かってきていて、4時間半でt-PA治療で血栓を溶かすことや、心筋梗塞でも早い対処をすると、かなりの確率で普通に戻れるほど医学は進歩しているとのことでした。
△ 大勢の聴講者に来ていただき、矢崎先生の講演の第1部が終わる頃に、次の会議のために中座させていただく時の写真です。
矢崎先生と看護師さんなどスタッフの皆さんには、高齢化による認知症などの症状や対応、予防などについてユーモアを交えながら、分かりやすくご講演をいただきありがとうございました。
また、聴講された村民の皆さんも、認知症や加齢による症状を理解していただきましての予防と、健康保持をされ健康寿命を伸ばしていただきますようお願いいたします。
午後3時からの第4回生坂村総合戦略策定審議会は、「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」の改定案について協議をしていただきました。
△ 私からは、改定版に反映させていただく内容と総合戦略に沿っての4月からの実行初年度に村民の皆さんのご理解とご協力をお願いして、各事業や施策を講じてまいりたいなどと挨拶しました。
改定版には農村集落活性化支援事業による生坂農業未来創りプロジェクト会議のまち対策部会・ひと対策部会・しごと対策部会でのワークショップにおいて検討された将来ビジョンの今後の具体的な取組を盛り込みました。
また、総合教育会議で協議してきました「生坂村教育大綱」に基づき、現在と今後予定されている教育関連事業を追加し拡充しました。その他「長野県人口定着・確かな暮らし実現総合戦略」の改定による広域連携関係等を追加や修正を行いました。
協働による村づくりの継続のために、各役職名・各団体名を記載して協力をお願いすること、義務教育学校・小中一貫校の研究、子育て支援センターの運営、スポーツの団体競技の検討、地域を学ぶ生涯学習の実施などについてご意見をいただき、村政懇談会での周知、生坂コミュニティスクールや総合教育会議での検討協議をしていくことでご理解をいただきました。
また、里山ブーム・山城ブーム・相撲ブームの中、当村の資源を活かして交流人口を増やす提案もいただきました。多くのご意見をいただいた後に「生坂村まち・ひと・しごと創生総合戦略」の改定案は全員の賛成をいただき認めていただきました。4月からこの総合戦略にも沿って生坂創生に向け、村民の皆さんとの協働により遂行してまいります。
▽ 今朝はドンヨリ雲っていましたので、写真として映えない感じの草尾の風景です。
その他生坂村では、児童館で児童クラブ保護者会・シールづくり、食改理事会、ボランティア配食サービス等が行われました。