信州生坂村「山紫水明 食と文化癒しの郷!」

山清路、大城・京ヶ倉等の自然。赤地蔵、百体観音等の伝統。おやき、おにかけ等の食文化を持つ生坂村!

令和4年第2回生坂村議会臨時会&日岐上空からの風景

2022年08月04日 | 生坂村の会議

 4日(木)は雲が優勢の空で時々雨が降り、昨日より気温は下がったものの、蒸し暑い体感でした。

 午後3時から令和4年第2回生坂村議会臨時会を開会し、私が開会・閉会の挨拶をさせていただいた内容等の議案、補正予算を提出し、全員賛成で採択していただきました。

   令和4年第2回生坂村議会臨時会の開会の挨拶

 それでは、令和4年第2回生坂村議会臨時会の開会に当たり、ご挨拶を申し上げます。

 議員各位に於かれましては、公私ともにご繁忙の折、ご参集をいただき誠にありがとうございます。平素は、村政運営に対しましてご指導、ご鞭撻を賜っていますことに感謝を申し上げる次第でございます。

 さて、今年度当初予算でお認めいただきました、上生坂第1配水池の築造工事につきまして、繰越明許の設計が出来上がり、7月27日に入札を行い、地元の平林建設株式会社が落札をしました。

 本日この建設工事請負契約締結の議案をお認めいただきますと、さっそく工事に着手し、今年度中の完成を目指して進めてまいります。

 一昨年度の秋より、水道業務に携わった職員による簡易水道有収率対策プロジェクト会議で毎月検討協議をし、漏水対策については、なるべく早期に対策工事を行ってまいりました。

 また、老朽化対策、耐震化対策については、今回のように国の交付金事業を活用して対策工事を進めているところでございます。

 これらの成果が出てきまして、6月の有収率は、安曇野系統で76.52%、村全体で73.66%となっているところでございます。

 更に、有収率の向上を目指すために早期の漏水対策を講じながら、老朽化・耐震化対策を計画的に進めてまいりますので、議員各位のご理解とご指導をよろしくお願いいたします。

 「令和4年度二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」の中の「地域脱炭素実現に向けた再エネの最大限導入のための計画づくり支援事業」につきましては、6月10日に申請をし、7月19日に採択の内示をいただきました。

 今回の事業は、全国で130自治体が申請をし、14自治体が採択され、村の採択は当村だけでございました。

 これで当補正予算をお認めいただきましたら、8月19日迄に本申請をしました後、コンサルタントを決めるためにプロポーザル審査会を行い、そのコンサルのご指導をいただきながら、ゼロカーボン推進プロジェクト会議で検討協議をしてまいりたいと考えております。

 当村のような農山村の採択は少ないとのことで、当村の特色を活かし、脱炭素の地域づくりにより、皆さんがワクワクし、心に響くような取組を目指して事業計画を作成し、来年2月、今年度3回目の環境省の「脱炭素先行地域づくり事業」に申請したいと考えているところでございます。

 現在、新型コロナウイルスの感染が急拡大し、各地で過去最多の感染が報告されております。

 新たに主流となっているオミクロン株「BA.5」は、感染力が強く免疫も逃れやすいと言われております。

 当村は7月8日から新型コロナウイルスワクチンの4回目の接種をはじめ、一昨日2日の時点で、デイサービスセンターでの接種が終了し、60歳以上の4回目は累計で371名の接種が終了しました。

 60歳以上の3回目接種者数は、775名(VRS登録接種済者)ですが、この5カ月で亡くなられた方がおりますので、対象者は770名程でございます。

 よって、現在の60歳以上対象の接種率は、施設利用者や個別接種者がいますので、6割弱の接種ではないかと考えております。

 尚、集団接種は残り5日で300名程の接種を予定しており、最終的には村外での接種を含め対象者の9割程の方が接種すると予想しております。

 以上のように、当村の4回目の新型コロナウイルスワクチン接種は順調に進んでおりますが、第7波はこれまでで一番早く感染が拡大しておりますので、当村で感染が広がらないように、PCR検査キットと抗原検査キットを購入する予算も計上させていただきました。

 国は新たな行動制限を行うことは現時点では考えていないとする一方、社会経済活動と感染拡大防止の両立を維持するため、メリハリの効いた感染対策をさらに徹底する考えを示していますので、マスクの着用、手洗い、三密の回避など、基本的な感染防止対策を徹底しなければと考える次第でございます。

