8月27日(火)は雲が広がり一時的に雷を伴ってザーッと雨が強まり、蒸し暑い一日でした。
議会行政視察2日目は、福岡県那珂川市五ケ山クロスに行き、都市整備部地域振興課 鶴田課長と観光・まちづくり担当の福島さんに説明していただきました。
五ケ山クロスとは、3つの分かれたサイトの総称で、平成31年3月に完成した五ケ山ダム周辺に点在するアウトドアフィールドです。モンベルが初めて手掛ける全国初の「キャンプ場」、川遊びが楽しめる「リバーパーク」、五ケ山クロスの拠点になる「ベース」があります。
福岡都市圏から最も近いアウトドアの聖地として、豊かな自然の中でキャンプやサイクリングなどアクティビティを楽しむ事ができます。
令和元年7月30日、吉野ヶ里町と那珂川市は、互いに有する観光資源や地域特性を活かして、観光振興を図るために連携協定を締結しました。
吉野ヶ里町には、我々が午後行った日本最大規模のアウトドアパーク「アドベンチャーバレーSAGA」が令和2年5月にオープンした他、吉野ヶ里歴史公園といった文化や歴史を"学んで楽しめる”施設もあり、オススメの那珂川・吉野ヶ里観光ルートを紹介していました。
「那珂川市」「佐賀県吉野ヶ里町」は、脊振山系等の豊かな自然環境を有する、「福岡市早良区」「背振少年自然の家」と、同じお互いの資源や特性を活かして連携・協力を行いエリアの活性化を目指す協定を、令和4(2022)年3月に結びました。
4者(那珂川市、吉野ヶ里町、早良区、背振少年自然の家)が協力しながら、情報共有や相互の情報発信、豊かな自然等の地域資源を活かしたイベント実施などにより、地域活性化に取り組んでいるとのことでした。
当キャンプ場は福岡市内から車で約50分、五ケ山ダムの美しい湖畔や自然豊かな脊振山系の山々の眺望を楽しめるところでした。
そのキャンプ場のサイトの一つの「ウォールテンテッドキャンプサイト」は、L字型の壁面とテントを組み合わせた、室内設備も充実の「ウォールテンテッドキャンプ」です。
テーブル、イス、ベッド、キッチン、シャワー、トイレなどが整備され、定員は6人までで、料金は¥11,000(税込)からとなっていました。
Aサイトは、電源付きのオートサイトで、Bサイトは、デッキと電源付きのオートサイトで、Cサイトは、電源無しのオートサイトと色々なサイトがありました。
また、「ドギーキャンプサイト」は愛犬と一緒に宿泊できる電源付きのオートサイトであり、フリーサイトは、日帰り(デイキャンプ)で利用できるサイトなど、様々なお客様のニーズに対応できるサイトがありました。
その他にも、管理棟(受付・売店)、トイレ(子ども用トイレも設置しています)、コインシャワー(利用時間 7:00~22:00)、水道(お湯も使用できます)
我々が「カヤック体験」の受付をしている時には、早くも島議員だけが、高さ約8メートルのクライミングウォールに挑戦していました。
我々が出掛けるときには初心者コースだと思いますが、頂上まで登っていました。
そして我々は、五ケ山ダムを一望できる開放的な「展望デッキ」を備える五ケ山クロスの拠点の「モンベル福岡五ケ山店」に行き、ダムの湖面を活用した「カヤック体験」をさせていただきました。
ガイドの山本さん達による丁寧なレクチャーがあり、生坂ダム湖や平ダム湖よりは流れや波が少なく感じて、初めての我々でも安心してチャレンジする事ができました。
二人乗りのカヤックを漕ぎながら自然豊かな脊振山系の山々の眺望を楽しみ、あっという間に30分コースが終了してしまいました。
安定性の高いカヤックを使用して、ライフジャケットを装着し、ガイドが基本からレクチャーしてもらいましたので、安心してチャレンジできました。
カヤック体験を通じて、当村も、カヤック、カヌー、SAP、ラフティングなどウォーターアクティビティが楽しめる、犀川、生坂ダム湖、平ダム湖などがあり、平発電所は発電機の更新工事が済み、今年12月からは水を溜め出しますので、来年には平ダム湖でカヤックなどを漕ぎながら山清路の風景を楽しめることは生坂村の一つの魅力になると思いました。
