9月24日(火)は日差しが届いて穏やかな空が広がり、朝晩は涼しく、昼間も過ごしやすい体感でした。
午前10時からの生坂農業未来創りプロジェクト会議は、最初に私から、今月は3連休が2回あり、15日と22日にはJA松本ハイランドの山清路ぶどう即売会を盛大に行って頂きましたし、道の駅いくさかの郷の直売所もかあさん家も多くのお客様にお越し頂いて、記録的な売り上げが達成できまして、昨日の時点で昨年の9月の売り上げを越したという事でございます。
生産者組合の正副組合長さんやJAの皆さん、ここにいる皆さん何人もお手伝いに来て頂き感謝を申し上げる次第です。村の関係の皆さんで多くのお客様を迎い入れないと、普段は人員的に少ないいくさかの郷ですので、この時期は皆で力を合わせて対応して頂いている事に御礼を申し上げる次第でございます。
また、21日~22日には首都圏を中心に、12組23名のお客様が、農泊体験ツアーで、秋の農業体験をして頂きながら生坂村の秋を満喫して帰って頂きました。天気が心配されましたが稲刈りも出来ましたし、次の日はそば打ち体験と、急に村松さんにお願いしてぶどう園を見せて頂いてぶどうも購入できて、皆さんは大変喜んで帰られました。
今後、秋は色々なイベントがありまして、週末に標津町の「あきあじまつり」に行きますし、この会の視察研修、ハンガリーフェスティバル、当然村最大のイベントであります「赤とんぼフェスティバル」もございます。
色々なイベントが続きますが引き続き皆様にご理解とご協力をお願いして、しっかり生坂村を盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いしますなどの挨拶をさせて頂きました。
協議事項
- 道の駅いくさかの郷について
直売所
7月の収支は歳入が4,515,109円、歳出が4,597,765円で△82,656円だった。これは売り上げが前年に比較して落ちた事と、支出では備品購入費で大きな金庫を購入した事による。
8月の売り上げは8,823,851円で昨年に比較して111.7%、来客数が7,043人で113.5%になった。ハウスぶどう、夏野菜の出荷が始まり順調に売り上げが伸びた。
9月は昨日で前年対比101%となった。残り7日を残し前年度の売り上げを超えたし、客数も伸びている。午後の時間帯もお客様が増えてきている。
急激にお客様が増え需要に供給が追い付かなくなっており今後の課題となっている。また、10月8日に全国放送で道の駅いくさかの郷が紹介される予定なのでお客が増えることが予想されると説明がありました。
かあさん家
8月の売り上げは、食堂1,616,066円、来客数が1,797名、おやき販売1,761,650円来客者数1,537名直売所2,898,890円で合計が6,276,606円で昨年度と比較して155,991円の増となった。食堂が前年を上回っている。おやきは昨年度の売り上げに及なかったが、全体で前年を上回っている。
主な意見と質問、その回答の内容は、
・ぶどうの供給が追い付かなくなることを利用して、品薄状況を打ち出して販売を行う事も検討すればどうかと意見がありました。
・出荷者としては売れ残りが心配なので、なくなった時に生産者に連絡はできないか質問があり、LINE等で対応できるように試行していると説明しました。
・10月の葡萄の出荷予定について質問があり、10月20日までブドウ部屋を行いたい。また、今後の状況を確認して対応していきたいと説明しました。
・ぶどうは日持ちが良いので、来客が多い日は前日から用意すればどうか意見があり、生産者と調整して行っていきたいと説明しました。
・ぶどうの売れ筋について質問があり、今年の傾向は贈答用の需要が伸びている。種類はナガノパープル、シャインマスカット、赤系のぶどうが良く売れていると説明しました。
- 農山漁村振興交付金(農泊推進対策)について
〇秋のいくさか農泊体験ツアー
9月21日(土)・22日(日)に行い参加者23名
〇標津町あきあじ祭り出展
9月28日(土)~30日(月)に標津町で行われ、生坂村からシャインマスカットや特産品を販売し村のPR活動を行う。
〇ハンガリーフェスティバル2024出展について
10月26日(土)に東京都で行われ、道の駅いくさかの郷で販売しているハンガリー商品や村の特産品を販売する。
以上のような説明を行いました。
意見と質問はありませんでした。
- 農山漁村振興交付金(最適土地利用総合対策)について
・地域ぐるみの話し合いの状況について、4月9日(火)から8月30日(金)まで34カ所で行った地区の内容について、また、地域計画で新たにまとまった地区の、下生野平・池沢の地域における農業の将来のあり方について説明を行いました。
令和6年度最適土地利用総合対策事業視察研修について
〇目的
生坂村では農地の集約化等に向けた取り組みを加速させるため、農地の利用集積・集約化に関する実態調査を行い、地域に合った農地の保全や体制づくりを推進するため視察研修を実施する。
〇実施日
令和6年10月24日(木)~25日(金)
〇視察先
- 愛知県恵那市及び有限会社東野
- 道の駅そばの郷 らっせいみさと
- 岐阜県下呂農林事務所及び有限会社すがたらいす
- 道の駅飛騨金山ぬく森の里温泉
〇視察報告書の提出について
以上のように視察内容について説明を行いました。
主な意見と質問、その回答内容は、
・集約化について可能なのか質問があり、集団化して耕作している個所は集約しやすい。耕作条件が不利な農地は集団化については難しいと説明しました。
・農地を借りたい方はどのようにすればいいのか質問があり、農地を借りたい方は農業委員に相談して欲しいと説明しました。
- その他
今年の米の出荷はカメムシが大発生し2等が増えていると説明がありました。また、JA松本ハイランド生坂支所営農関連スケジュールで9月26日(木)の地元保育園への農産物寄贈食育活動から10月15日(火)生坂支所総代会の日程について説明を行いました。
大日向上空からの風景
△▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、大日向北平の高台に行き、雲が多めの上空からの風景を撮影しました。
その他生坂村では、中学校でかしわ祭準備45分短縮特別日程①、放課後リハーサル(吹奏楽部)、ゼロカーボン推進プロジェクト会議、知恵の輪委員会、6班の皆さんの元気塾などが行われました。