 今後も、村民の皆さんに情報をしっかり提供し、村民主役の村政運営に努めてまいりますので、引き続き議員各位にもご理解とご協力をお願いする次第でございます。

 それでは、今議会臨時会に提出させていただきました議案は、事件案1件、補正予算案1件であります。

議案第36号  建設工事請負契約の締結について

 この議案は、令和4年度生活基盤施設耐震化等交付金事業上生坂第1配水池築造工事について、請負契約を締結するために、地方自治法第96条第1項第5号及び、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものであります。

議案第37号  令和4年度生坂村一般会計補正予算(第2号)

 この議案は、マイナンバーカードの普及促進、脱炭素事業等の国の関係事業などに伴う補正予算で、規定の額に歳入歳出それぞれ12,663千円を追加して、総額を2,340,845千円とする補正予算であります。

 主な内容は、歳入で国庫支出金9,097千円を増額し、歳出では総務費で1,626千円、衛生費で10,537千円を増額するなどの補正となっております。

 以上の議案でございます。よろしくご審議を賜りますようお願い申し上げ、挨拶並びに議案の説明といたします。

   令和4年第2回生坂村議会臨時会の閉会の挨拶

 それでは、令和4年第2回生坂村議会臨時会の閉会にあたり、御礼のご挨拶を申し上げます。

 本日提出しました議案を慎重にご審議いただき、原案のとおりご採択いただき、誠にありがとうございました。

 さて、個人番号カード交付事業費もお認めいただきましたので、先月の全戸配布でお知らせしました通り、9月までにマイナンバーカードの交付率の大幅アップを目指して、今月から専門の職員をお願いし、元気塾、保育園、自宅などに伺い、マイナンバーカードの申請をお手伝いしてまいります。

 当村としましては、来年2月からコンビニエンスストアで住民票などが発行できる予定ですし、9月末までに申請しますと最大20,000円分のポイントがもらえますから、更に村民の皆さんに周知して交付率アップに努めてまいります。

 また、3年度続けて村民の皆さんがコロナ禍の困難な時期を乗り切るための、プレミアム率50%の「いくさかマル得商品券スーパープレミアム」を、今年度は初めて予約申し込みとさせていただきました。その予約分2,148セットを現在商工会で随時販売をしているところでございます。

 当初予算では5,000セットを計上しておりますので、最初に購入された村民の皆さんも対象に、今月26日午前10時から残りの商品券を販売させていただきますので、今のコロナ禍に加え原油価格・物価高騰などから大変な生活を守るための一助になりますことと、村内の商工業者・農業者等の支援から経済の活性化につながりますように取り組んでまいります。

 先月4日に車の「ご当地ナンバー」を、安曇野市、池田町、松川村、生坂村への導入について話し合う「安曇野ナンバー検討協議会設立会」が開かれ、4つの市町村に住む18歳以上の4,700人を対象に、現在、ご当地ナンバーの導入の是非を問う住民アンケートを行っております。

 地名の表記は国の基準で原則漢字とされていることと、漢字のほうが広く認知されていることなどから、「安曇野」は漢字で表記することになりました。

 「安曇野ナンバー」の導入により、安曇野地域の一自治体として、生坂村の知名度を向上させるとともに、産業振興、観光振興等により、4市町村が連携を強め、「安曇野」という地域ブランドを全国へ発信することに加え、我が地域の一体感の醸成と更なる活性化を目指してまいりたいと考える次第でございます。

 生坂村は、村民の皆さんで力を合わせて、山紫水明の豊かな自然と先人が築き上げてきた伝統文化も守っていかなければなりませんので、議員各位にはご健勝にて、引き続きご指導、ご鞭撻を賜ります様お願い申し上げ、閉会に当たりましての御礼のご挨拶とさせていただきます。

 本日は誠にありがとうございました。

日岐上空からの風景

▽ 毎朝出勤前恒例の撮影は、日岐の犀川対岸に行き、雨が少し降りだした上空からの風景を撮影しました。

 その他生坂村では、議会臨時会、保育園でイングリッシュランド・献立会、なのはなで水遊び、たんぽぽでこしちゃんの科学で遊ぼう、地域未来塾、B&Gで水泳教室、上土ふれあい新鮮市などが行われました。



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