信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

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令和6年度 第36回松本地区育樹祭&山形村150周年記念式典

2024年10月22日 | 私の活動報告
 10月22日(火)午前10時から令和6年度 第36回松本地区育樹祭が麻績村聖高原聖湖周辺で行われました。


 松本地域森林林業振興会副会長の私の開会のことばで始まり、主催者側を代表され宮島松本地域振興局長、開催地の当振興会会長の塚原麻績村長、来賓を代表され中川県議会議員、峯村村議会議長からそれぞれの立場のご挨拶をいただきました。




 麻績小学校のみどりの少年団により「みどりのふれあい宣言」が行われ、次世代に緑化意識の大切さを伝えていただきました。

 長野県林業総合センター 向山所長から麻績小学校みどりの少年団に「記念品」を贈呈しました


 令和5年度緑化功労者報告として、塩尻市のボランティア団体「一期会」が農林水産大臣賞を受賞しました。これは、塩尻市や朝日村で森林整備に取り組んできた功績が評価されたものです。
 一期会は、平成16年に県が主催した林業の体験講座に参加した人々と賛同者で結成され、塩尻市片丘に拠点を置き、間伐や工作教室などの活動を行っています。

 松本広域森林組合 臼井筑北支所長から育樹作業の説明をしていただきました。

 次期開催地の安曇野市の耕地林務課長が、太田市長の代わりに式典閉式のことばを述べられました。

 式典後は、聖湖周辺の植樹作業エリアと育樹作業エリアで、記念樹の森維持管理、眺望確保などのために、灌木等の不要木の徐伐、下草刈りなどの作業をそれぞれの班に別れて実施しました。

  我々主催者側は、それぞれの班に分かれて記念樹の植樹作業を来賓とみどりの少年団の皆さんで植えました。

 一班の皆さんが真っ直ぐに建立した記念標柱を囲んで、それぞれ来賓と主催者の皆さんとみどりの少年団の皆さんで記念撮影をしました。


 多くの参加された皆さんも、それぞれの場所で一生懸命に不要木の徐伐、下草刈りなどの育樹作業をされていました。


 
 作業後のお昼ご飯は、麻績村の皆さんなど主催者側の皆さんが用意をしていただいた、おにぎりとトン汁と鹿肉の唐揚げを美味しく頂戴しました。

  塚原村長をはじめ麻績村の皆さん、宮島松本地域振興局長、丸山林務課長ほか職員の皆さん、松本地域森林林業振興会の皆さん、松本地域3市5村の林業・林務の関係の皆さんなど多くの皆さんのご参加とご協力に感謝を申し上げます。

 午後2時からは、山形村農業者トレーニングセンターにおいて、山形村開村150周年記念式典が開催され出席しました。


 山形村 赤羽副村長の開式のことばで始まり、本庄村長の式辞では、明治7年10月22日に大池村・小坂村・竹田村の3村の合併により誕生し、本年で150年を迎え、山形村の名前は、山の方の3か村、山方三か村と呼ばれていたことに由来し、松本市街地から15キロほど南西に位置して、西山沿いに広がる人口約8,500人が暮らす村です。

 基幹産業である農業では、特産の長いもが山形村を代表する農産物として知名度を誇っています。当村西山の標高1,200メートルの山中にある清水寺は、伝承によりますと、天平元年、西暦729年に行基により創建され、自ら千手観音菩薩像を彫刻し安置したと言われております。現在に至っても、京都清水寺様とは交流を温めており、村民の心の拠り所となっております。

 この西山の北のふもとには、江戸時代から続く唐沢そば集落があり、県内外から大勢の人がそばを求めて訪れております。
 開村150年を迎え、村民の皆様の価値観も多様化してきましたが、それぞれの違いを互いに認め合い、多様性を力に変え、住みがいのある村づくりを村民の皆様と共に進めてまいります。
 山形村の発展にご尽力いただいた全ての皆様に感謝を申し上げ、これからも山形村の明るい未来に向けてお力添えを賜りますようお願い申し上げますなどと述べられました。

 山形村に貢献されて来られました「地方自治功労」「産業功労」「社会福祉功労」「消防水防功労」「特別功労」「学術芸術体育文化功労」の方々がそれぞれ表彰され、山形村元副村長・土地改良事業代表等の百瀬泰久さんが謝辞を述べられました。


 来賓祝辞として、下条前衆議院議員、務台前衆議院議員、百瀬県議会議員、宮島松本地域振興局長、臥雲松本市長、私、小林朝日村長、大月議会議長がそれぞれの立場から祝辞を述べられました。







 私からは、 先人達が培ってきた昔ながらの文化と、それぞれの時代に沿った発想とが融合し、村民の皆様をはじめ、関わってこられた多くの皆様が育んできた150年という大変長い歴史は、全国で最も村の数が多い長野県の、私ども村長にとりましても、誇りに思うものであr、関係の皆様に、改めて敬意を表する次第であります。

 さて、近年は、地域の諸課題が高度化・多様化する中、住民の皆様にとりましても最も身近な自治体である村が果たす役割は益々大きく、かつ、重要となってきております。

 これら地域の諸課題は、行政のみが取り組んでいても真の解決には至りません。村民の皆様には、これまで受け継がれてきた地域の絆や特性、そして創意と工夫により、将来の山形村の発展にご尽力されますよう願うところでございます。

 私は、県内58町村で組織する、長野県町村会の副会長と東筑摩郡村長会の会長を務めておりますが、県町村会といたしましては、「町村の繁栄こそが日本全体の繁栄の原点である」との信念の下、村や町の負託にこたえ、県内町村の振興発展に向けて、諸事業、諸活動を展開してまいる所存であります。
 また、東筑摩郡村長会は、良好な協力関係を築き様々な諸課題に対し取り組んでおりますが、5村の中で人口が最も多く、産業面においても農業と商工業がバランスよく振興が図られてきている経験豊かな山形村でありますので、本庄村長さんにおかれましては、引き続きのご協力をお願い申し上げる次第であります。

 結びに、本日ここに山形村開村150周年のよき日を迎えられましたことを改めてお喜び申し上げますとともに、山形村の一層のご発展と、村民の皆様のご繁栄、ご健勝を祈念いたしますなどのお祝いの言葉を申し上げました。

 祝電披露と特別寄付披露があり、教育長さんの閉式のことばで終了しました。
 山形村開村150周年誠におめでとうございました。山形村の益々のご発展と村民の皆様のご健勝とご多幸をご祈念申し上げます。





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