ここでも島議員だけが、五ケ山ダム周辺でのサイクリングを楽しみ、道に迷い、集合時間を1時間半ほどオーバーして、スタッフの人に助けられて帰ってきました。
次に昼食を済ませ、佐賀県吉野ヶ里町に2020年にオープンした「フォレストアドベンチャー・吉野ヶ里」に行き、当施設の藤塚マネジャーにコースなどの説明を伺いました。
▽ 昼食を急いで食べた「道の駅吉野が里」の展望台から撮影した吉野ヶ里町の眺望です。
「フォレストアドベンチャー・吉野ヶ里」は、山から山へ最長約270mを滑り降りる「ジップトリップ」や手軽にマウンテンバイクが楽しめる「トレイルアドベンチャー」などここでしか遊べない様々なコンテンツが楽しめる西日本最大のアウトドアパークです。
我々が体験した「ジップトリップコース」は、西日本一の高さを誇るジップスライドで大空を翔けるコースでした。
説明を聞いて受付をした後、ハーネスを付けて、取扱いの注意事項等のビデオを見てから、具体的にハーネスとジップスライドの説明を受けて練習しました。皆さん上手に飛んでいて合格でした。
そして、地上から【高さ約40m・最長270m】のジップスライドを3本滑空するコースで、1本目の270mの最長コースはとてもドキドキしましたが、私も含め余裕のある人はロープから手を離していましたが、どうしても体が回転してしまい後ろ向きになってしまいました。
大展望の中で、山々を滑る感覚はまさに「鳥」の様でした。森の上のジップスライドが体験できるのは吉野ヶ里だけとのことです。
吉野ヶ里の森を抜け出して「空」飛び、色んなものすべてが吹き飛んだ感じで、体験料の妥当性が分かりました。
その他に、「アドベンチャーコース」は、森の高低差と特徴を生かした樹上13mの地点を遊ぶ最も難易度の高いコースで、その中でもアドベンチャーコースは『スタンダードプラン』と、難易度の高い1コース・5アクティビティを追加した『エキサイトプラン』がありました。
また、各サイトの最後には、樹上から地上まで滑り降りるジップスライドが待っているとのことです。
我々も希望者はこのコースにチャレンジする予定でしたが、スタートがかなり遅れていて、雨雲が近づいてきたので、「ジップトリップコース」だけで終了しました。
また、「キャノピーコース」は、アドベンチャーコースより高さや難易度をやや抑えているので、より幅広い方にご利用いただくことができ、お子様はもちろん初めてチャレンジする大人まで家族みんなで楽しめるとのことです。ここも各サイトの最後には、樹上から地上まで滑り降りるジップスライドが待っています。
「キッズコース」は、身長90cm以上のちびっ子から挑戦できる【お子様専用コース】で、約1m~2mの低い位置に設置しながらも、コースの作りはアドベンチャーコースと同じで、本格的なアクティビティ体験ができ、山の地形を利用したジップスライドもあり、アドベンチャーデビューにぴったりとのことです。
当村は、里山の間に幾つもの沢がありますので、地理的にはジップスライドを整備することは可能かと感じましたが、費用対効果と、その他のアクティビティコースも整備できるか、もっと研究が必要だと感じました。
当村は、里山の間に幾つもの沢がありますので、地理的にはジップスライドを整備することは可能かと感じましたが、費用対効果と、その他のアクティビティコースも整備できるか、もっと研究が必要だと感じました。
本日我々の行政視察にご対応いただきました那珂川市職員各位、モンベルの皆さん、フォレストアドベンチャー・吉野ヶ里の皆さんには感謝申し上げますとともに、各施設が益々繁盛しますことをご祈念申し上げます。
信濃十名勝「山清路」の風景①
△▽ 毎朝恒例の写真と動画は、先日青空が広がって朝日が差してきた山清路の風景を撮影しました。
本日生坂村では、中学校で第1総合テスト、児童館でマラソンクラブ、集団健康診査、歯科検診、大腸がん・前立腺がん検診、相模女子大学いくさか農泊ふれあい&体験プログラムなどが行われました。